
スマホを見ながらフラフラと道路に歩み出た人が
背後からゆっくりと進んできたタクシーに気付き
タクシーを避けた
通り過ぎていくタクシーに向かってその人は
頭を『ペコリ』と下げる。
そのペコリと下げた頭から、キラキラと輝きが舞った。
そのペコリで
自らの過ちを放置せず、その場で解消させているんだ。
その『ペコリ』を行うことは、
自分の過ちを認めるという意味
誰が見ていなくても
自分に正直に生きている人は
日々、闇の自分を認め、受け入れている。
少しずつ、少しずつ、
でも着実に
闇の自分を癒し
光の自分を取り戻していく。
自らの過ちを、闇を、自らで精算している。
負を溜めない方法は、
自らの過ちを認め、受け入れていくこと。
些細なことにこそ、日々、自分に正直であることだよ。