komaと申します。母のくも膜下出血から今、これからのこと

73歳の母がくも膜下出血になり、そこから見えてきたあれこれを記しておきたくてはじめました

7/24 猫と母

2022-08-12 09:26:26 | 日記
7/24

日曜日。仕事なのをうっかり忘れてて遅刻した。
今まで一度もこんなことなかったのに。
自分にショックだ、集中力切れてんじゃなかろうか。。。

調整してもらっているので午前中に終わり、猫の病院へ。
何だかめちゃくちゃ混んでいる

1時間待ちやっと呼ばれ…

薬飲み方を指示されるも、先生に入れられた薬を口からぶっ飛ばしピンセットを叩き落として見事なまでの大立回り。

捕獲して髪の毛ボサボサになり若干やつれた先生に、
「この子無理、薬」
とバッサリ
注射に通うことに。

飲み薬、飲めたらあげて、ちゅーるに混ぜてもいいよ、と念のため渡されたけど…

急いでご飯して母の病院へ。

ナースステーションで面会断られる
ワクチン三回打たなきゃダメだそう
仕方ないのでよっちゃんに果物や雑貨を託す。
がっくり

母はリハビリ中だそう。

病棟奥の自販機の前でたまたま主治医さんと出くわす。

あっ、こんにちは
母はどうですか?

あれこれ話してる間に何度か先生のピッチが鳴る
申し訳ないので切り上げようとしても丁寧に話してくれて
良い先生だな
若いのに心強いし頼りになるな
なかなか会えないから、見つけると聞きたいこと話したいことだらけで。

そうしたら母がひょっこりリハビリ帰りにやってきた。
ニッコリ笑って手をふってくれて。
今日はだいぶ良さそうかな

母に話がたくさんあったけどあとで電話するしかないな

ショッピングセンターへ
買い物ついでに同じモール内にある夫の散髪。

簡単に夕食すませ、家に戻る。
家族4人でSwitchやって遊んで22時には気を失うように寝た。

合間に三回ほど母から電話。
忘れっぽい、そして聞こえないことのストレスなのか色々心配。

心身ともに忙しない毎日
気が張ってるから動けるのか
はたまたタフさを身に付けたのか

今のところ体調も良いしまだまだ頑張れそうだな

7/23 面会

2022-08-11 16:52:02 | 日記
7/23

朝母から電話。
酸素濃度を上げてもらいとても楽になったそう。
15段階ある中で今は2。

元気になったので色々気になるらしく、
シワとりクリーム持ってきて
(いらんやろ)
太ったから親族以外誰にも会いたくない
(薬の水分のせいです)
(気にしないで)
眉間が痛いからリファ持ってきて
(スマホやりすぎでは?)
シャインマスカット食べたいから洗って冷やして持ってきて
(食べていいか聞いたのかしら)
テレビカードと家のクッションも頼まれ、とても元気な様子に一安心。

実家へ行くと、泡みたいなのが転々と… そして猫トイレも…
ゲージがないので猫を段ボールにインして病院へ。

怯えて鳴きっぱなし
点滴、血液検査、栄養剤注射。
絶食、絶対安静にして明日また。

とりあえず数値は特に問題ないからストレス性の胃腸炎かなと。

夫が作ってくれた昼ご飯を食べて母の頼まれものを用意し病院へ。

よっちゃんと上がる。
面会室へ。
おかあさん
やっと会えた
ゆっくり話せる。

と思っていたら
洗髪時間でした…
母がベッドで洗髪してもらっているのをよっちゃんと眺める。

終わった母
「おくりびとの、死んだ人きれいにしてくれるやつみたいだね」

やめてよ、もう
自虐きついな(笑)

シャインマスカットをぽいっと口に放り込む。
小さいゴリラみたいだな(笑)
スイカをスプーンですくって食べる。

私は母の髪の毛をとかす。 
細くて少ないな。

傷隠しにと買った布製のヘアバンドを付けたら、大きすぎたのかどこかの畑のおばあちゃんほっかむりみたいになってしまい3人で爆笑。

久しぶりに笑ったし
久しぶりに母の楽しそうな笑い声を聞いた。

面会時間を過ぎて帰るとなった頃、母はトイレに行くと一緒に出てきた。
きのうよりスタスタ歩く。
背中がピンと張っていていつもの母みたいだ。
持ってるものも酸素ボンベだけ。
日に日に管が減っていき、生き生きした顔が見られる。

また明日ねバイバイと手を振って

帰り道、マスカットをぽいっと放り込む母を思い出して笑えてきた

ごめんねとありがとうを言うけど、当たり前なんだから気にしなくていいんだよ。
何度もそう伝えているのに。

嬉しい
元気で生きていてくれることが。

山の日ということで番外編

2022-08-11 10:17:37 | 日記
母は山登りが趣味だった
ここ数年は体調があやしくもあり、登山は行っていないけれど

長野県の山奥で育ったからか、今でも自然の中で歩くのが好きなのは変わりなく、毎日の1時間かけて川沿い散歩もかかさず

だからこそここまで回復できたのだと思う
基礎的な気力と体力は大きいのだろうな。

主治医さんもそんなようなことを言っていたらしい

また元気になって、もっと元気になったら、また小さい山なら行けるかも!
そんな母を見てみたいなぁ

7/22  瞳の奥に

2022-08-10 20:05:11 | 日記
7/22

息が苦しい、酸素濃度が低い母が心配過ぎたのか5時前に起床。
6時すぎ、母から無事朝を迎えたラインがきた。
よかった。
ひとまず安心。

でも検査しっかりしてもらいたいし酸素濃度を上げて苦しさは対処してもらってほしい。

ゴミ出しがてら実家へ。
猫、吐いたあとと下痢。
だんだんひどくなる。
ちょっと水だけにしてみよう。

リフォーム会社の人が来た。
母の友人Iさんのご厚意に甘え、トイレや網戸など壊れた箇所を見積り。
母が帰ってくるまでに直したかったけれどコロナやあれこれで部品や物が入りにくく少し先になってしまうかもと。

仕方ない、このご時世。

病院へ付く頃母から電話あり。
必要事項を聞いたあと下にいるよ、と伝えて母の病棟へ行くと、ナースステーションの奥の部屋でいそいそと靴を履く母の姿が。私を見つけて笑って手を振り、今からちょうどリハビリなの、っと目の前まで歩いてきた。
泣きそうになった。
嬉しくて。

そしてこの靴を履く母の姿、私きっとずっと覚えているような気がする。

よかった、今日はきのうより良いふうに見える。
ご飯を食べると苦しいらしい。
がんばれ
今日は安心して眠れますように。

7/21 夏休みのはじまり

2022-08-08 09:38:44 | 日記
7/21

10日目がきた

丸太とサーコは夏休み。
私は仕事なので二人で初めての留守番。
ご飯はレンチンできるように置いて炊飯器はタイマー。
包丁とガスは触らない、ピンポンには出ない、けんかはしない、などなど言い聞かせ心配すぎるけど。

途中
1回目の電話→宿題をやってる
2回目の電話→ご飯の用意してる
3回目の電話→ゲームしてる

帰宅。

無事だった。ごめんね、色々我慢ばかりさせてしまっているよね。
ほんとうにごめん。

片付け洗濯掃除しながら留守番中の話をして。
布団を取り込み二人を連れて病院へ。

サーコの手紙を渡してもらったら、母が部屋から支えられながらも歩いてきた!
歩いてる! 
そして喋ってるけど聞こえないみたい。目もあまり見えないらしい。
大丈夫なのかな。
無理してるんじゃなかろうか。

今からリハビリらしい。
またエレベーターホールからガラス越しに二人と手を振り合う。
洗濯物といらないものを受けとる。

じゃあね、とエレベーターに乗り、受け取った袋を見ると、サーコが渡したノートが。
そこに2ページ手紙が。

「おばあちゃんは死ぬかもしれなかったけど神様がサーコたちが大きくなるまで生きていなさい、と言ってくれているみたいなのでがんばって家に帰ります」

うん。
がんばって。
また泣ける

毎日毎日、涙腺は崩壊したのかな。

サーコは返事をそのノートに書いていた。
交換日記みたいだな。

夜母から電話が。
呼吸が苦しそう。
聞くとやはりすごく苦しいみたい。
死ぬといけないから、と保険や投資信託の場所を伝えてくる。
支払いやあれこれ、お金の心配し出したから大丈夫、大丈夫だから気にしないで、
そんなことより苦しいから何とかしろと言えって。
電話を切ったら動悸が。
涙が。


病院へこそっと電話して容態きいたらきのうの看護師さんなのか?
大丈夫です。数値は見てますし今は安定しているので。食事もとれてはいますし、明日は検査しますので。今夜は様子見るしかありません。
と。。。。

おい( `Д´)/
言い方よ…
こちらの質問にかぶせるようにねじ伏せるような喋り方。
一方的に切れた通話
絶対あいつだ
退院したらクレームいれてやる。

息が苦しいなんてつらすぎる。
母は息苦しいのがもっとも苦手だし。
何とかしてください。
助けて。