正しい夏のはじまり

☆昨日のお買物☆

昨日のお支払いは、交通費のみ。
180円
半分虚構、半分事実。。
今日は少しいつもと違う雰囲気で書いて見ます。


今年も、夏が近づいてきた。
恒例の、夏の始まりを告げてくれるお祭りが開催されるのだ。

朝からお祭りを告げる空砲がなり、
いやがおうでもわくわくした気分は高まる。

昼間から、浴衣をきてお祭りの準備をする。
少しでも粋に着こなしたいと悩みながら、
一番スタンダードで無難なものに落ち着く。
次こそはもう少し粋な浴衣を着ようか、
この前みつけたあの浴衣まだあるかしら？
なんて考えているせっかちな自分がほほえましい。

男の家に着くとだらけた空気が流れている。
昼下がりの風邪はやや湿気をおびて、初夏らしく心地よい。
ぼんやりしている間に氷がとけてしまった、
麦茶のグラスにつく水滴も正しい。

夕方に祭り会場に向かうと、
夕闇に浮かぶ提灯と、太鼓の音が出迎えてくれる。
両脇に並ぶ屋台をひやかしながら、
男はビール、私はラムネを飲みながら歩く。

いよいよ日が暮れると、
花火があがり人々の歓声があがる。
花火はなんて人の心をひきつけるのだろう。

そんな中、お祭りにきていた友達と合流する。
お互いに照れるのに、
きっちり手をつないでいたりするのも、また正しい。
人ごみのなかはぐれないように。

そして、花火はフィナーレ。
花火が終わった後はなんだか物悲しい。
だから、素直に甘えられる。

まだ正しい夏ははじまったばかり。。



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