人生道場

お互いに悩みや考えを述べ合い、それぞれの人生の糧にしませんか。

増税に苦しむ日がやってくる。(国家財政をこのようにしたのは誰だぁ)

2004-11-10 16:46:11 | Weblog
国民ひとり一人は、どれだけ増税感を感じているのだろうか。
それとも感じないほど、ゆとりがあるのだろうか。
それとも、国が困っているのだから仕方がないのだと、寛容なのだろうか。

数日前のある新聞に「一般会計の歳出・歳入と新規国債発行」のグラフが
載っていたが、それをみると、

 「 1991年から税収は落ち込み始め、ほぼ下降線の一途である。
 しかし、歳出は2000年まで上昇しているのである。2000年から
 やっと、ゆるやかな下降線になっている。税収の下降線よりも
 更にゆるやかである。
 そして、新規国債発行額は2000年から上昇している。 」

私は、その表からだけであるが、疑問に感じるのは、
 何故に、1992年から2000年まで税収が落ち込み始め、下降線を
辿っているのに歳出が抑制されるどころか、どんどん上昇し続けたのか、
である。
 もう一つは、2000年から歳出が抑制され、下降し始めているが、
 何故に、その削減が弱いのか。税収の下降線よりもゆるやかなのか、である。
そして今や歳出を税収がほぼ半分、残りの半分は新規国債発行で賄っている
といった表になっている。

これは国民の責任ではないだろう、と叫びたい。
今を含めて今までの政府与党と国家行政に係わる人たちの責任ではないのか。
そして、敢えて言うならば我々国民が無関心過ぎて、放置してきたところに
あるのではないのだろうか。 

かなり前になるが、国を食いつぶしている人達がいるとの言葉を
耳にしたことがある。
もし、そうであるなら、その人たちの排除と国家行政に係わる人々自らが、
口だけではなく、国民が納得いくだけの痛みを味わって欲しいものである。
形式ではないのだ。中身が欲しいのだ。
それが、責任の取り方の一つではないのだろうか。

我々は、無関心さから脱却し、自分のこととして関心をもって注視し、
国民ひとり一人の力の大きさを自覚して、国のあり方を考える必要が
あるのではないのだろうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿