ここのこの連絡網

そっ..と、言葉を置いていきます。

信頼は創造への道

2020-10-26 11:35:16 | 連絡網《フ》
 

「疑い」は、
「何か」や「誰か」に対して抱くものだと思っているのかな。

もし、この世界に
たくさんの「疑い」の対象があるとしたら、

それは、自分自身を『信じる』ことが出来ずにいる

ただ それだけのこと。


『これは表層の話ではないよ。』


「疑い」は、
「何か」や「誰か」に対しての不信ではないんだよ。

「疑心」は、自分自身への不信、疑惑、裏切りが
世界に反転して現れているもの。


その視点に気付いたとき、
目の前に見える世界のすべては、あなたをゆるそうとする。

自分を信じることが出来ずにいる『自分』を信じてあげられるのは『あなた』にしか出来ないことなんだよ。

焦らず、ゆっくり

今は、長い旅の道半ば。


自分への『信頼』は、この世界をジャッジしない
ありのまま、ここに存在するすべてを
『ゆるす=受け入れる=認める』
そんな、おおらかな視点をあなたに与える。

そのときあなたは自分への『信頼』を目印に、自らの内なる世界を現実へと表現してゆく創造者となる。



そっ.. と

2020-10-23 10:42:18 | 連絡網《フ》
 

魂は、常に前に進もうとしている。

今いる位置から、前に進んでいこうと螺旋の前進を続けている。

その道中には様々な試練があるのだけど、
ひとつのテーマを乗り越え尽くした最後の仕上げの『ひと声』が

自ら『ゆるす』ことなんだよ。

どれを、なにかを、じゃなく

『すべて』を。


許せるだけの納得のいく理由があるからじゃなく、相手が先に許したからでもなく、

魂に刻まれる痛みの記憶、そのすべてを解き放つこと。
自分自身で。

最後の仕上げは、自分で行うしかないんだよ。


それを望んでいる魂は、無意識に世界をゆるそうとする。

言葉の壁を越えて

2020-10-20 10:04:36 | 連絡網《ヒ》

 
 
人間は知恵があり、とても賢くて、「言葉」を理解する生き物だね。だからこそ、その賢さが仇となり「言葉」の意味に限定的な「枠」を設けたがる。

気付いている?

あなたたちは、成長する過程で身に付けてきた常識やルールに無自覚に従っていること。

辞書に書かれている意味や、皆で共通して認識している意味に縛られていると。

そしてそれが、自らの意識にも「枠」を設けていることになっていることを。


『勿体無いなあ』


我々は、人間の意識に合わせるように その接地面となる「枠」に『無制限の情報』を乗せている。

その接地面となる「枠」とは、「言葉」のこと。

思考で その「言葉」だけを受け取り、そのまま解釈した場合

我々の意図するものを真逆に捉えてしまうこともある。
真意を伝えることができない。


『「言葉」の壁を越えてくれ。』


「思考」で受け止めようとするから「枠」を越えられない。


『感じる情報』は『形のない情報』だよ、それは『心』でしか受け取ることができない。

「思考」は、『言葉』に含まれる奥行きのある情報を 常識や固定観念の「枠」で切り捨ててしまう。

これがいつまでも人間が前進できずに足踏みしてしまう原因となっている。


『『言葉』は『心』で読み解くものだ。』

ふたつは Ⅹ ひとつへ

2020-10-19 14:08:35 | 連絡網《ヒ》
意識の世界の仕組みを「現実」の世界に現すには、詩や、ファンタジーの創作物として表現する他なかったんだよ。

想像の世界を創造するには、文字や言葉を活用することがシンプルで直接的な方法。
人間は文字や言葉から情報を受け取り、理解することに長けているから。

絵も表現方法のひとつだけれど、人間は『感じる』情報から、文章を読んだときのように細かな情報を受け取り理解することはまだ難しい。


理屈ではなく思考からでもなく、なぜか『ストン・・』と どこからともなくあなたの真ん中に現れる『ワカル』という、純粋な感覚のことは、ワカルかい?

それはどこから来ているものか、気付いてほしいな。

物質は有限の世界であり、すべてに制限のある「囲いの中」に在る世界だよ。

「形ある」この世界の価値観に合わせるように、『形のない』世界は常に寄り添い 存在している。

そもそも物質世界が成り立つのは、常に非物質の世界が寄り添っているからなのよ。どちらが欠けても成り立たない。二人三脚で『ひとつ』の世界を形作っている。
それがこの世界。

それは「あなたとわたし」に分離した世界ではなく、
『あなたはわたし』の世界なの。


『形のない』世界は、「形ある」世界の歩幅に合わせて、あなたたちが「受け入れられる範囲の情報」のみ開示することを許されてきた。
常に歯がゆい思いを抱きながら。

それはなぜか。
歩みのペースは「形ある」あなたたちの世界が基準となっているから。

あなたたちが「無い」と切り捨てた「形のない世界」は、「形ある世界」では存在することも許されなかった。

「嘘だ」
「そんなのあるわけない」

疑心・・否定・・抵抗・・拒絶・・

あなたたちは『形のないもの』すべてに対して「証明しろ」と言う。


その瞬間ですら「形のない世界」は、この世界を形作るために必要な 自らの役割を果たすため、 「形ある世界」に寄り添い共に歩みを進めてきたんだ。

その姿は『無条件の愛』と表現すると良いかな。

それら『形のない世界』と「あなたたち」は、あなたの真ん中に『ストン・・』と現れる『ワカル』という感覚で、唯一繋がりを持っている。

その『ワカル』は、「思考」が介入していない瞬間に感じるもの。

『あなたは、その感覚を 覚えているかい?』



あなたたちの世界には、聖人とされる そんな人間が存在するでしょう?
彼らの姿は、わたしたちの世界観をそのまま現している。

過去の聖人たちは、人間の器で生まれるために たくさんの重石を自らの魂に背負わせ、地球の次元に合わせることで生まれてきた。
そうしなくては、あまりに魂が軽すぎて定着できなかったからだよ。
それほど地球には制限があり、重たいんだ。

その重石が何を意味するかは分かるかな?

この世界の価値観で翻訳すると
「人生における苦難や試練」となる。

人間が集合意識として、共通して抱える課題があった。
それらの課題は、人間そのものの存在自体に関わるもので あまりに根が深く、個人個人で越えられるものではなかった。

その課題の難しさを言葉で例えるなら、自分で自分の背中の毛穴の内部を、鏡も無しに見ようとする感覚に似ている。
自分を透過させ、内側から背中に意識を広げて見るような感覚かな。
無理だと思うかい?
そうだね、人間は自分自身のことは見えにくいんだ。

大多数は、見えないものを見ようとすることを無意味として、諦めてしまう。

それに、ただ「見る」だけではないんだよ。
その「見る」には、背負った課題毎に とてつもない不安や恐怖や絶望がつきまとう。
それに 人間の集合意識が抱える課題だからね、それを越えるときの抵抗も凄まじい。

そんな、人間が共有して抱える根深い課題を、ひとつの魂が束にして自らの魂に背負わせ地球に生まれてくるんだ。
そんな解放の『要』を背負った魂が、過去にも、そしてこの時代にも存在することを知ってほしい。

その者達の「形ある世界」での立場など、重要なことではない。

最も尊く価値あるものは『全体をひとつ』とした この大きな前進の流れに、無私の心で『どれだけその身を捧げたか』だけ。

過去にも、この時代にも、無名の聖人たちが地球を解放するために生まれてきている。

あなたたちの『意識』は、知らぬうちに『全体をひとつ』として解放への道を歩んでいる。その先端を、常に切り開く立場にいる魂がいることを知っていてほしい。

その者達は、自らを聖人とは思ってもいない。
あなたたちと同じ一人の人間として現実を生きている。



「形ある世界」で主導権を握る人間の「思考」はワガママだ。
その思考の「基」が何かは気付いてる?
それは魂の経験に基づいている。
魂の古い記憶、そこから生まれた癖、それにしがみつく執着、そこから変化することへのおそれ。

だから、自らで作り上げた「思考の枠」を自らで手放してゆく過程が、魂の計画の中には用意されている。

その舞台が、今 あなたの目の前にある「現実」なのよ。

あなたに必要なものは、すべて用意されている。
「良い」「悪い」の価値観は、あなたに用意された『必要なもの』を、選り好みして弾いてしまうだけよ。

『もっと信じてみて、自分自身の感覚を。』




『誤って結晶化したものは、一度、粉々に打ち砕かねばならない。』

その結晶は、人間の生臭さを含んだ「思考」が基になっている。

『打ち砕かれたその後、精錬され、再び結晶する。』

その結晶は、以前と形は同じように見えるが
まったく同じではないんだ。

人間を、一枚脱いでいるからだよ。




この世界は二元論を基に成り立っている。

『この二元の世界を、そろそろ越えていかないか。』

『きみたちは「どちらかを選ぶ」「なにかを選ぶ」という考え方が、究極の選択だと思っているんだろう?』

それは二元論を基にしているからだよ。

元を辿れば、すべての始まりは『ひとつ』
二元を越えた先に『ひとつ』が見えてくる。

越えるためには、二元の世界を体験し尽くす必要があった。
あなたたちの「頑張る」は、そのためにある。
二元の法則下では、自らの性質とは真逆の世界に身を置くことでしか、ほんとうの自分を知ることはできないから。
この法則の下では「頑張る」ことでしか『真の前進』は出来ない。

その体験の場が地球であり、体験を『実感』するために人間であることは、既にあなたは『奇跡』を受け取っているのだということを自覚するべきよ。



『争いを無くすために、あなたたちは争っている。』

『奪い合いを無くすために、あなたたちは奪い合っている。』

二元の世界では、どちらか片方を体験し尽くすことでしか『真の前進』はできないの。


当事者であるうちは苦しいね、辛いね。
だけど、その体験は魂が望んでいることなのよ。

いつまでも、その戦いに執着していてはいけないよ。
争い尽くし、奪い尽くしたら、そこから前進していかなくてはならないんだ。

痛みや苦しみを知って、『知る』から、『体験』するから、『実感』するから、次の世界が開かれるんだ。

『あなたはどんな世界を望んでいるの?』

その世界は、あまりに現状とかけ離れ過ぎていて、実現不可能だと思っているの?

あなたがそう思っているのなら、その様になる。

それがこの世界の仕組みだよ。

だから、
『あなたがほんとうに望む世界を見て。』



そんな体験の場として、「良い」も「悪い」もなく『すべて』を『受け入れている』『地球』には感謝しかないね。
ただただ『全体をひとつ』として 自らの役割を果たすためにそこに存在すること。
どんな抵抗や否定、疑いや搾取にあい、一方的に責められても、「良い」も「悪い」もなく、その『すべて』を『受け入れ』、ただただ自らの役割を果たすために存在する。

『その姿に、あなたは何を思う?』



もう、ありのままの自分を表現していく時期に来ている。

ありのままに生きるあなたの「やらなくてはならないこと」は、あなたの「やりたいこと」と一致していて、それは頑張らなくても既にあなたには実現可能なこと。

それだけあなたは、今まで「頑張ってきた人」だから。

『自分を信頼して』

この現実の舞台で、あなたに用意された『すべて』を受け入れることは、自分自身を信頼することと同じなのよ。



これは、どこかに居る
『誰か』に向けてのメッセージ。

海の子守唄

2020-10-09 11:36:21 | 日記
 
◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

目をとじると・ ねえ 
目をとじてみて・
するともうひとつの・  
そこにひとつの景色がみえる

ビー玉のなか まるい期待を散らばせて 
そこにあるのは ただのコップ
ただのガラスのコップに 魔法を注ぐ・ すると 
ただのコップが 魔法のコップ・ そこに
ただの水を注いでみると 何が起きる・ 何かが起きる
期待が生まれ
ガラスはあの日の夢をおもいだす・ 
むかしむかしの子守唄
古ぼけたお話をしましょうか
 
シュワシュワのソーダ水だった海・ うそみたいなお話
パチパチ甘くて飛び跳ねて あまりの美味しさに魚もヒトデも踊りだす
海のいのちが奏でる音にならない音たちと 
絹の泡のなめらかさ・透き通る人魚の歌声に 
ひとたび身を浸せば とろけるほどのあまい世界・ いつまでも味わえるのよ
誰もがみんな ここへ帰って来る
すべてがとろけて ひとつのあまさ・ 誰でもない 君を抱きしめ踊り続けるのよ
ただただ・ うれしくて 笑顔がこぼれて
だからずっと 
このままでいたいとおもったんだ

でも・
どうしよう どうしよう
海があまかったら どうしよう

そしたら・ 
みんなみんなが おなかいっぱい飲んじゃって・ 海が 
池になって水たまりになって 
どんどん・どんどん・小さくなって  
そのうちぜんぶ無くなっちゃう

そしたら・
みんなみんなが 虫歯になって 
痛くて痛くて・大騒ぎ
ぼくも わたしも 動物たちも・ 
ここにいる みんなみんなが泣きだしちゃって
世界中が涙で溢れて
大洪水・
またそんなことになったら 
大騒動・  
だから海は考えた

だから  
しょっぱいのさ・
だれにも飲めないようにと・ ね

むかしむかしのお話
ほんとか うそか だれにもわからない・

海はおもった・
過ちは二度と繰り返さない
海がいつまでも枯れ果てないのは それはね・ 
涙の記憶が還る場所 だからだよ
ほんとか うそか・ 
海はおもった・

地上に溢れる悲しみの記憶 そのすべてを 受け入れよう・
この世界でいちばん大きな ひとつ なのだから 
どんなにたくさんでも 平気だよ・
深い深い腹の底・ 瞳の雫の大きなひとつ
いっぱい いっぱい・ 詰め込んで
うっかり外に飛び出してしまわないように 涙のベールで隠しておこう
だけど疼くの  それが波・
空の網目 透き通る風が 
慰めるように水面を撫でる
くすぐったくて うれしくって・ 
そのときだけは 
集まる痛手も 和らいだ
 
海は言った・ 
 ないしょだよ

ほんとうに怖いものは
ほんとうはみんな優しいんだ
優しいこころを隠しもっているから あえてみんなの嫌いなカタチを選んでる
守りたい人・ あなたが
触れたら 傷つけてしまいそうだから
近づいたら 悲しませてしまいそうだから
嫌われたって いい
あなたが笑顔でいてくれるなら 
わたしはひとり見守るだけで いい
痛みも悲しみの記憶も ぜんぶ
ここへ還っておいで・ みんな・
みんな・

海の色は 鏡に映した空の色・ だれの姿
空の色は 鏡に映した海の色・ だれの心
ふたつでひとつ 
ひとつづつでは存在しえないひとつ
ぼくにはこう見える わたしにはこう見える 
君にはどうみえる

わからないでしょ わからない  
わたしのすべてを 説明しよう・ それは到底不可能なこと・
あなたのすべてを 理解しよう・ それも到底不可能なこと・
涙の理由は そこからではわからないでしょ
雨がそれを隠すから
頬を伝う涙の記憶 そこからではわからないでしょ
雨がそれを流すから

ここへおいでよ 来てごらん・
音にならない音たちが 聴こえない音色・  子守唄をうたってる
深い深い ここより深いそのまた奥底で 大きな愛が疼いてる
自らを慰める子守唄・ 
生まれた期待は 幾千も
まるい・まるい・きたいを背負い 
夢見心地にふわり・ふわりと  あるべき場所へかえってゆく
過去の幻想・ あまいあまい海の時代・ 
かつてこの星には 悲しみの涙は存在しなかったんだ

それが 海の記憶
古ぼけたむかしむかしのお話

ほんとか うそか・ 
いまとなっては だれにもわからない
 
パチ・パチ・ シュワシュワ・

いまでもこんな音が聴こえてくるよ・  それはあの頃の名残り
夢みる海の子守唄

ほんとか うそか・ 
それが無口な海の記憶 
 
慰めの子守唄

◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎