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加計安倍問題と日大アメフの違い

2018-05-29 23:03:18 | 日記

 「日大アメフト部と安倍政権は重なって見える」。

そう思いながら、経過を見て、

大きく違っているところを感じる。

 

今回の内田監督の除名は、

反則タックルの試合後の記者の囲み取材での音声データが

内田監督の記者会見や聞き取り調査での関与否定が

嘘であると認定されるきっかけとなった。

 

安倍政権では、音声テープが

森友学園の値引き交渉や

福田事務次官のセクハラ発言で出ても、

麻生氏もセクハラや改ざんはなかったとし、

 

安倍氏も、

「ご指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございません」

「そういう事柄について、話をされたこともございませんし、私から話をしたこともございません」と関与を否定し続ける。

 

また、違反プレーをした選手や、チーム仲間は

自らの誤りを認めながらも、潔く非を認め、

監督の独裁的権力に勇敢に立ち向かった。

 

しかし、安倍政権では、実行犯である佐川氏も、柳瀬氏も

権力に盲従することを選び、

訴追される恐れがあるからと言い逃れし、

記憶にないとごまかした。

 

関東アメフ連盟は、徹底した聞き取りを行い、

ビデオや音声の証拠を精査して、公平な立場で真相解明に尽力した。

コーチの選手への傷害事件で部員が20名ほど退部したことも踏まえ、

コーチの奴隷化による、人事権を操る内田監督の実態を暴いた。

 

しかし、二階幹事長や森山国対委員長や竹下亘自民党総務会長は、

公正な第三者員会を立ち上げることもせず、

昭恵夫人や加計孝太郎氏の国会招致も拒否し続けている。

 

どうやら、森友学園や加計学園の黒塗り書類に、

二階幹事長や森山国対委員長や

身内の政治家の名前も満載のようだ。

 

膿を出し切ると繰り返しながら、

膿の本丸である安倍総理は、

どこまでも逃げ続け、

 

しどろもどろの言い逃れの中で、

ついに、「金銭の授受はない」とまでも言ってしまった。

昨年の自身の答弁の整合性を保つためでも、

まさに、犯人が追い詰められて、焦って放った自白ではないか。

昭恵夫人が籠池氏に渡した100万円を今こそ明らかにすべきではないか。

 

森友学園への国有地売却で、財務省が23日に公表した学園側との交渉記録の

妻昭恵氏付の職員の財務省問い合わせた記述については、

首相は「制度に関する問い合わせだ」

「私や妻が払い下げや認可に一切関わっていない」と繰り返す。

 

犯人の自白といえば、加計孝太郎氏である。

安倍氏との面談で、誰かが嘘をついたしかないとマスコミに叩かれ、

孝太郎氏は、加計学園の職員が嘘をついたと名乗り出た。

特区を勝ち得た見返りに、安倍氏を守るための見えすぎた嘘に、

このレベルの低い犯人の自白に、

いつまで自民党の古参議員は素知らぬ顔をしつづけるのだろうか。。。

 

今治市の菅良二市長も、面談の事実を否定し、

市の加計学園問題の交渉記録を、

「国や県に迷惑がかかってはいけない。マイナスのイメージがあってもいけないから」開示しないことも

市議たちに賄賂が配られたことも、

どういうわけか、メディアで問題にされていこなかった。

 

今治市は、土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担している。

加計側とより密接な関係を持つ今治市の記録は

県の文書と一致するのか、首相の言い分を支えるのか注目されている。

 

「この段階で市が公文書を非開示にするのはおかしい」との声が上がっている。

 

日大と安倍政権は全く違う。

日大には、権力に屈せず良心に従い行動する若き侍がいた。

彼を守ろうとする仲間や冷静に判断した両親がいた。

 

安倍政権にいるのは、

地位に女々しくしがみつくぶざまな独裁者であり、

権力に盲従し、怯える年卑しい役人の姿しか見えない。

 

 ーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーー 

愛媛から届いた安倍「いいね」文書、嘘つきなのは首相?県?

 

 

愛媛県が参院予算委員会に提出した文書。2015年に安倍首相が加計学園理事長と面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と発言したと記されている (c)朝日新聞社

愛媛県が参院予算委員会に提出した文書。2015年に安倍首相が加計学園理事長と面会した際、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と発言したと記されている (

 

中村時広・愛媛県知事の定例記者会見。「嘘というものは発言した人にとどまることなく、第三者、他人を巻き込んでいく」と話した (c)朝日新聞社

中村時広・愛媛県知事の定例記者会見。

「嘘というものは発言した人にとどまることなく、第三者、他人を巻き込んでいく」と話した (c)朝日新聞社

「日大アメフト部と安倍政権は重なって見える」。立憲民主党・辻元清美議員の言葉を借りるまでもなく、そう感じている人は多いだろう。

 選手に不本意なプレーを強いた日本大学アメリカンフットボール部の内田正人前監督らは、責任逃れの言い訳に終始し、事態の混迷に拍車をかけた。

 次々に決定的な証拠や証言を突きつけられながら、「記憶がない」と根拠のない主張を繰り返す。権力の庇護(ひご)を受け、不都合な真実から目を背ける。その姿は、国民を不信の底なし沼に引きずり込んだ日本の首相そのものだ。

 5月21日、安倍晋三首相が新たに直面したのは、愛媛県が参院に提出した27枚の文書だった。国家戦略特区という「特例措置」のもとで愛媛県今治市に今春開学した「岡山理科大学獣医学部」を巡り、愛媛県が関与した出張や面会のやり取りが記録されている。

 同学部を設置したのは、安倍首相の40年来の親友である加計孝太郎氏が理事長を務める学校法人「加計学園」だ。

 安倍首相はこれまで、特区制度を利用した獣医学部新設計画を知った時期を、加計学園が事業者として認められた昨年1月20日と説明してきた。僕が知ったのはすべて決まってから。お友達を特別扱いしていない証拠だよ──というわけだ。

 ところが愛媛県の「新文書」では、それより2年近く前の2015年2月25日、加計理事長が親友の安倍首相と面談して計画を伝え、「いいね」という返事をもらったとの記述があった。首相は計画を知り、賛同までしていたというのだ。

 詳しく見てみよう。問題の文書は「獣医師養成系大学の設置に係る加計学園関係者との打合せ会等について」。愛媛県地域政策課が作成した。加計学園から、理事長と安倍首相との面談結果等について報告したいと申し出があり、同3月3日に県と学園関係者が会合した内容を記録したものだ。

 加計学園からの報告は次のようなものだった。

(1)2月25日に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」とのコメントあり。また、柳瀬唯夫首相秘書官(当時。現経済産業審議官)から、改めて資料を提出するよう指示があったので、早急に資料を調整し、提出する予定。

(2)下村博文文部科学大臣(当時)が一歩引いたスタンスになっており、県においても、官邸への働きかけを非公式で実施いただけないかとの要望があったが、政治的な動きは難しい旨回答。

(3)検討中の大学附置施設(高度総合検査センター等)の設置には多額の費用が必要であるが、施設設置に伴う国からの補助がない中、一私学では困難であるので、国の支援が可能となる方策の検討を含め、県・市の財政支援をお願いしたい。

 文書ではさらに、翌日の3月4日には、加計側と今治市長が面会してほぼ同内容の説明があったことにもふれ、「特区提案の動向を踏まえて今治市としっかり協議を進める方針」と締めくくっている。

 安倍首相と加計氏は、ゴルフやバーベキュー、会食を楽しみ、SNSにも度々一緒の写真がアップされている。二人の関係なら、(1)の内容はごく自然にやり取りされた会話にみえる。しかし安倍首相は22日、文書の内容について記者団に問われ、根拠は一切示さないまま言い切った。

「ご指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございません」

「そういう事柄について、話をされたこともございませんし、私から話をしたこともございません」

 一方、文書の中身を真っ向から否定された愛媛県の中村時広知事は、こう応じた。

 文書が捏造(ねつぞう)ではないかとの主張が一部で広がっていることについても、こう呼びかけた。

「いちゃもんのレベル。よほどこれが事実だと困る人がいるのかな。何事も正直、真実というのを覆すことはできない。正々堂々とやりましょう」

 もし愛媛県の文書が虚偽だとすれば、面談した加計学園関係者がありもしない話をでっち上げて県に報告したか、もしくは県の担当者が虚構を創作して文書に残したか、二つに一つだ。だがどちらも当事者にとって利益があるとは思えない上、のちに発覚すれば重大なペナルティーが科せられる反則行為だ。

 一方、安倍首相本人や親友の加計氏は、この文書を真実と認めるわけにはいかない。加計学園が国家戦略特区で獣医学部の新設を進めていたことは、事業者として選ばれるまで安倍首相は全く知らなかった。そんな筋書きが根本から崩れてしまうからだ。

「加計ありきの事業だ」

「岩盤規制に開けた針の穴を通れるのは総理のお友達だけ」

 そんな野党の批判を今さら認めたくない、という首相の思いとは裏腹に、「一点の曇りもない」はずの手続きは、今や一筋の光も見いだせない暗闇に埋没しているようにみえる。(編集部・大平誠)

AERA 2018年6月4日号より抜粋

 

加計問題

「面会なかった」学園コメントに今治市長が擁護

 
菅良二今治市長=今治市役所で2018年5月29日、松倉展人撮影

 

記者会見で「モチベーション上げるつもりでは…」と

 学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長が獣医学部新設を巡り安倍晋三首相に面会したとする愛媛県の新文書に関し、

「(面会は)実際なかった」と否定した学園コメントについて、

同県今治市の菅良二市長は29日の記者会見で、

「(新設の)モチベーションを上げるつもりがあったのではないか」と学園を擁護した。

 菅市長は、当時受けた報告については「当時、構造改革特区での獣医学部新設が何度も退けられ、(自分にとっては)理事長と総理の面会はそれほどの興味がない話だった」と説明。学園に補助金を支出する自治体として、虚偽報告に抗議する考えがないか問われると「いずれおわびに来られるだろう。3年前のことを掘り下げるより、前を向いて進めたい」と繰り返した。

 愛媛県の中村時広知事は「偽りの報告をしたのであれば、まず関係者に謝罪し、責任者が記者会見するのが常識だ。(それがないのは)あり得ない」と学園を批判しており、知事と市長で対応の違いが鮮明になっている。【松倉展人】

安倍首相“加計ありき”ではない、国会集中審議

 森友・加計学園問題などをめぐり、国会では集中審議が開かれていて、安倍総理は加計学園の獣医学部新設について改めて「加計ありき」ではなかったと述べました。国会記者会館から報告です。

 加計学園の獣医学部新設計画をめぐり「文書が残っている」とする野党議員に安倍総理は「ストーリー」だと反論し、委員会室が騒然となりました。

 

 「総理のご意向だという文書が残っており、萩生田副長官ご発言概要には“総理は平成30年4月開学とおしりをきっていた”と言っている。これ、みんな残っている文書です。総理の言っている反論は全部『言ってません』『やってません』『関わっていません』、全く反証になっていません。こんなこと総理、どうやってこれで真相解明になるんですか」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 「これは今、委員が作られたストーリーなんだろう」(安倍首相)

 

 審議は一時ストップしましたが、安倍総理は「加計ありきということでは全くない」と改めて強調しました。

 

 また、3年前の2月、加計理事長と面会し獣医学部新設計画を話し合ったと記載された愛媛県の文書について、安倍総理は「今治の市長も言っているように伝聞の伝聞を書いたということだ」と指摘しました。その上で福山議員が「内閣不信任決議案を提出したら受けてたつのか」と質したのに対して、安倍総理は「仮定の質問には答えられない」と述べるにとどめました。

 

Q.野党側は今後、どのように政府与党を追及する方針なのでしょうか。

 

 野党側は加計理事長や愛媛県の中村知事の国会招致を求め攻勢を強めたい考えです。

 

 「総理自身が真相を薮の中に押し込んでいる感じがして、全く真相究明には至りませんでしたし、中村愛媛県知事と加計孝太郎理事長の証人喚問は不可避だと考えました」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 2015年2月の加計理事長との面会を安倍総理が全面否定したことから、証人喚問要求とさらなる集中審議を要求していますが、会期末まで残り1か月を切る中でどこまで追及できるのか不透明です。

 

 

安倍首相“加計ありき”ではない、国会集中審議

 森友・加計学園問題などをめぐり、国会では集中審議が開かれていて、安倍総理は加計学園の獣医学部新設について改めて「加計ありき」ではなかったと述べました。国会記者会館から報告です。

 加計学園の獣医学部新設計画をめぐり「文書が残っている」とする野党議員に安倍総理は「ストーリー」だと反論し、委員会室が騒然となりました。

 

 「総理のご意向だという文書が残っており、萩生田副長官ご発言概要には“総理は平成30年4月開学とおしりをきっていた”と言っている。これ、みんな残っている文書です。総理の言っている反論は全部『言ってません』『やってません』『関わっていません』、全く反証になっていません。こんなこと総理、どうやってこれで真相解明になるんですか」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 「これは今、委員が作られたストーリーなんだろう」(安倍首相)

 

 審議は一時ストップしましたが、安倍総理は「加計ありきということでは全くない」と改めて強調しました。

 

 また、3年前の2月、加計理事長と面会し獣医学部新設計画を話し合ったと記載された愛媛県の文書について、安倍総理は「今治の市長も言っているように伝聞の伝聞を書いたということだ」と指摘しました。その上で福山議員が「内閣不信任決議案を提出したら受けてたつのか」と質したのに対して、安倍総理は「仮定の質問には答えられない」と述べるにとどめました。

 

Q.野党側は今後、どのように政府与党を追及する方針なのでしょうか。

 

 野党側は加計理事長や愛媛県の中村知事の国会招致を求め攻勢を強めたい考えです。

 

 「総理自身が真相を薮の中に押し込んでいる感じがして、全く真相究明には至りませんでしたし、中村愛媛県知事と加計孝太郎理事長の証人喚問は不可避だと考えました」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 

 2015年2月の加計理事長との面会を安倍総理が全面否定したことから、証人喚問要求とさらなる集中審議を要求していますが、会期末まで残り1か月を切る中でどこまで追及できるのか不透明です。

「加計氏会った会わない無関係」特区認定で

 
衆院予算委で長妻昭氏の指摘を否定する安倍晋三首相=国会内で2018年5月28日午後2時32分、和田大典撮影

 

 安倍晋三首相は28日の衆参両院の予算委員会集中審議で、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡り、愛媛県文書に記載されている2015年2月25日の加計孝太郎理事長との面会について

「お会いしたことはない」と改めて否定した。

文書については「(学園関係者からの)伝聞の伝聞に過ぎない」と信ぴょう性に疑義を呈し、国家戦略特区の認定に「私と加計氏が会ったか会わなかったかは全く関わりがない」と強調した。

 県文書を巡っては、学園が26日に「担当者が実際にはなかった面会を引き合いに出し県と(今治)市に誤った情報を与えた」とのコメントを発表した。

首相は予算委でこれらを繰り返し引用して面会を否定。発表について学園から事前に連絡はなかったと語った。

 15年2月25日前後に加計氏と電話したかについて、首相は「3年前に友人と電話で話したかどうかについては正確にお答えすることはできない」と述べた。ただ、問題が浮上した昨年以降は電話を含めて話していないと説明した。

 一方、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡っては、財務省が23日に公表した学園側との交渉記録に、首相の妻昭恵氏付の職員が財務省に問い合わせた記述がある。

首相は「制度に関する問い合わせだ」と問題はなかったとの認識を示し、「私や妻が払い下げや認可に一切関わっていない」と繰り返した。ただ、麻生太郎副総理兼財務相は、交渉記録に関し「また出てくるかもしれない。見つかったものは全て提出した」と述べ、さらに見つかる可能性に触れた。

 首相はこれまで「私や妻、事務所が関わっていれば、首相も国会議員も辞める」と否定してきた。しかし、この日は「贈収賄は全くない、という文脈で一切関わっていないと申し上げた」と説明。「関与」の範囲を贈収賄に問われるような場合に限定したとみられる。

 野党は交渉記録の廃棄や決裁文書改ざんの責任を取って麻生氏を辞任させるよう要求。首相は「組織を立て直し、国民の信頼を回復することによって責任を果たしてもらいたい」と語り、引責辞任は必要ないと表明した。

 ただ、加計、森友問題の一連の不祥事の「うみ」を出し切れたかと追及されると「まだ国民は、そうは考えていないだろうと思う」と述べた。【松倉佑輔】

 

 

安倍総理の膿と向き合う

2018-05-29 17:47:34 | 日記

 

 

安倍総理も麻生財務相も、関与を否定し、責任をとらず、組織の非をお詫びする。

この3段階の論法に、堂々巡りの負けいくさを国民は強いられている。

 

「小さな話であろうと大きな話であろうと、

決裁のおりた文書を書き換えるとか、すりかえるとか、さしかえるとかいう状況は、

きわめて由々しきことで、深くおわび申し上げねばならない」

 

詫びなければならない極めて由々しきことをしていることを認めているわけだ。

 

しかし、その本人が言う由々しきことを、

「バツをマルにしたとか、白を黒にしたとかいうような、いわゆる改ざんとか、

そういった悪質なものではない」と述べ、「書き換え」の方が適切である」

と言って、悪質ではないと言い逃れようとし、

 

部下のしたゆゆしきことの地震の監督責任について、

「考えていない」と改めて辞任を否定。

 

安倍内閣では1+1が2にならない。

小学生でもわかる、

普通の論理が通らないのだ。

 

財務省はまた、大失敗をしでかした。

4000枚の森友文章の黒塗りを、ホームページで公開したが、

印刷をしてからスキャンして、デジタル化するろころ、

そのままデジタルで出したために、

黒塗り部分の情報も公表されてしまったのだ。

 

その内容は、

稲田朋美元防衛相の夫である稲田龍示弁護士と二階幹事長の名前だった。

 

財務省はそれに気づき、約3時間後にすべて削除。

24日未明にあらためて公表した。

稲田氏や二階幹事長が、森友学園と関わり合ったことに

やましいことがなければ、削除する必要はない。

 

加計孝太郎氏も慌ててミスを犯してしまった。

マスコミでながれる、『3人のうち誰が嘘をついているのか?』

報道に答えて、『加計学院の職員が嘘をついた』と発表したのだ。

 

2017年8月24日、ワインセラーなど設計図に関する質問に対して

回答した時は、広報担当の相談役の氏名と連絡先が明記されていた。

今回はあわてて、誰がファックスしたのかの名前もなければ、

どの担当者が嘘をついたとの説明もなく、

一緒に特区申請に取り組んだ愛媛県と今治市に対して、

嘘をついたことの謝罪もない。

 

まさに、犯罪者が証拠隠滅に珍走する姿だ。

 

加戸守行氏が1999年に愛媛県知事に初当選した時、

都市開発に取り組んだが失敗。

鳥フル、口蹄病の流行で、加計学園とタグを組み、

 

文科省、農水省、獣医師会の反対を権力でねじ伏せたのが

安倍総理の国家戦略の特区認定だった。

 

内閣府の藤原豊地方創生推進室次長(当時)、

官邸で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)、

下村文科大臣の力を借りて、加計孝太郎氏は

国家最高権力で、獣医学部親切にこぎつける。

 

安倍総理も、度重なる国会での追求に

ボロを出し始めた。

 

「国有地の払い下げやあるいはまた認可に

一切かかわっていないということは申し上げたが、

お金のやりとりがあって頼まれて行政に働きかけをやったわけではない」

 

自ら『お金のやりとり』を必死に否定する

その不自然さに、新たな疑惑の

前触れを感じる。

 

土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担する今治市は、

今治市は、市民に税負担をしいりながら、

加計学園と共犯者であるため、当時の記録を一切公表していない。

 

犯罪に手を染めた市長が居座る限り、

文書公開もならず、

真相は解明されないだろう。

 

地位に恋々執着し、3選されることしか考えていない安倍首相を

守るために多くの役人が犯罪的行為に手を染め、自殺者までだし、

虚偽答弁を続けている。

 

お利口なマスコミやタレントは、安倍批判をやめ、

国民は森加計問題に興味を失い

『すべてはでっち上げだ』と、ゴテゴテの虚偽答弁を繰り返し、

安倍麻生氏は逃げ切ろうとしている。

 

中尾彬さんが、ズバリと言った。

『安倍さん自体が膿なんだろ?というふうに私はとっていますけどね」

。。。「安倍さん怒れないと言ってたでしょ。それは怒れないはずですよ。

自分で書いた(ストーリー)だもん」。。。

 

この安倍総理の作り話は、

いったいいつまで

続くのだろうか。。。

 

ーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーー

森友文書「改ざんとか、悪質なものでない」 麻生財務相

2018年5月29日13時32分

 財務省森友学園との取引をめぐる決裁文書を改ざんしたことについて、

麻生太郎財務相は29日午前の衆院財務金融委員会で、

「悪質なものではない」と述べた。

・・・財務省が今回の問題を「書き換え」と表現していることを批判し、

「改ざん」という言葉を使うべきだと追及した。

これに対し、麻生氏は

「バツをマルにしたとか、白を黒にしたとかいうような、いわゆる改ざんとか、

そういった悪質なものではない」と述べ、「書き換え」の方が適切との認識を示した。

 

 一方で、直後には「小さな話であろうと大きな話であろうと、

決裁のおりた文書を書き換えるとか、すりかえるとか、さしかえるとかいう状況は、

きわめて由々しきことで、深くおわび申し上げねばならない」とも述べた。

 

。。。改ざん問題の調査や関係職員の処分の終了後の進退を問われたが、

「考えていない」と改めて辞任を否定。学園への国有地売却で、

近畿財務局大阪航空局に対し、値引きの根拠となるごみの撤去費用を

見積もる範囲を広げるように提案していたことについても、正当な手続きだったという考えを示した。・・・

森友4000枚文書黒塗り剥がすと、

稲田元防衛相の夫や二階幹事長の名前

財務省痛恨のミス 

  日本の頭脳である財務省官僚が、またもや大失態をしでかした。

財務省は23日、約4000ページにのぼる森友学園との交渉記録や改ざん前の決裁文書をホームページで公開した。

ところが、約3時間後の同日夕にすべて削除。24日未明にあらためて公表した。

その理由は、資料の一部について

「マスキングした情報が一定の操作により閲覧し得る状態となっておりました」からだという。

【公開】森友“黒塗り“文書、黒塗りを外した画像はこちら

 もちろん、情報公開された文書をマスキングすることは、プライバシー保護などの理由があれば

一定の条件のもとで認められている。だが、財務省のやり方はまずかった。

「財務省の官僚は、黒塗りのマスキングするときにパソコンで作業したのでしょう。

 

ただ、元のデータを消さずにそのまま塗りつぶしたので、

隠すべき部分がデータとして文書に残ったままになっていた。

こういったミスを避けるため、普通は紙に印刷をしてからスキャンして、

デジタル化するものなのですが……」(野党関係者)



 本誌は財務省が最初に公表した文書を入手。黒塗りを取り除く作業は、

パソコン上で驚くほど簡単にできた。そこで中身を精査すると、

またもや財務省による安倍政権への“忖度”と思われる部分があったのだ。



 森友学園は15年5月に将来の土地買取りを前提とした賃貸契約を締結。

ただ、その後に籠池泰典・前理事長や妻の諄子氏は、

学園が建て替えていた小学校建設のための土地改良費の早期支払いを近畿財務局に要求していた。

安倍昭恵首相夫人にも相談し、昭恵夫人付き職員(当時)の谷査恵子氏が

財務省に籠池夫妻の主張を伝えるなど、政治的な圧力を強めていた。



 年があけても学園と財務省の協議は平行線だった。そこで、

諄子氏は16年1月8日に近畿財務局に電話をかけ、「知り合いの弁護士」と話し合いをすることを提案。

その弁護士とは、稲田朋美元防衛相の夫である稲田龍示弁護士だったのだ。

財務省が公表した資料では、稲田氏の名前はすべて黒塗りにされていた(写真参照)。

 


 これだけではない。会話記録とは別に、財務局の担当者は〈参考〉と題したメモを記していた。

そのほとんどがマスキングされていたが、黒塗りをはがすとこんなことが書かれていた。

 

<稲田龍示弁護士は自民党の稲田朋美政調会長のご主人。

稲田朋美政調会長は、第2次安倍内閣発足時に行政改革担当相となり、

一昨年9月には党三役に抜擢。二階俊博政務会長と親密な関係>



 そのほか、同年1月27日に、近畿財務局や大阪航空局の担当者6人が、

稲田氏の事務所を訪問した記録も残されている。籠池夫妻も同席するなか、

稲田弁護士は冒頭にこんな話をしていた。

<過去から籠池理事長とはお付き合いがあり、尊敬している。

(中略)今回の件をお聞きして、複雑な話になっているとは感じたが、

理事長が教育者として努力していることも承知しており、

これまでの国の対応に不信感を持っていることについては、

法律的な観点ではなく心情的に理解できるもの>



<本件について、今後、顧問弁護士を引き受ける可能性もあるが、

本日時点では事件受任している立場にはない。本日は同席させていただいて、

理事長からのお話を一緒に伺うという立場であることを申し上げる>



 そしてその後には、同席した近畿財務局の担当者が書いたと思われるメモがあった。

<※稲田弁護士は、定期借地契約書の写しを手元に持っている様子だった>

(財務省公表資料では、稲田氏の名前部分は黒塗り。以下、同じ)



 同年2月5日の記録では、籠池夫妻の主張と稲田弁護士の意見が合わず、

諄子氏は<稲田先生とはもう縁を切った>と述べたことも、メモに残されている。



 28日の参院予算委員会の集中審議では、共産党の小池晃参院議員が、

稲田弁護士の名前を隠したことについて「なんで黒塗りにしなければいけないのか」と追及。

財務省の太田理財局長は「情報公開法にしたがってマスキングして提出させていただいた。

何が書いてあるのかについてはお答えをしかねる」と苦しい弁明を余儀なくされた。



 安倍首相は稲田弁護士の名前が黒塗りされていたことについて、

「稲田議員のご主人が弁護士として関わっていたということはすでに明らかになってることで、

稲田さんが二階さんと親しいということは隠すことでもない。

私としてはむしろ全部出していただいたほうがよかったと思う」と述べた。

 財務省の初歩的ミスで明らかになった稲田氏の名前。

これも財務省官僚による新たな“忖度”なのか。4000ページもの文書が公開されても、

いまだ明らかになっていない情報があることだけは間違いない。

(今西憲之/AERA dot.編集部・西岡千史)

 

黒塗り部分は、稲田氏夫 

「森友顧問になる可能性」発言

2018年5月29日07時54分

 森友学園への国有地売却問題で、学園側と近畿財務局が2016年1月に協議した際、

同席した稲田朋美防衛相の夫が「(学園の)顧問弁護士を引き受ける可能性もある」と発言したと記した、

 

財務省の交渉記録を朝日新聞が入手した。稲田氏の夫は弁護士。

同省が公表した交渉記録では、弁護士の名前を黒塗りにしていた。

これまで稲田氏は「夫は土地売却には全く関与していない」と答弁している。

 学園は15年5月、将来の売買を前提とした土地の貸し付け契約を結んだ。

記録によると、それから約8カ月後の16年1月27日に、

学園が立て替えていた土地改良費の支払いや貸付料などについて近畿財務局側と協議。

朝日新聞が入手した黒塗りのない記録によると、稲田氏の夫、龍示氏が同席したと記されていた。

 

 

【森友学園・加計学園問題】

痴劣な“ストーリー”を描いているのは誰なのか

作られたストーリー?

 安倍晋三首相は5月28日の参議院予算委員会集中審議で

立憲民主党の福山哲郎議員対してこう述べ、委員会を騒然とさせた。

福山氏は愛媛県文書に記載されている安倍首相と加計学園の加計孝太郎理事長が面談したという2015年2月25日から安倍首相が加計学園が獣医学部新設を特区申請していたという事実を「初めて知った」とする2017年1月20日までの事実を挙げ、「これらはみんな残っている文書だ。総理関係者の官邸は、みんな総理にこのことを報告しないで勝手に動いたのか」と質問した。

集中審議2日前に送られたファックス

 果たしてこれは安倍首相の言う通り、野党のひとりの議員が作ったストーリーなのか。それにしても不思議な点は、この集中審議に合わせるかのようにその2日前の5月26日に各マスコミに送られた加計学園のファックスだ。

「当時は、獣医学部設置の動きが一時停滞していた時期であり、何らかの打開策を探しておりました。そのような状況の中で、構造改革特区から国家戦略特区を用いた申請にきりかえれば、活路を見いだせるのではないかとの考えから、当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と市に間違った情報を与えてしまったように思うとの事でした。その結果、当時の担当者の不適切な発言が関係者の皆様に、ご迷惑をおかけしてしまったことについて、深くお詫び申し上げます」

 奇妙な点は送信元として「加計学園秘書室」が登録されているものの、

ファックスの差出人の氏名が書かれていないことだ。

2017年8月24日にワインセラーなど設計図に関する質問に対して回答した時は、

広報担当の相談役の氏名と連絡先が明記されていた。

しかし今回のファックスはいったい誰が作った文章かはわからず、

さらには間違った情報を愛媛県や今治市に教えた「担当者」が誰なのか氏名も記載がない。

よほど慌てていたのか、あるいは慌てざるをえない理由でもあったのか。

 

なぜ愛媛県や今治市に「嘘」をつかなければならないのか

 さらに理解不能なのは、加計学園の当時の担当者が愛媛県と今治市に

「間違った情報」を与えてしまったにもかかわらず、

それを愛媛県にも今治市にも報告・謝罪していないことだ。

 

 そもそも愛媛県、今治市そして加計学園にとって、獣医学部設立とは何だったのか。

愛媛県の加戸守行前知事によれば、それは“悲願”だということになる。

 

 加戸氏が1999年に愛媛県知事に初当選した時、

いちばんに取り組んだのが今治市の都市開発事業だった。

経営マネジメント部を誘致しようとしたが、計画は途中で頓挫。

その一方でBSE問題や鳥インフルエンザ、そして口蹄疫の発生などで、獣医師不足に泣いたという。

 

 そこに2007年に話が出たのが、岡山理科大学の獣医学部構想だった。

「新都市開発と獣医師不足を一気に解消できる、

まさに渡りに船だった」と加戸氏は述懐している。

 

 しかし加戸氏の古巣である文科省のみならず、農水省も獣医師会も

獣医学部新設に猛反対。そこで目を付けたのが特区制度だった。

福田内閣時代の2007年末に構造特区に申請して以来、

やはり獣医師会の力が強く、なかなか門戸は開かれなかったという。

 

 そうした辛苦を共に乗り越えてきた愛媛県、今治市と加計学園。

それなのに加計学園が愛媛県と今治市に虚偽の話をもちかけるだろうか。

 

 もっとも加戸氏によれば、愛媛県文書の中のその箇所は

加計学園からの「聞き書き」ということで、真実性の保障はできないということになる。

しかしそれならば、愛媛県が2015年4月2日に

 

内閣府で藤原豊地方創生推進室次長(当時)、

官邸で柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面談したメモにも

「先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、

下村文科大臣が加計学園は課題への回答もないのでけしからんといっているとの発言があった」

と記されており、これをNHKがすでに4月9日に報道している。

この情報が加計学園の担当者からもたらされたことは明らかなのに、

なぜ加計学園はこの時に訂正しなかったのか。

 

変化する首相の答弁

 同日午後の衆議院予算委員会では、安倍首相は公明党の浜村進議員に対してこう述べた。

「国有地の払い下げやあるいはまた認可に一切かかわっていないということは申し上げたが、

 

お金のやりとりがあって頼まれて行政に働きかけをやったわけではない」

 もちろんお金のやりとりがあって行政に働きかけていたのなら、

昭恵夫人は公務員ではないので収賄罪に該当しないとしても、

許されない行為であることは間違いない。

だがかつての答弁は、「私や妻が(土地取得に)関係があったのなら、総理も議員も辞める」というもので、

「金銭の授受」は含まれてはいなかった。今回の答弁は「金銭の授受」を入れることで、その範囲がぐっと狭まった。

 

 国会での発言は議事録に記録され、その矛盾も明らかにされる。

野党の一議員はともかく、首相の答弁となると、事前に相当の打ち合わせがあったはずだ。

 安直に「疑念は深まった」とは言いたくはないが、

疑念を晴らすどころかわざわざ新しい疑念を生み出している。

そのストーリーを描いている人物こそ、国会を混乱させ国民を愚弄しているのではないだろうか。

 

安倍政権がついに詰む?もう一つの「爆弾文書」とは


首相官邸で記者団の質問に答え、

加計氏との面会を否定した安倍首相。

官邸の面会記録はすでに破棄されたという (c)朝日新聞社

 愛媛県の文書にあった安倍首相の「いいね」。
加計学園の特区選定に疑念を感じない国民は今や少数派だ。
根拠も示さず証拠や証言を否定する首相の姿勢が、この国のあちこちに投影されてしまっている。


*  *  *


あの文書が出てくれば、「詰む」──。国会でそうささやかれるのが、

加計学園や官邸関係者との一連のやりとりについて、今治市が記録した文書だ。

 

土地を無償譲渡し、補助金も県の2倍を負担する今治市は、

加計側とより密接な関係を持つ。

その記録は県の文書と一致するのか、首相の言い分を支えるのか。

首相にとってとどめの一撃となる可能性がある。



今治市は25日現在、文書を開示していない。菅良二市長はその理由をこう説明する。

「国や県に迷惑がかかってはいけない。マイナスのイメージがあってもいけないから」

05年から今治市長を1期務めた越智忍愛媛県議会議員(60)は

「この段階で市が公文書を非開示にするのはおかしい」と指摘する。

 

 

「獣医学部自体には賛成だけど、経緯に不明朗な点が多すぎます。

本来は認められないものを認めるのが特区なんだから、

『総理と長年おつきあいがあって学校をたくさん経営している人物なら間違いないと決めた』と

最初の段階で明言すればよかった。


批判は出るだろうけど、国の特区でやるのに総理の意向が働いてもいいというのも正論でしょう。

でも最初の作文を間違えて、ちょこちょこほころびが出るたびに大騒ぎして行政の信頼を損ねている。

やましくない人はちゃんと話しているけど、隠して話さないと逆にやましいことがあると思われてしまいますよね」



 そもそもこの事案は「構造改革特区」として今治市と県が07年から申請を続け、

15連敗した経緯がある。隠し立てをする必要はないはずだ。



「堂々と勝ち、堂々と負けよ」 関西学院大学アメフト部は、

この一節を核とする詩をメンバーで朗読し、試合に臨む。

心ならずも危険なタックルで同校のクオーターバックを傷つけてしまった日大の宮川泰介選手もまた、

謝罪会見では見る者の胸を熱くするような誠意を、堂々たる態度で見せた。



 一方、地位に恋々とする安倍首相を守るために

多くの役人が犯罪的行為に手を染め、命を絶ち、

国権の最高機関で虚偽答弁を繰り返しては国民に尻を向けたまま

不名誉な退場を繰り返している。国を支える組織も、民の心も傷つきすぎた。

 安倍首相よ。最後ぐらい堂々と負けよ。(編集部・大平誠)

AERA 2018年6月4日号より抜粋

  

俳優の中尾彬さん(75)が2018年5月29日放送の情報番組「グッド!モーニング」テレビ朝日系で、

加計学園問題の国会審議をめぐり「安倍さん自体が膿なんだろ」と安倍晋三首相を批判した。・・・

安倍首相「私は常に平然としています」

「総理の言っている反論は全部『言っていません』『やっていません』『かかわっていません』。まったく反証になっていません」(立憲民主党・福山哲郎参院議員)
「これは今、委員が作られたストーリーなんだろうと」(安倍首相)
「ストーリーじゃないよ!」(福山氏)

5月28日の参院予算委員会で、加計学園の獣医学部新設をめぐる集中審議がまたも紛糾した。

総理はなぜ、愛媛県にウソの説明をした学園側に怒らないのか――。

野党議員から、そんな疑問の声が相次いだのだ。

愛媛県は21日、加計学園から「3年前の2月25日に加計孝太郎理事長が安倍総理と面談した」

などとする報告を受けていたと公表した。

安倍首相は22日「ご指摘の日に会ったことはない」と否定した。

 

加計学園はこれを受け、26日に

「当時の担当者が実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出した」

と謝罪するファクスをマスコミに送付。首相は28日の審議で、

改めて15年2月25日に加計理事長と「会っていません」と否定した。

 

翌29日放送の「グッド!モーニング」では、

「野党からは名前を勝手に使われた形の総理が何も反応しないのはおかしいと疑問の声があがりました」

とナレーションで説明。次のように具体的な論戦の模様を伝えた。

 

・・・「総理がかんかんに怒らなければいけないはずなんですよ。

加計の言っていることが真実ではなくて総理自らをかばうものだ

ということをご存じだから平然としているのじゃないですか」と追及。首相はこれに、

 

「私は常に平然としています。加計学園のコメントによれば、

加計理事長ではなく当時の担当者が実際にはなかった面会を引き合いに出し、

県と市に誤った情報を与えてしまったように思うとのこと。それ以上私にはコメントのしようがない」

と答弁した。

 

「膿を出し切ったとはとてもならない」

こうした集中審議の模様に、番組では

岸博幸・慶大大学院教授。。。は「安倍総理は加計・森友について

膿をすべて出し切ると以前おっしゃった。その心がけは良かったと思う」

。。。

中尾さんは。。。「私は膿を出し切ったというけど、

安倍さん自体が膿なんだろ?というふうに私はとっていますけどね」

。。。「安倍さん怒れないと言ってたでしょ。それは怒れないはずですよ。

自分で書いたものだもん」。。。

 

安倍総理の「辟易作戦」

 大方の人はモリカケに関する安倍総理の国会答弁を聞いていると辟易してくるでしょう。

平気でごまかし答弁を繰り返し、隣の麻生大臣とにやにやと笑いあっている姿、

まさに質問者の後ろにいる国民を馬鹿にしているとしか思えません。

 

 なぜ平気でこうしたごまかし答弁を繰り返すのかを考えると、

これは安倍総理の「辟易作戦」ではないかと思えてきました。

つまりテレビ中継を見ている人が安倍総理の答弁に「辟易」してスイッチを切る。

そうさせるための高度で悪質な作戦なのではないでしょうか。

 

。。。「そんな質問をしているから野党は支持率が上がらないのだ」といった

質問とは関係のない逆襲で時間を稼ぎ、居直り続け、

そして今のモリカケ答弁になっています。

 

 私が、初めて予算委員会で質問した自民党総理は竹下総理でした。

地価の高騰についての議論をし、その後土地基本法などについて

いろいろと相談するようになりました。

 

与野党に分かれていましたが、大変勉強になりました。

残念ながら今の安倍総理に質問する若手議員にとって、

安倍総理から学ぶのは答弁のごまかし方だけではないでしょうか。

 

 安倍総理の「辟易作戦」にごまかされないで、
 
安倍忖度政治の真実に迫っていきましょう。

地に落ちたのは安倍首相の信用なのか、国民のモラルなのか

2018-05-25 20:08:31 | 日記

籠池夫妻が釈放された。

森友加計問題を幕引きしようとしている安倍政権は

このまま逃げ切るだろうか。

 

一連の書類の開示で、安倍首相の信用は、

地に落ちたようにうるるも、自民は逃げ切る安倍政権を

サポートする姿勢は変わらない。

 

国民全体のモラルの低下があるのではないか。

民主主義の根底にある国民の知る真実を

私たちは主張しつづけなければならないと思う。

 

ーーーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーーーー

麻生大臣、森友文書廃棄で謝罪 辞任と昭恵氏関与は否定

2018年5月25日11時30分 財務省森友学園との交渉記録を意図的に廃棄していた問題について、麻生太郎財務相は25日の閣議後会見で謝罪し、「関与した職員に対する処分を行う」と明言した。麻生氏の辞任を求める声が高まっているが、「一連の問題にきちんと対応することをもって引き続き職責を果たしていきたい」と否定した。

 麻生氏は「国会答弁が事実と異なっていた。極めてゆゆしきことで深くおわび申し上げる」と謝罪。当時の理財局長だった佐川宣寿・前国税庁長官の関与など詳しい経緯を調査したうえで、関わった職員を処分する考えを示した。

 交渉記録には、安倍晋三首相の妻、昭恵氏付の政府職員が学園側への優遇措置について照会したメモも含まれていた。しかし、麻生氏は「安倍昭恵という人の影響を受けて、それに対応して安くするとか高くするとかという意味での関連は全くなかった」と昭恵氏の関与を否定した。学園側が昭恵氏の写真を財務省に示したとされる際の記録がなかった点についても、「別に不思議に感じなかった」と話した。再調査については「今の段階で考えていない。今回出した資料が答えだ」と述べた。

 

 

 

http://blogos.com/article/299367/

 

昭恵夫人が関与していた動かぬ証拠。

昭恵夫人が関与していた動かぬ証拠。
昭恵夫人に対する私信の中身を、夫人の指示なく谷さえこ氏が財務省に照会出来るわけもなく。

私や妻が関わっていたら、総理も国会議員もやめる

やめてもらいましょう!

【第18回 財務省「森友文書」改ざん問題野党合同ヒアリング資料】

 

これだけウソを並べる政権が戦後あったか

加計新文書でわかる安倍首相のウソ

政治・社会 2018.5.25 #社説 #安倍晋三愛媛県と安倍首相 どっちが本当なのか

ウソをつきまくる安倍政権のひどさに怒りを忘れてはならない。

学校法人・加計学園の獣医学部新設をめぐって愛媛県が5月21日、

新たな記録文書を国会(参院)に提出した。

その加計新文書の中から

「加計学園の加計孝太郎理事長が、安倍晋三首相と2015年2月25日に面会し、学部の新設計画を説明した」

「安倍首相はそういう新しい獣医大学の考えはいいねなどと語った」との記載が見つかったのである。

安倍首相はこれまで国会で

「私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もない」

「獣医学部新設に関して相談や依頼があったことは一切ない」と答弁し、

さらに加計学園の獣医学部新設の計画を知ったのは「国家戦略特区諮問会議で

加計学園が学部設置の事業者に決まった2017年1月20日だ」とも説明していた。

 

加計新文書と安倍首相の答弁は大きく食い違う。どっちが本当なのだろうか。

2018年5月22日、記者団の取材に応じる愛媛県の中村時広知事。
 
加計学園問題をめぐり、愛媛県が国会に提出した同学園の加計孝太郎理事長が
安倍晋三首相と面談したとする文書で、首相は加計氏に
「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と述べたとされている。(写真=時事通信フォト)

真実を語るチャンスを逃すな

加計新文書の内容に対し、安倍首相は22日、首相官邸で記者団に

「ご指摘の日に加計孝太郎理事長と会ったことはございません。

念のために昨日、官邸の記録を調べたところ、確認できませんでした」

ときっぱりと答え、否定していた。

記者団とのやり取りは、テレビでも放映されたので見た方も多いと思うが、

あそこまで明確に否定できる自信はどこから生まれるのだろうかと思う。

口調ははっきりしていたものの、表情はどこかうつろだった。

政治家がウソをつくのはいまに始まったことではない。

沙鴎一歩が現役の事件記者のころだから30年以上も前の話になる。

リクルート事件でリクルートコスモス社の未公開株の譲渡を受けたと思われる政治家を

一人ずつ夜討ち朝駆けしながら取材したことがあった。

最初はどの政治家も「知らない」と全面否定していた。

しかし二度、三度と自宅や議員宿舎に足を運ぶうちに

「調べてみたら秘書が譲渡を受けていたことが分かったよ」

と秘書のせいにしながらも、譲渡の事実を認め出したのである。

安倍首相も政治家だ。最初はウソでもいいだろう。

しかしこのままでは、本当のことを話すチャンスを逃してしまう危険性がある。

まして日本の国を背負って立つ現役の首相だ。政治家がどうあるべきかはよくご存じのはずだ。

何かやましいことでもあるのではないか

安倍首相は加計学園の計画を知ったのは「2017年1月20日だ」と繰り返す。

加計理事長と古くからの親友である以上、加計理事長から

何らかの便宜を期待されても不思議ではない。

逆に便宜を期待されない方がおかしいともいえる。

ただ何らかの便宜を頼まれたとしてもそれをきっぱりと断っていれば問題はない。

それなのに行政の文書(加計新文書)と大きく矛盾してまでも、

最初の答弁にこだわって変えようとしない。

 

もし最初の答弁が違っていたのだとしたら「私の勘違いでした」で済むはずだし、

国民も野党もそれで納得するだろう。

安倍首相がかたくなに「2017年1月20日」を主張すればするほど、

何かやましいところでもあるのはないかと勘ぐってしまうのだ。問題はそこにある。

安倍首相だけではない。

国会から参考人招致を受けた柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)も、

証人喚問された佐川宣寿前国税庁長官も、

新たな公的文書が次々と出てきて最初の答弁がウソだったことが暴露されている。

 

安倍首相も後を追うことになるのではないか。

初の米朝首脳会談も近いし、北朝鮮は日本や米国に揺さぶりをかけてきている。

そんな重要な時期に内閣総辞職ではどうしようもない。

安倍首相にはそうなる前にうまく動いてほしい。それが政治家だろう。

 

安倍首相の答弁がウソと強調したい朝日

持論を交え、安倍首相や安倍政権を批判したが、

新聞の社説(5月23日付)も読売新聞を除く全国紙すべてが、

今回の加計新文書を社説のテーマに取り上げて安倍首相を厳しく批判している。

その筆頭は朝日新聞である。

 

「安倍首相の国会答弁の信憑性にかかわる重大事態だ」と書き出し、

「首相はこれまで、学部新設を知ったのは、正式に決まった17年1月だと繰り返してきた。

県の文書が事実なら、その2年前から知っていたというにとどまらない。

『加計氏と獣医学部の話をしたことはない』という説明も偽りだったことになる」と指摘する。

朝日は安倍首相の答弁や説明がウソだと強調したいのである。

 

2人でこっそりと会ったのかもしれない

朝日社説は「官邸への出入りの記録は残っていないという。

新聞が報じる首相の動静も、記者が確認できたものに限られる。

気づかれずに会う手段はある。会っていない根拠の提示は全く不十分だ」とも指摘する。

 

加計理事長と安倍首相は古くからの親友だ。

朝日社説の指摘のように2人でこっそり会うことはいくらだって可能だ。

さらに朝日社説はこうも書く。

「首相も学園もともに、面会の事実を否定しているが、

リスクを冒して虚偽のやりとりを書き留める動機が県職員にあるとは思えない」


「県の文書の中には、首相との面会に先立ち、学園関係者が、

当時、官房副長官だった加藤勝信厚生労働相と会った記録もあった。

加藤氏はこの面会を認めており、文書の正しさの一端を示したとも言えよう」

 

こうした朝日社説の指摘も理解できる。

後半で朝日社説は「一連の文書からは、競合する新潟市などに対抗するため、

学園が政権への働きかけを強め、首相と加計氏の面会後に

計画が加速化したという流れが見て取れる」と書いているが、

これが加計学園問題の大きな流れだったのだろう。

 

日経までが「異例の状況だ」と指摘する

一般紙と違って経済ネタを重視する日経新聞までが

「加計関係者を招致し解明を」(見出し)と社説で訴えている。

社説の後半では次のよう指摘している。

「文書の記載がどの程度正確なのかは分からない。

しかし獣医学部新設のため国家戦略特区に認定する過程で、

文部科学省や愛媛県から首相と加計氏の関係に触れる資料が次々と見つかるのは異例の状況だ。

一方で誘致先の同県今治市の記録も明らかにしてほしい」

文科省や愛媛県から首相と加計氏の関係にまつわる資料が

次々と見つかっているのは間違いのない事実である。

この事実に対し、安倍首相はどう思っているのだろうか。何も考えていないのかもしれない。

それゆえ首相は加計理事長との関係について

「私の地位を利用して何かを成し遂げようとしたことは一度もない」

「計画を知ったのは17年1月20日」などと国会で繰り返し答弁できるのだろう。

国民が怒りを爆発させるときだ

日経社説は最後にこう主張する。

「加計問題が国会で取り上げられてすでに1年以上たつが、

特区認定が公平だったのかどうかの疑念は晴れていない。

与野党は当事者に事実を確かめ、行政のゆがみを正していく責任がある」

なぜ、1年以上も国会で審議されたというのに疑惑が晴れないのか。

それは安倍政権が虚偽の答弁を繰り返しているからだ。

 

国会でウソをいうことは、国民にウソをつくことである。

安倍政権は安倍首相をはじめ閣僚みなが、国民を愚弄している。

怒り心頭に発す。いまこそ、国民が怒りを爆発させるときだ。

これだけウソを並べ立てる政権も珍しい。戦後、こんな政権があっただろうか。

 
(写真=時事通信フォト)
 
 

廃棄済み森友5000ページのなかの昭恵夫人と安倍総理

2018-05-24 13:23:13 | 日記
 政界のドン、小泉純一郎元首相が
山崎拓氏、小池百合子都知事、武部勤氏、二階俊博氏とまた会食し、
安倍おろしの話をしたという。
 

安倍晋三首相退陣のため、小泉純一郎元首相が以前『抵抗勢力』とした ...

https://news.nifty.com › 国内 › 社会
19 hours ago -  『小泉純一郎元首相、山崎拓氏、小池百合子都知事、武部勤氏、二階俊博氏が会食した 小泉元首相は、
以前『抵抗勢力』とした古賀誠氏と協力することを考えているという
古賀誠氏は岸田文雄氏に総裁選出馬を促しており、安倍晋三首相退陣 ...
 
 しかし、こんな記事は幾度となく見てきた。。。
それでも数々の疑惑の真相解明は、
今まで一歩も前に進んでこなかった。
 
今回の、財務省の5000ページにわたる森友文書の提出で、
昭恵夫人の関与が明らかになったほか、
衝撃的事実に、財務省が実際に文章を廃棄していた事実だ。
 
職員たちは廃棄命令にもかかわらず、
不正を認識し、手控えとして持っていたことになる。そして、
やっとのことで、安倍夫妻を守るための佐川供述が崩れた。
 
 
 
安倍3選を支持し擁護してきた公明党の山口氏は
いったい、何を考えているのだろう。
批判のそぶりを見せながらも、安倍擁護には今もソツがない。

【加計学園問題】愛媛県新文書は「また聞きのまた聞き」公明党・山口那津男代表
産経ニュース
 
せめて、森山国対委員長、二階幹事長は、
今回の深刻な事態を踏まえ、野党の証人喚問要求に
迅速に対応し、真相究明に向けて尽力すべきだ。
 
安倍総理がロシアから戻るこの数日間で、
”安倍総理を自白に導く質疑”をつくり、
なんといっても、無感動・無関心になってしまった国民、
世論を、安倍総理の辞任要求まで高めなければならない。
 
 
籠池泰典・詢子夫妻が、暖房機もない独房に監禁され続けてきたことは、
共産主義国のような「国策留置」を超えて、北朝鮮のごとく
「安倍晋三の恣意的な私的制裁」だといわれている。
 
「補助金詐欺事件」として籠池夫人までもが拘留されたのは、
昭恵夫人と親交のあったための口封じであり、
真相は、安倍政権の「補助金不正給付」だと言われている。
 
安倍首相が2015年9月4日に大阪の「かき鐡」で
公明党で国土交通大臣を務めた冬柴鐵三氏の次男で
元りそな銀行高槻支店次長、現在
補助金コンサルをしている冬柴大氏と会合し、
国土交通省とりそな銀行を巻き込み
 
「平成27年度サステナブル建築物等先導事業(木造先導型)」
で、森友学園の瑞穂の國記念小學院(=安倍晋三記念小学校)」の建物に
6200万円の補助金交付を決めたことから始まっている。
 
ここに、2015年2月25日に安倍首相と加計孝太郎氏面談し、
獣医学部を国家戦略で特区指定を約束し、
2015年4月2日に柳瀬秘書官は首相官邸で、
愛媛県地域政策課長や今治市企画課長に指南させた経緯があり、
 
2015年になりふり構わず改憲のために突き進んだ
安倍総理の思惑が見えてくる。この狂ったリーダーのもとに、
日本はどう国際情勢に巻き込まれていくのだろうか。。。
 
「いつまで森加計問題をやっているんだ!」という
松井一郎大阪府知事の言葉に、
やっぱり少し頭が弱いのだろうなと、思ってしまう。
 
麻生財務相や菅原官房長官は、また生まれ変わっても
根っからの悪からは逃れられないだろうが、
今井秘書官は、雑誌社のインタビューで”出頭”という言葉を使った。
 
彼は、唯一、”罪の意識”のある人物ではないだろうか。
1日も早く、森加計問題のすべてを知る今井氏に
日大アメフの学生のように、真実を語ってほしい。
 
そして、この国が正気を取り戻すために、
私たちは、森加計問題を忘れてはいけない。
 
 
ーーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーーーーーーーーー

社説)森友文書公開 国民あざむいた罪深さ

2018年5月24日05時00分

 財務省が、森友学園との国有地の取引をめぐる交渉記録を国会に提出した。

辞任した佐川宣寿・前理財局長が、昨年2月に国会で「残っていない」と答弁し、

その後も「廃棄した」と繰り返してきた文書だ。

 さらに驚くべき事実が明らかになった。財務省の説明によると、同月下旬以降、

省内で保管されていた記録を、実際に廃棄していたというのだ。

佐川氏の答弁とのつじつまを合わせるためだったという。

 

 文書を隠し、改ざんし、捨てる。組織としてこの問題を闇に葬ろうという、

明確な意図があったとみるべきだ。国会、そして国民は、

1年以上にわたって財務省に欺かれ、裏切られてきたことになる。

 

 官僚だけの問題ではない。「文書はない」の一点張りで野党の質問をはねつけ、

人々の疑問にしんしに答えようとしなかった佐川氏を、

安倍首相や麻生財務相は国税庁長官に登用した。

 

国民の知る権利と、立法府の行政監視機能を軽んじた点で、首相らの罪も重い。

 

 提出された文書には、3年前の秋、首相の妻昭恵氏付の政府職員から、

国有地の貸し付けをめぐって問い合わせを受けたときの応答メモもあった。

 職員は「安倍総理夫人の知り合いの方(学園の籠池泰典前理事長)から、総理夫人に照会があり」

と説明したうえで、学園が求める優遇措置について財務省の担当課に尋ねていた。

 

 同省は昭恵氏の具体的な関与や、首相への忖度(そんたく)を否定してきたが、

昭恵氏と学園とのつながりを認識し得たことを示す記載だ。また、

政府職員は「個人」として行動していたに過ぎないとする菅官房長官の従来の説明にも、改めて疑問符がつく。

 

 首相もまた「妻は一切関わっていない」と繰り返している。しかし少なくとも

国有地の売却がまとまる以前のこの時期に、昭恵氏

学園と財務省の橋渡しをしたことを、公開資料は物語る。

昭恵氏や政府職員を国会に呼んで話を聞く必要がある。

 

 財務省は3月から交渉記録の存否を調べてきたというのに、

国会の会期末まで1カ月を切ったきのうになって、ようやく公表した。

形ばかりの質疑をこなして逃げ切ろうという思惑があるとしたら、到底許されない。

 

 官僚たちは、何のため、だれのために、事実と異なる答弁をし、

文書の改ざん・廃棄までしたのか。そもそもなぜ学園に有利な取り計らいをしたのか。

 それを明らかにしない限り、国政に対する国民の不信をぬぐうことはできない。

 

 

「安倍晋三小」14年認識 近畿財務局

 学園理事長だった籠池泰典被告(65)によると、籠池被告が

昭恵氏に学校建設を伝えたのと同時期。翌4月には、

大阪府豊中市の小学校建設用地を訪問し、昭恵氏と写真撮影していたくだりは

国会に提出した公文書では削除された。

当時から財務局が安倍首相の名前を意識していた可能性がある。

 

 府とのやりとりの記録は13年9月~15年12月の計32通。

14年3月4日に財務局職員が府庁を訪ねた際の記録には、府職員の発言として

「安倍晋三記念小学校として本当に進捗できるのか、取り扱いに苦慮している」とあった。

 

 学園が13年9月に財務局に提出し、昨年11月に開示された設置趣意書の校名は

「開成小学校」。昭恵氏が名誉校長に就任したのは15年9月だった。

 

https://twitter.com/kskt21/status/836631692320223232
 
2015年9月4日「安倍晋三」がミヤネ屋に出演のため大阪へ飛んだ時
「公明党の故冬柴鉄三(元国土交通大臣)」の次男で元りそな銀行高槻支店次長の
「冬柴大」氏が経営する海鮮料理店「かき鉄」で
「迫田英典理財局長」とよく似た男らと会食後、何故かりそな ...

 

 また、15年1月8日付の記録では、財務局職員が、

小学校の設置認可を審査する府私立学校審議会を

早期に開催するようしつように求めていたことも分かった。

府職員が「大阪府のスケジュールまで口出しするのは失礼ではないか」と不快感を示すと、

 

財務局側が「無理を承知でお願いしている」と返答したことも記録されていた。

小学校の設置が早期に認可されないと、国有地の売却時期に影響が出かねず、

開催を急ぐ様子が記されていた。【津久井達、藤顕一郎、芝村侑美】

 

 

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安倍政権、戦後最低の見苦しさ

小林よしのりライジング

「ない」と言っていた森友文書が大量に出てきた。
それでも肝心かなめの文書を抜き取っているようだ。
しかも財務省は森友文書を意図的に破棄しようとしてたらしい。
国民を欺くためだけに公務員が努力・邁進しているのだから呆れかえる。

加計学園も安倍晋三くんと加計孝太郎が面談して獣医学部を「いいね」していたことは間違いない。
王手、王手と次々にかかっていて、もう詰んでいるのに、まだ「参りました」と言わない。
みっともなく権力にしがみつくだけの姿は、戦後最低の見苦しい政権と教科書に記載するべきだろう。

籠池夫妻を10か月も拘留して、これはもう拷問みたいなもので、「人権侵害」の見本だろう。
中国じゃないんだから、さっさと保釈にしろ!
まさかこれで保釈を見直したりしたら、検察も重大な疑惑を持たれることになるぞ。


『かき鐡談合』で始まった『安倍森友改ざん』の疑惑

2018-05-24 09:56:08 | 日記

安倍総理は今日からロシア外交で

昨日提出された森友関連書類に関する答弁は、

来週、28日となる。

安倍首相、ザギトワ選手への秋田犬贈呈式に出席へ:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASL5L5GTXL5LUTFK00Y.html
5 days ago - 安倍晋三首相は24~27日のロシア訪問中に、平昌五輪フィギュアスケート女子の金メダリスト、
ロシアのアリーナ・ザギトワ選手への秋田犬贈呈式に出席する。注目を集めるイベントの場で、両国の…  

安倍首相は以前もプーチン大統領に秋田犬を贈っているが、
今回はノーサンキューで、
今や犬一匹で北方領土は返還しませんよ!という姿勢だ。

秋田犬保存会がザキトワ選手に贈る犬は随分以前に決まっていたが、
贈呈式は安倍総理のロシア訪問とわざわざ合わされた。メディアで
好印象をアピールする安倍晋三氏のいつもの支持率回復作戦のひとつだろう。
 
 

そんなことよりも、
大量の隠蔽改ざん資料を、財務省と防衛省で同時に出して、
野党の非難の質疑をまとめる一方、自身は出張で時間稼ぎし、

6月20日の国会閉会まで
のらりくらりと答弁をかわして逃げ切り、
安倍3選にこぎつけたいという見えすぎた態度が見え隠れする。

メディアも安倍官邸からの圧力に屈して、
安倍批判的ニュースキャスターを左遷させ、
森友・加計問題を極力取り扱わなくなり、
国民も長引く報道に、興味を失いかけている。



今回の書類の開示で、
安倍晋三氏を自白まで追い込まれなければ、
日本の民主主義の歴史に、最悪の事態が生まれるだろう。

隠蔽され、改ざんされ、廃棄されていたはずの
5000ページに及ぶ公文書の開示で
昭恵夫人の関与は明らかになったが、
 
肝心の値引き根拠についての書類が
あるのか、ないのか。。。
どこまでいってもズルする手間を惜しまない安倍政権だ。
 
 
 
安倍さんは「昭恵夫人を国会喚問するなら私は辞任する」と
情けをさそって、二階幹事長に漏らしていたそうだが、
世論の昭恵夫人の証人喚問コールは、今後どこまで盛り上がるか。。。
 
「私も妻も関与していれば国会議員を辞める」発言から今日まで、
「妻」=昭恵夫人の疑惑ばかり取り上げられてきたが、
「私」=安倍首相の関与を、マスコミはあまり取り上げられてこなかった。
 
国会でも話題になった、大阪『かき鐡』の疑惑の会食は、
今も、闇の中だ。『かき鐡』の談合が、
今回の記録でどれだけあぶり出されるかが、今後の課題だと思う。
 

徹底検証不可欠アベ友事案2015年9月3-5日動静: 植草一秀の『知られざる ...

uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/201593-5-f5a8.html
Feb 26, 2017 - 安倍首相は9月4日に大阪を訪問して、読売テレビで生放送される
「情報ライブ ミヤネ屋」に出演したあと、 ... 9月4日の16時7分には、
故冬柴鉄三元国土交通相の次男である冬柴大氏が経営するさ
大阪市北区の海鮮料理店「かき鉄」で今井尚哉秘書官、冬柴大氏らと会食をした。
https://twitter.com/kskt21/status/836631692320223232
 
2015年9月4日「安倍晋三」がミヤネ屋に出演のため大阪へ飛んだ時
「公明党の故冬柴鉄三(元国土交通大臣)」の次男で元りそな銀行高槻支店次長の
「冬柴大」氏が経営する海鮮料理店「かき鉄」で
「迫田英典理財局長」とよく似た男らと会食後、何故かりそな ...

徹底検証不可欠、アベ友事案 | データ・マックス NETIB-NEWS

www.data-max.co.jp/290227_uk1/
 
Feb 27, 2017 - 安倍首相は9月4日に大阪を訪問して、 ... 交通相の次男である
冬柴大氏が経営する大阪市北区の海鮮料理店「かき鉄」で
今井尚哉秘書官、冬柴大氏らと会食をした。  
 
 
安倍総理は、国会会期中の9月4日(金)に
読売テレビの「ミヤネ屋」に出演する為大阪入りし、
1時30分から3時45分まで情報番組に出演。

4時7分から、大阪北区の故冬柴鉄三元国土交通相の次男の経営する
冬柴大氏の海鮮料理店「かき鐡」で、今井秘書官を連れて会食しており、
この時の安倍氏の写真は「かき鐡」の食べログにも載っている。
 
安倍首相は、前日の9月3日(木)午後2時17分から27分、
財務省の岡本薫明官房長、迫田英典理財局長と会合しており、
この時期に、森友学園への国有地売却は大きく動き始めた。
 
 
 
9月4日午前10時から正午までの間、近畿財務局9階会議室で、
 森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長、建設会社所長が
近畿財務局の統括管理官、大阪航空局調査係と会合している。
 
また、9月4日、国土交通省「平成27年度サステナブル建築物等先導事業
 (木造先導型)の採択プロジェクトの決定について」で、
森友学園の瑞穂の國記念小學院(=安倍晋三記念小学校)」の校舎及び体育館が選出され、
6200万円の補助金交付が決定された。
 
冬柴大氏はりそな銀行高槻支店次長を務めたのち、
冬柴パートナーズ株式会社を設立し、
助成金申請援助のコンサルティング業務を行っている。
 
 
 
また、当時、国有地の購入に資金不足だった森友学園は
りそな銀行と業務提携を行っている。
安倍首相は日帰りしているが、今井書記官は大阪に残り、
 
翌日の9月5日には、安倍昭恵氏が塚本幼稚園で講演し、
瑞穂の國記念小學院」名誉校長に就任している。
昭恵夫人は前日は住吉大社を正式参拝している。
 

安倍昭恵夫人、15年9月4日に住吉大社訪問!安倍 ... - 情報速報ドットコム

saigaijyouhou.com/blog-entry-15818.html?sp
 
Mar 10, 2017 - ... 安倍首相が大阪のテレビ番組に出演した時刻は13時過ぎからで、
これとほぼ同時間帯に安倍昭恵夫人が住吉大社を正式参拝していました。 ...  



 安倍首相は9月4日生放送の「情報ライブ ミヤネ屋」と
9月6日放送予定の「そこまで言って委員会NP」の収録に出演したわけだが、
テーマは「戦争法制」審議だった。
 
大阪維新の会と憲法改正に活発に動いていた安倍総理は、
極右団体『日本会議』の 国会議員懇談会の特別顧問を務め、
加計問題のキーマンを含み全国の日本会議のメンバーと密に関係をとり、
 
なんとしてでも、憲法9条を改憲しようとしていた当時、
籠池氏の思想は、まさに支援すべき対象だっただろう。
日本会議の思想を育てる為に、日本会議大阪代表の籠池氏の
 
長年の夢の安倍晋三記念小学校を作る手助けをする、
憲法改正に向けて、地道に右翼思想の種をまいてゆく
その動機の中で、あの昭恵夫人の100万円が再び浮上してくる。
 
23日 籠池夫妻の保釈を、大阪地裁の辛島明裁判官が認めたものを
大阪地検が不服として準抗告し、釈放を阻止している事態に、
安倍総理は、膿を出し切るために、地検に取り下げを指示すべきだ。
 
また、籠池氏、昭恵夫人、側近の今井秘書官を国会招致し、
100万円の授受はあったのか、
安倍氏から6200万円の補助金交付の指示があったのか、
 
今井氏に指示して、昭恵夫人を名誉園長に手配し、
近畿財務局に圧力をかけ、
佐川氏に「もっと強気で行け PMより」と嘘の答弁を強要したのか、
 
これは、間接的指示で解明の難しい、8億円の値引きの真相にせまる
民主主義の骨幹を守る大切な一歩であり、
また、私たち国民が、
 
一昨日の日大の学生のように、勇気を持ち、
安倍晋三の独裁国家権力と戦ってゆくことが
今の私たちの課題だと感じた。
 
 

ーーーーーーーーーーーー 以下参照記事 ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

財務省の改ざん文書決裁リストにあった驚くべき官僚2人の名前

自民党が森友疑惑の幕引きを図ろうとしている。

財務省の改ざん前決裁文書全文の国会提出を5月23日まで延期し、

安倍晋三首相が出席する予定だった集中審議は中止。

そんな中、大阪地検が佐川宣寿前国税庁長官らを不起訴にするという報道が相次ぐ。

だが、大いなる疑惑はまだあった。


【独自入手!18人の決裁権者らの名前が記録された資料はこちら】

*  *  *
「安倍さんは5月24日から27日までロシアを訪問し、

プーチン大統領と首脳会談、ザギトワ選手への秋田犬の贈呈式に立ち会う予定なので、

国会での集中審議は5月末まで開けない。

『モリカケはもう終わり。プーチン氏とトランプ氏に仲介してもらい、日朝首脳会談をやるぞ』と

安倍さんは得意の外交で疑惑報道をかき消すつもりです」(自民党幹部)

 財務省は佐川氏が国会で「ない」と嘘をついた、

国有地払い下げをめぐる森友側との交渉記録を5月中にも国会に提出する予定だったが、

こちらも引き延ばされる可能性が大だという。

「二階(俊博)幹事長は野党がこれ以上、安倍首相の疑惑追及ができぬよう、

働き方改革、カジノなど重要法案を数の力で強行採決し、

国会の会期(6月20日)を延長せず、閉じるべく動いている。

その前後で大阪地検に佐川氏ら幹部が刑事告発された一連の森友疑惑の不起訴を発表させ、

幕引きを図る腹づもりです」(同)

 しかし、こうした安倍政権のやり方に

大阪地検特捜部関係者は内心、憤っているという。

「立件断念という報道は財務省、法務省から流されているようで、

特捜部長は否定している。財務省は『国会開会中は国会対応で多忙で事情聴取に応じられない』

などと言っているので配慮し、国会閉会後まで捜査を続けるつもりで、途中で終了はあり得ない」



 大阪地検特捜部が財務省理財局で唯一、電子決裁された文書に

注目していることは、本誌(5月25日号)で報じた通りだ。

 財務省が公開を23日まで延期した3千ページにも及ぶ14件の決裁文書のうち、

13件は近畿財務局が決裁した文書で、いずれも持ち回りで印鑑を押す形式だった。

 残りの1件は本省理財局が2015年4月30日、電子決裁した

「普通財産の貸付けに係る特例処理について」という題名の文書だ。

 

森友学園へ国有地を貸し付ける特例を認めてもらうため、近畿財務局が本省にお伺いを立て、

理財局が決裁したという内容で、同年4月28日に

理財局国有財産業務課国有財産審理室訟務係が起案。同30日に決裁完了と記録されていた。

 近畿財務局が理財局へお伺いを立てた文書には

〈森友学園が小学校運営に乗り出している旨の記事が掲載。記事の中で、

安倍首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の教育方針に感涙した旨が記載される〉など

昭恵夫人、平沼赳夫衆院議員ら政治家に関する記述が複数あった。


理財局はその上に、籠池泰典理事長(当時)が日本会議の関係者であること、

同会と連携する「日本会議国会議員懇談会」の役員に

麻生太郎財務相、安倍首相が就任しているなどと決裁文書に書き加えていたが、

こうした記述は森友疑惑が浮上した17年2月以降、すべて削除された。



「昨年4月4日21時08分、改ざん文書が改めて登録された電子記録が残っている。

つまりこれが犯行日時にあたる。電子決裁された公文書にアクセスでき、改ざんができるのは、

文書に名前が記されている理財局職員18人に限られる。


地検はその18人を重点的に事情聴取しているようだ」(財務省関係者)



 本誌が独自入手した文書には、18人の名前が記されていたが(中央写真)、驚くべき人物が2人いた。

一人は昭恵夫人付職員だった谷査恵子氏が森友学園の意を受けて国有地の値引きなどを問い合わせた

田村嘉啓 国有財産審理室長(当時)だ。

 谷氏が田村室長とコンタクトを取ったのは15年11月で、

同5月末に森友側への貸し付けが認められた国有地の賃料が高すぎるなどと

値下げを交渉したことはすでに明らかになった通りだ。

 すると16年3月には国有地から新しいごみが大量に見つかったという理由で、

田村室長が籠池氏と面会。同6月には、籠池氏に「神風が吹いた」と言わしめた

8億円の値引きが実現し、土地売買が成立した経緯がある。

大蔵省理財局で働いた経験がある大串博志衆院議員はこう言う。

 

 

森友交渉記録を国会提出=「廃棄」答弁から一転-財務省

改ざん前の決裁文書と学園側との交渉記録を、国会に提出した。
このうち交渉記録は、昨年の通常国会で当時の理財局長だった
佐川宣寿前国税庁長官が「廃棄した」と繰り返し答えていたもので、
国会答弁と矛盾しているとの批判が野党などから高まりそうだ。

 佐川氏は、交渉記録が財務省の内規で

「保存期間1年未満の文書」とされていたことを廃棄理由に挙げていた。

しかし、同省の太田充理財局長は11日の衆院財務金融委員会で

「ルールは1年未満だが、手控えみたいな形で残っているのではないかと調べた」と説明。

「森友学園との面談記録があるのであれば、できるだけ速やかに提出したい」と答弁していた。


同省が国会に提出した交渉記録は約950ページにわたっており、

学園側との面談日時ややりとりの詳細が記されている。

国有地を大幅に値下げして売却した詳しい経緯が明らかになる可能性がある。(2018/05/23-12:25)



「谷さんは首相秘書官など官邸にいる財務省出身者に、

室長をピンポイントで紹介してもらっているはず。

田村室長の心理としては、官邸から話があった昭恵夫人案件であったことを

局長ら幹部、決裁権者たちに伝えないわけがない」


森友側と値引き交渉をしていた当時、理財局長だった迫田英典氏、

売却契約時の局長だった佐川氏の耳にも当然、入っていたはずだという。

「迫田、佐川両氏は大阪地検の事情聴取に対し、『知らなかった』と答えているが、

理財局職員らは局長らの指示がなければ、値引きや改ざんなどできないと話し、

言い分が食い違っている」(前出の地検関係者)



 不可解なのは、もう一人の人物だ。15年4月30日に電子決裁された資料には、

この時点では退職していたはずの理財局国有財産業務課の

石尾哲郎・国有財産情報分析官の名前が出てくるのだ。

石尾氏の名前の横には【同報】と印がついているが、これは決裁に目を通すよう依頼されたことを意味する。

しかし、内閣人事局の資料によると、石尾氏は同3月31日に同省を退職し、

同5月11日に外郭団体に天下っていたのだ。


 電子決裁システムを管理する総務省を取材すると怪訝そうにこう答えた。

「退職された方のメールアドレスは通常、翌日にはなくなる。

1カ月前に辞めた人物に決裁資料を送ることは事実上、不可能です」

 石尾氏を直撃すると、同3月31日に財務省を退職したことを認めた上で、

同4月28日に起案された決裁資料を見たか、と問い詰めると、

「覚えがない」と答えた。退職後、決裁文書に名前が載っている理由について

尋ねても「よくわからない」と困惑していた。



 しかし、財務省を取材すると、こう言い張った。

「こちらの人事記録では石尾氏は退職後、再任用され、4月30日まで働いたとなっている」

 この決裁文書には【行政文書保存期間10年 保存満了時期は平成38年3月31日】とも記されている。

「電子決裁された公文書なので、2年後に再び、上書きして改ざんすることはシステム上、難しい。

18人の決裁者も人事異動している。改ざん作業は法スレスレのデタラメぶりだったのではないか」(前出の地検関係者)



 自民党幹部によれば、「今、解散すれば」との条件で、党員らを対象に調査したところ、

「自民党が80議席減」という結果だったという。

 疑惑まみれで幕引きは許されないのではないか。(今西憲之/本誌・吉崎洋夫)

週刊朝日 2018年6月1日号


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安倍晋三首相退陣のため、小泉純一郎元首相が

以前『抵抗勢力』とした古賀誠氏と協力か

「自民党の妖怪」がうごめく“安倍晋三降ろし”

“ポスト安倍”の一人と目される野田聖子総務相が前出の麻生氏の発言に対し、

「罰則も検討していけばいい」と語るなど、党内では“安倍-麻生ライン”に対抗する動きが公然と見え始める中、

永田町では4月18日の“ある会合”に注目が集まっているという。

小泉純一郎元総理や小池百合子都知事らが会合

「小泉純一郎元総理、その盟友の山崎拓元自民党副総裁、

さらに小池百合子都知事、武部勤元幹事長が、東京・赤坂にある小泉氏御用達の

料亭『津やま』で会食。現幹事長の二階俊博氏も同席していました」(前同)

 

“小泉政権OB会”とも言えるこの面々は、実は昨年も同じ会合を開いている。

「もちろん、単なる“仲良し定例会”ではありません。小泉さんは会合で

安倍政権の苦境に触れ“人心一新のときがきた”と、かなり踏み込んで発言。

事実上“安倍降ろし”開始の狼煙を上げたようです」(前同)

 

 原発問題でも、たびたび安倍首相を批判している小泉氏。会食に先立つ14日にも

記者団に安倍首相の総裁3選について問われ、“難しいだろう。

信頼がなくなってきた”と述べているだけに、この言葉は永田町に

“小泉は本気だ”と大きなインパクトを与えたようだ。

「これ以上の支持率低下は、党幹事長である二階氏にとっても

絶対に避けたい事態。二階氏を取り込み、

“ポスト安倍”選びの動きを後押しするつもりでしょう」(民放局政治部記者)

■古賀誠元幹事長が新YKKに!?

 かつて小泉氏が山崎氏、加藤紘一元幹事長(故人)と

“YKK”を結成して政治改革を志したことを引き合いに、この動きを、

「加藤の代わりに小池を入れて“新YKK”か」(前同)と考える向きもある。

...

 政界を引退して、なお意気軒昴な小泉氏。呉越同舟の“新YKK”、はたして目論みの成功なるか!?

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森友交渉記録、答弁に合わせ廃棄 理財局職員指示

  • 首相夫人付職員関与の照会記載

 財務省が衆院予算委員会の理事懇談会に提出した交渉記録は約1000ページ。

職員が紙や個人のパソコンに手控えとして保管していたものを公表した。

同省は記録廃棄の動機や経緯などの調査を進め、速やかに調査結果を報告すると説明した。

悪質な記録の隠蔽(いんぺい)と言え、野党などからの批判がさらに高まるのは必至だ。

 

 公開された交渉記録は全部で217件。

森友学園の籠池泰典理事長(当時)が2013年6月、近畿財務局を訪問し、

小学校用地として国有地購入の希望を伝えるやりとりから始まっている。

 貸し付け契約締結後の15年11月、学園側の要請に応じ、

首相の妻安倍昭恵氏付職員の谷査恵子氏が理財局に、学園の貸付料に対する優遇措置について

電話で問い合わせていた記録も残されていた。谷氏は

 

「安倍総理夫人の知り合いの方から優遇を受けられないかと

総理夫人に照会があった」などと語ったとしている。

 

 また、16年3月に国有地から「新たなごみが見つかった」として、

籠池夫妻が理財局を訪問。「このままでは工期に遅れが生じる。

棟上げ式には安倍総理夫人も出席されることで調整している」などとして

対応を求めるやり取りなども記録されていた。

 

 国有地売却を巡っては学園側が低価格での早期買い取りの意向を財務局に示した。

財務局は同年6月、ごみの撤去費用として約8億2000万円を値引きし、1億3400万円で売却。

交渉の際、財務局が学園側に対し「(価格が)ゼロに近い形まで努力する」

と伝えていたことが既に明らかになっている。

 

記録の内容では、国有地を売却する際の値引きが適正だったかも焦点になる。

 交渉記録について、佐川氏は国会で

「売買契約締結をもって事案が終了しているということなので、速やかに廃棄をしている。

記録は残っていない」などと繰り返し答弁。しかし、

毎日新聞が今年3月に記録の存在を報じ、財務省が調査するとしていた。

 

 一方、改ざん前の決裁文書は国有地の「貸付決議書」など

計14文書(うち1文書は公表済み)で、計約3000ページ。

財務省は3月に改ざんを認めた際に改ざん内容を公表したが、

野党の求めに応じて改ざん前の全文書を公開した。【井出晋平、杉本修作】

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昭恵氏付職員、森友側の希望を理財局に伝える 交渉記録

2018年5月23日13時55分

 財務省は23日、森友学園との国有地取引をめぐる交渉記録を公表した。

この交渉記録の中には、安倍首相の妻昭恵氏付の政府職員だった谷査恵子氏が

15年11月、財務省理財局の担当課に学園との土地取引について問い合わせた内容もあった。

 

 「定期借地権の減額要望について」と題され、

「安倍総理夫人の知り合いの方から優遇を受けられないかと総理夫人に照会があり、

当方からお問い合わせさせていただいた」と記され、

森友学園側が国有地の貸付料の減額を希望していることを伝えていた。

 

 国有財産業務課の担当者は「担当者不在につき折り返し連絡する」と答えたと記されている。

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 安倍晋三首相は23日の衆院厚生労働委員会で、

2012年12月の第2次政権発足以降に、親友で学校法人「加計学園」の加計孝太郎理事長と

会ったのは計19回と明かした。

 

愛媛県が国会に提出した文書に記載があった15年2月25日の面会は

改めて否定した。立憲民主党の長妻昭氏への答弁。

〔写真特集〕「加計学園」問題~加計理事長が安倍首相と面談したとする文書~

 加計氏は通信・新聞各社が報じる首相動静に14回登場するが、

首相はこれ以外にも「相手が複数であれば『友人ら』ということで『ら』に含まれる場合もある」と説明。

写真などで加計氏と5回同じ場にいたことが確認できたという。


 この5回に関し、菅義偉官房長官は記者会見で「公務ではないので

政府としてその内容についてコメントは控えたい」と語った。(2018/05/23-18:43)

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財務省、森友交渉記録を昨年2月以降廃棄=佐川氏答弁と整合性-首相夫人付職員照会

学園側との交渉記録や改ざん前の決裁文書=23日午前、国会内

 財務省は23日、学校法人「森友学園」に国有地を安値で売却した問題に絡む学園側との交渉記録などを国会に提出するとともに、

問題が発覚した昨年2月以降、理財局職員が交渉記録の廃棄を進めていたことを明らかにした。

当時理財局長だった佐川宣寿前国税庁長官が、交渉記録は「廃棄した」と国会で答弁していたのと整合性を取るためで、

問題の真相を隠蔽(いんぺい)しようとした同省の対応に批判の声が高まるのは必至だ。

「虚偽答弁裏付け」=野党、内閣退陣要求も

 同日午前、衆院予算委員会の理事懇談会に関係資料を提出した富山一成理財局次長は、

佐川氏の答弁が事実と違っていたことや交渉記録廃棄の動きがあったことを謝罪したが、

誰の指示でどのように廃棄が進められたかなど詳細は明らかにしなかった。

 

富山次長は、森友問題をめぐる決裁文書改ざんとともに交渉記録廃棄の経緯を調査し、

速やかに報告するとしており、関係職員の処分などが今後の焦点となる。


 同省は、廃棄しようとした森友交渉記録の一部は見つかっていないが、

大阪地検特捜部の協力も得てほとんどが発見されたと説明。

国会提出した約950ページにわたる交渉記録は、

職員が「手控え」として個人のパソコンなどに保管していたとしている。

 


 これに関連し、菅義偉官房長官は23日午後の記者会見で

「国民から厳しい目が向けられていることを真摯(しんし)に受け止めながら、

麻生太郎財務相の指揮の下で徹底した調査を行い、再発防止に努めたい」と述べた。

 


 一方、野党側は同日午後、国会内で財務省などに対する合同ヒアリングを行い、

「廃棄は意図的か」「誰が指示したのか」と追及した。


 森友学園との交渉記録には、学園が開学を目指した小学校名誉校長に一時就いた

安倍晋三首相夫人の昭恵氏が学園関係者から相談を受け、

昭恵氏付だった政府職員の谷査恵子氏が2015年11月、2回にわたり

理財局に国有地の貸付料減額について問い合わせていたことが明記されていた。

 


 また記録には、学園側から陳情を受けた

5人の国会議員の秘書とのやりとりも含まれていた。5人は、

 

鴻池祥肇元防災担当相、

平沼赳夫元経済産業相、

鳩山邦夫元総務相(故人)、

北川イッセイ元国土交通副大臣、

柳本卓治参院議員。

 ただ、国有地売却で最大の焦点となっている8億円余りの値引きの具体的な根拠は、

交渉記録でも明らかになっていない。
 財務省は同日、これまで存在を否定していた森友との交渉記録に加え、

森友への国有地売却に関わる改ざん前の決裁文書約3000ページなども国会に提出した。(2018/05/23-20:52)