こもれびの日記

日々の暮らしをつづります。コモちゃんは夫です。コメントは管理人の判断で削除する場合があります。ご了承下さい。

タジキスタン オクサス紀行 ⑤

2022-08-19 | 2019年2022年タジキスタン

 

7月16日、今日も3台の四駆に分乗して出発。

 

泊まったゲストハウスが見える高台で全景を写す。標高4200m。

 

対向車が全くいないので、もしいたらこんな感じと先行車がUターンして戻って見せてくれた。

 

出発して2時間半、パミールハイウェイの合流点に着く。アスファルト道になったので静かな走行になる。

 

30分ほど走ってムルガブ川。

 

ムルガブの町のチェックポイントを通過してバザールへ。

キルギスとの国境が閉鎖中で人の往来が少ないので活気がない。

 

ムルガブのパミールホテルに到着。

 

ホテル経営者の子どもたちがレストランでお手伝い。昼食。

体調悪く午後の観光はパスしてホテルで静養。

12日目終了。走行距離約60㎞ ジャルディ・ゴンバス~ムルガブ

 

7月17日、パミール高原の湖へ向かう。

標高4317mのネイザダッシュ峠。

 

出発して2時間、オク・バリクという水が湧き出ている場所に着く。

 

透明なきれいな水。雲が映り込んでいる。

 

アリチュール村。

 

一つ目の高山湖、サシク・クル湖。

 

トゥズ・クル湖は塩の湖。水が少ないので台地といった感じ。

 

ヤシク・クル湖は周囲が自然保護区に指定されている。ここも湖面に山が映り込んでいる。

 

ブルン・クル村の民家で昼食。

標高4000mを超えている。

 

パミールハイウェイに再合流してコイテザック峠。標高4271m。後方はサウス・アリチュール山脈。

 

18時ごろ、7日目に泊まったホルグのラルホテルに到着。

 

 

窓からの景色。

夕食はホテルでピザだったが体調悪くパス。

13日目終了。走行距離約375㎞ ムルガブ~高山湖巡り~ホルグ

 

7月18日、朝食におかゆ?リゾット?を食べて出発。

7日目に走行した道を逆に走ってカライクムへ。

 

ポプラ並木を見学。

パミールハイウエイではあるが未舗装な個所もある。

 

途中の村のレストランで昼食。

タジキスタンの炊き込みご飯、プロフ。とにかく脂っこい。

 

 

対岸のアフガニスタンはコロナかタリバンか、何のせいかわからないが人の気配がなくて、ひっそりしていたが、ロバに乗った子供たちをバンジ川の向こうに見つけた。

 

そんなアフガニスタンの風景ともお別れ。

 

17時ごろカライクムに到着。

宿は7日目に泊まったゲストハウス。夕食、少し食べたかな。

14日目終了。走行距離約240km ホルグ~カライクム

 

7月19日、首都ドゥシャンベへ往路と違うルートで戻る。

 

標高3223mのハブロボト峠を目指して1時間ほど、遊牧生活をしている家族に出会った。

川の水を利用して水車を回してチーズを作っていた。

ヤギのチーズの試食。

 

ハブロボト峠。タジキスタンはソ連から独立した直後、1992年の内戦が起き、この辺りも戦場となり地雷があるかもしれないとのこと。

また当時日本政府は和平協定締結の翌年に国連政務官として秋野豊教授を国連監視団に派遣したが、この地で武装残党に襲撃され亡くなり、タジキスタンの平和のために貢献した日本人として今も顕彰されている。

 

少し下ったところでは花畑がある。フォックステイルが平和に咲いている。

 

このルートはレストランがほぼないに等しいのでピクニックランチ。

 

 

4時間後にはドゥシャンベのハイアットリージェンシーに到着。久しぶりに体重計があったので測ったら5kg減っていた。

夕食は近くのレストランで。

15日目終了。走行距離約300km カライクム~ドゥシャンベ

 

7月20日、朝食後ロビーに集まり、検査官が来てPCR検査。帰国準備。

お土産を買いにバザールへ。

レーズンやピスタチオ、桑の実などお土産に買う。

唯一のお土産!

 

観光はドゥシャンベを出て北上。ピサール山脈の風景。

 

目的のイスケンデル・クル湖が近い。高山湖の一つ、標高は2195m。

 

最深70m、透明度は高いが鉱物の濃度が高いため生物はいない。

アレキサンダー大王が東方遠征の途中ここで泳いだといわれる。イスケンデルとはアラブ語でアレクサンドル。

 

ドゥシャンベに戻る。

ハイアットリージェンシーに帰るとPCR検査の結果が全員陰性とわかる。レストランで夕食。

 

16日目終了。走行距離約270km ドゥシャンベとイスケンデル・クル湖の往復

 

7月17日、夜中2時半にロビー集合。ドゥシャンベ国際空港へ。

ターミナルの入り口で全荷物のセキュリティX線検査。ターキッシュエアラインズのカウンターでPCR検査の陰性証明書を提示して搭乗手続き。現地ガイドさんとお別れをして2階へ。タジキスタン出国審査カウンターは少々時間がかかった。搭乗して5時50分にターキッシュエアラインズはトルコに向けて離陸。

5時間20分でトルコのイスタンブール新国際空港に到着。

トルコ入国審査カウンターはすいていてスムーズ。税関を通過してトランジットホテルの手続き後、シャトルバスで出発。

なんとボスポラス海峡を渡って、アジア側へ。

 

1時間20分でホテルに到着。

夕食は含まれてないので各自自由。ホテルのレストランで簡単に済ませてあとはホテル併設のアウトレットモールをぶらついた。

 

22時、ロビーに集合してまたバスに乗り、イスタンブール新国際空港へ。

このツアーの総走行距離はタジキスタンで2745km、トルコで240kmだった。

 

深夜2時半、羽田に向けて離陸した。

17日目終了。

 

7月22日19時、9時間のフライトで羽田に帰国。MY SOSの検疫事前登録の画面を何回か確認されたが、スムーズに入国した。

 

小生は羽田の東急ホテル(と思っていた)に泊まる予定(つもり)だったが、以前の場所には無くうろたえてしまったが、東急エクセルホテルを何とか探して無事にチェックイン。

7月23日、お昼の便で無事に高松に帰ってきた。

 

学生時代も含めて旅をしたところにマーキングしているが、今回でシルクロード、敦煌からローマがつながった。

これでシルクロードの旅も終わりだ。淋しい気もするが満足である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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