komaと申します。母のくも膜下出血から今、これからのこと

73歳の母がくも膜下出血になり、そこから見えてきたあれこれを記しておきたくてはじめました

7/20 冷たい人

2022-08-07 09:59:25 | 日記
7/20

仕事が終わり、家事をして。
二人を連れてリフォーム会社へ。
トイレや給湯の見積りとってもらうため、金曜に予約。

そして病院へカーディガンを持っていき、あわよくばまた少し顔が見られるかな、と初めて見た看護師さんに様子を聞いたら
「トイレから戻ってベッドに下りたばかりなので。容態はきのうとかわりないです」
と無下に断られ…

言い方…

よっちゃんに電話したらロビーにいるというので合流。
そこで母からもごめんとメッセージ。

いやはや腹立つ、なんやあの人
全く患者や患者家族への思いやり皆無。
でも看護師さんも人間、色んな人がいるんだな。
母が漢字を使ったメールも出来たことを良しとしよう。

猫はまた下痢。
何だか痩せたような
ストレスか、はたまた病気か
いつまで様子見ようか。

丸太の咳は続いている。
サーコも何だかだるそう。
夫は大丈夫そうかな。

何かのバランスが崩れてはじめているのかも。

実家の小さな仏壇に水を添えるときいつもお願いする。
母を守ってください。

今日も暑いな
夏真っ盛りだ

7/19 大雨と動悸

2022-08-06 16:37:08 | 日記
7/19
警報が出ている土砂降りの雨。
子どもたちは学校へ行き、わたしは仕事。
母はきのう昼から既読がつかない。
前日に肺に水が、と苦しそうだったから不安で落ち着かない。

10時過ぎ、病院から電話が鳴った。出られず5分後にかけ直す。
保留音が長い。心臓がバクバクしている。
再び受付の人。
「電話したのは主治医の先生ですが今は他の対応中なのでかけ直します」

母に何があったんだろう…
既読もずっとつかないし夜中から苦しんでいるのでは。
無事でいて
お母さん
どうしたんだろう

ヤキモキするも一向に電話は来ない。
14時の仕事終わりにそのまま病院まで爆走。
駆け込んだ母のいる病棟に主治医さんが。
わたしの顔を見るなり
「…あっ」

......え?

「ごめんなさい忘れてました照」

.....はい?

母は大丈夫なのかと聞くと

「あぁ~大丈夫ですよぉ」

のんびりした返事が

おいおい…

がーっと覗くとナースステーションの奥の部屋でこちらに背を向けて車椅子に座っていた。

よかった
大丈夫そうだ。

主治医さんが、ちょっと悪いなと思ってくれたのかせっかく来たのだからと面談室で病状説明してくれた。

脳の血管れんしゅくを防ぐために水分をたくさん身体にいれていること。
そのため体重も10キロ近く増えている、肺の水もそれ、心不全も心配なので点滴の水分減らしながらバランス見て対応していきますと。

電話、研究?のための同意書にサインしてもらえないか?というもの。
検査時間が5分ほど延びるだけてとくに負担はないそう。

ええはいもちろん。
お役に立てるなら

主治医さんの計らいで少しだけ部屋へいれてもらった。
たくさん話があったみたいだけど5分くらいでと言われたので今の様子と用件を聞く。
大丈夫、何も心配しないでね

そして退院したらまた1~2カ月後
今度は左側の手術をすると言われ…

術後リスクと経過は今回と同程度。

ちょっと…
ショックで起き上がれなかった
何も考えられず

だって
1週間命ギリギリで今もそれで、なんとかリハビリやってがんばってくれてるのにもう一度なんて
わたしならメンタル崩壊する
からだも持つのか不安

とりあえず
今を乗りきるしかない

サーコの渡したノートとボールペン。
お返事書いたよ、と渡され。

サーコは開く前しきりに、
おばあちゃんどんな字かな、字書けるようになったのかな、読めるかな、などと心配なのかなかなか開かない。

そっとページをめくり、

そこにはいつもの母の字で
「おばあちゃんは死んでしまうほどの病気だったけど神様にまださえたちのそばにいなさいと言われたきがする。だんだん元気になっているからね」
と書いてあった。

サーコは嬉しそうに返事を書く

「たいいんしたらサーコがなんでも手伝うよ おばあちゃんが元気になってきてとてもうれしいよ」

そばで見守りながらしみじみ思う。
何事もバランスなんだなぁ
ギリギリの均等で色んなことが保たれていて、ひとたびどこかで崩れると雪崩のように。

でもまた構築できる力はある。
大丈夫。

7/18 一進一退

2022-08-06 07:56:14 | 日記
7/18

朝実家へ出向き猫の世話。
今日はよさそうかな。

母からは肺に水がたまっているらしく呼吸が苦しくて目が覚めたとメールが。
呼吸が苦しいなんて心配。

そして午後またメールが。
「今が脳梗塞になりやすかったり頑張りどころだって。あと1週間でだいぶリスク抑えられるみたいだから頑張るわ!心配かけたけど大丈夫よ」

前向きな言葉に涙。
そして
「丸太にそっくりな看護師さんに個室にいれてもらえた、孫たちの手紙も点滴のところへ飾ってもらえた。」

ん?どういうこと?
個室へ移るときは連絡もらえるはず。

その後ご所望の
肩ツボ押しとカーディガン、ヘアスプレー(いらんと思う)などなどを持って病院へ。
 
よっちゃんと待ち合わせして一緒に上がる。

あら、ナースステーションの奥の部屋にいる!!
優しい看護師さんが、「トイレに行くという名目で」と廊下まで車椅子で連れてきてくれた。
むくみが少しとれたかな
管が少し減っている。
目も生気がある。

術後初めて触れた。母に。
腕に大きな青アザ。
点滴とか打ちすぎかな
頭の傷が痛々しいけど微笑む母にホッとする。

話したいことたくさんあるのに何も出てこなくて、看護師さんに容態を聞く私。
よっちゃんは母の手を握りしきりに話しかけてくれている。
エレベーターホールガラスの扉越しに丸太とさーこも顔を見ることができた。
嬉しそうにずっと手をふり続けていた。

お母さん、がんばれしか言えないけど、がんばれ。 
色々不安だろうけど、お金のことも家のことも心配ないよ。
大丈夫だよ

それ言うのに精一杯で。

頭が痛いと言うので、帰ることに。
話せてよかった、触れてよかった、母の笑顔見れてよかった。

そして実家へ
さみしそうで元気のない猫のトイレ一新して片付け。
夫は元気になり帰宅。

丸太の咳は続く。
コロナも増え続けている。

7/17  急転直下

2022-08-05 15:39:11 | 日記
7/17

丸太のママ友KちゃんMちゃんたちと公園へ行く約束があり、午前中に実家へ。

本当はアスレチックへ行くはずだったけれど、気にしないでとお伝えしたのに皆で公園でと言ってくれた。

親三人だけになったとき、うんうんと優しく聞いてくれる2人に甘えて話していたら泣きそうで。

カーディガンを届けに行くと話したらKちゃんが病院まで送り迎えしてくれた。

サーコとナースステーションまで行き、容態はどうかな?と聞くと。

早朝から頭痛と胃痛がひどいらしく起き上がれないよう。
カーテン少し開けてもらって顔を見ることができたけれど、ぐったりと横になり虚ろな表情で力無げに手をふっていた。 

「痛みはピークかもしれない」
と看護師さんは言うものの、きのうとあまりにも違い、ショックで、やはり良くなっていく2週間ではない、という言葉が身に染みた。

帰りの車の中、サーコは涙ぐんでいた。
きっときのう話したみたいに元気なおばあちゃんに会えると思っていたんだろう。

公園に戻り、サーコは明らかに元気がなくなりお腹が痛いと言い、私も脱力してしまいあまり気を遣うこともできず、二人に謝り丸太には一人で家に戻るように伝えサーコと帰宅。

お湯をためて二人であったまりながら風呂場の小さな窓から差し込む午後の陽を眺めていた。

夕方気持ちも落ち着いてきたので、丸太を迎えに行きがてら自転車をこぎこぎ。   
湿気を伴うぬるい風がペタペタと身体にまとわりつく。
頭の中で母のさっきの顔が何度も過る

母の頭痛は取れたかな
起き上がれるようになったかな
ご飯は食べれてるかな
お母さんの大好きな生き生きした緑色がたくさんあるよ。
暑いけど青い空きれいだよ

早く帰っておいでよ

明日はよくなってきてるといいな
がんばれ
がんばれ

7/16  続々ダウン?

2022-08-04 17:22:47 | 日記
7/16

きのう来た親戚というのは母の友達Tさん。
いてもたってもいられず病院へ来たけれど身内ではないのでなにも教えてもらえずだったらしい。
申し訳ないことをした。

早朝から夫が胃痛。
過去に急性膵炎を二度やっているので不安。
横になり、薬飲んでも一向に治らない。

実家の猫もやはり調子が悪そうだな。
もう少し様子見て動物病院行こうかと診察券を探す。

夫は土曜日だけど午後診察やっているところがあったので予約、帰りはタクシーで帰るよう伝えて、子どもたちは家において夫を病院へ送り、私は母の病院へ。

今日はスマホがほしいと言うのでポーチに充電器やらタオル、メガネやヘアゴム、お守り、サーコの手紙などなどごっそり入れて
よっちゃんと一緒に5階へ。
母はどんな感じかなとナースステーションがてらチラ見。

え?
んん?
車椅子に乗ってる!

私達に気付いた母は笑顔で手を振って。
ちょっとこちらに来たいみたいだけど頭から下まで管だらけで進めないみたいでちょっと苦笑い。
その距離7~8メートルかな

でも元気そう
身体起こしてる
笑ってる

すごく嬉しいよ

「ありがとう、がんばるね」
喋ってる

バイバイと手をふってルンルンにエレベーター乗ったら、事務手続きの質問やらなんやら全部忘れてたことに気付いた。。。
まあいいや。次きたときで。。

よっちゃんがいとこ会グループラインに盗撮(ごめんなさい)した母の車椅子で笑顔の写真をアップ。
皆もよろこんでくれて
わたしも久しぶりに安心した気持ち。

夫は多分疲れかストレスか。
急な転職騒ぎで離婚話までこじれた最中に母のことがあり。
子どもたちと家事はほぼ丸投げ。
負担がメンタルを攻撃しちゃったかな。
病の数値は特に出なかったみたい。
月曜日の夜まで実家へ帰すことにした。

ゆっくり心身休んでほしいな、も本心だけど、正直今は夫の面倒まで見られる状況ではない。

丸太とサーコに母のこと報告。
二人とも嬉しそうで、サーコは明日は病院へ着いていく、ガラスの扉越しでもいいからおばあちゃんに会いたいな。と。

そして夜。
傷口アップの自撮りと共に、
大丈夫だから今夜からしっかり寝てください。
と母からメッセージが。

写真撮れるのか!すごいなぁ
日々こうして元気になっていってくれるのかな
今日は久しぶりに眠れそうだな