ずいぶん前ですけど
6チャンネルでプレバトを見ました〜
でも何にも理解出来ず
俳句なんて出来ないな~
と思いました
だけど
たまたまわんこがが出てくる
俳句入門の本があるのを見て
早速購入!!
読みやすくてわかりやすいので
俳句を詠もう!!
と決めました♥
とりあえず
100句は詠まなくちゃね
朝に出かける支度をしている裕子。船長の声が聞こえる。
「カリメーラ これはギリシャ語でおはようございます ここでは言葉はギリシャ語と英語ならOKです 19世紀のはじめ国土を制圧していたイスラム教トルコに対しキリスト教徒のギリシャ人が一斉に立ち上がったそうです その時ギリシャ人の揚げる青い旗はオスマン帝国の赤い旗と際だった対象を見せていました ギリシャ旗の青は青いエーゲ海と空を意味すると言われています 現在の旗は1833年制定されたので青と白の九本の筋に左上に十字が描かれています」
誰もいないのに一人でにゃーと笑う裕子。
「そんなことタムタム氏に聞いてますよ しかも」
ノートを引っ張り出して読む。
「十字の筋には三説あります。
1、ギリシャ神話のゼウスの九人の娘
1、「自由か死か」を意味するギリシャ語(独立戦争のときの声)
が九音節だから
1、独立戦争が1821年から九年間続いたから
とにかくあの人といると勉強になるわ」
そのノートをバッグに押し込んで出かけることにした裕子。
「聡美さんは物知りだけど私は勉強家 女はそういう方がいいのよ」
廊下を歩いている裕子。白い上着に青いスカーフを掛けている。通り過ぎようとしている裕子だが鏡の前に戻って全身を映す。
たまたま気が付いたスタッフの一人が
「ギリシャの旗にぴったりですね」
裕子はにっこりして
「スタッフさん もお若い」
少し歩いてからまた舌を出して、
「(小声で)若い人にお若いとはいわないか」
とにかく上機嫌で廊下を歩く。あっと気づいて窓に近づく。
「わぁ ピレウス港ってきれい 今までで一番きれいかも お隣りさんは豪華客船クイーンエリザベス二世号なのね」
今度はスタッフのアナウンスが聞こえた。
「ただ今8時45分でございます 集合は9時ですのでよろしくお願いいたします」
一人でキャッと叫ぶ裕子。
「タムタムさんも白と青ほめてくれるかな? (タムタムの声で)『裕子さんすてきだなー』なんちゃって」
とまたくすくす笑っていた。
俳句は全く知らなかったんけど
柴犬がとっても可愛かったので
始めてみました〜
春の朝お邪魔しますと花粉症 糸乃こまり
季語は
春の朝
季語を調べるのは
大変ですね〜
犬がつく俳句は
別のブログに出してます

聡美とスタッフの28番が廊下を歩きながら話している。
「歩きながらですみません」
「いいのいいの 私が探偵って叫んだって裕子さんに言われたわ」
「お気になさらないでください」
「二人で心配してくれてるのに」
「大丈夫です」
28番は小さく頭を下げて去ろうとした。だが2、3歩進んでやめて聡美の所に戻った。
「すいません こんなことを申し上げてよろしいかどうか」
「何でも言って」
「それでしたら申し上げますが 私の母は老人ホームにいるのですが」
「そうなの?」
「でもこの頃は食堂でごはんを食べてから自分の部屋に帰れないんです エレベーターにずっと乗ってたりして」
「それ 認知症ね」
聡美は始めてその言葉を口にした。28番はホッとした顔になる。
「そうなんです でもムラがあるんです ちゃんと帰れる時もあるそうです」
「裕子さんと同じね」
28番はさすがにハイとは言えなかった。だが
「私は船に乗るのをここで最後にするんです
でもこの船に乗らず母がいる所に行った方がよかったかもしれない この頃そう思ってきて」
「だから裕子さんのことを心配してくれてるのね」
「気になるんです」
「あなたがいてくれてとても助かるわ」
28番はとても気が済んだ。聡美は先の喫茶店で知人と待ち合わせをしているというのでそこで別れた。
ところが今度は聡美が28番を追いかけて来た。
「スタッフさん どうしよう!?」
「あら お知り合いの方は?」
「もう来てるの 探偵事件の時に歌ってた人が素晴らしくて」
「私たちも影で聞いてました 田村さんの歌はいつも素晴らしい」
「有名人なのね ポートサイドにも一緒に来てくれて あぁ どうしよう?」
「大丈夫ですか?」
「だって裕子さんのことは誘ってないのに 田村さんの前に座ってるのよ」
「なるほど」
「どうしよう?」
そして言った。
「探偵さん どうしたらいいのかしら」

今まで川柳は詠んでいたけど