7月13日、ツアー9日目。朝食後、荷物は置いたままでビヒ・ファティマ温泉へ向かうが、途中伝説のあるヤンチェン砦を遠望。
ビビ・ファティマ温泉に着く。預言者の娘が手をついた場所から温泉がわいたという謂れ。子宝の湯として人気の洞窟温泉。
ちょっと深くて、温度はちょうどよく、いい温泉だった。
博物館に寄ってゲストハウスに戻り、昼食後出発。
ヴァン仏教遺跡に着く。5,6世紀にたてられたという仏塔が残っている。三蔵法師がインド巡礼(629~644)で訪れたとされている。三蔵法師も訪れたのだ! 小生、その地に立てたことがうれしい。(トップ画像)
インドで興った仏教はインドからカシミール、現パキスタンへ、アフガニスタンを経て中央アジアへと広まりシルクロードを通じて中国に伝わりった。クシャン王朝が中国領土まで力を及ぼした結果と考えられている。
ランガール村に入って岩絵を見学。パミール高原とワハーン渓谷の旅の中継地点となるのがワンガール村。
岩絵は紀元前2世紀から現代まで様々。
ゲストハウスに着く。じゃんけんに負けて相部屋となった。
夕食後、血中酸素濃度測定が始まった。要注意高山病。
9日目終了。走行距離約50km ヤン村~ランガール村
7月14日、今日から標高4000mを越える行程。ゲストハウス、7時出発。
雪を抱くパミール山脈が見えてきた。
パミール川対岸にフタコブラクダを発見。観光用ではなくて個人所有らしい。
雪のパミール山脈。
朝出発してから3時間40分でゾルクル自然保護区へ入るチェックポイントに着く。周辺は撮影禁止。
さらに40分走ってタジク語で書かれたゲート。ここから保護区。
記念撮影。
国内用に買った高度計では4000mまでしか測れないが、ここはすでに富士山より高い。
レストランがないために川沿いでピクニックランチ。用意するスタッフ。
昼食後、幾度か徒渉した。
3台のうち1台が何度目かに川床の石にぶつかったらしい。
なかなか大変だ。
ゾルクル湖でテント設営。手伝いたかったが、小生体調すぐれず・・・・。
4000m超えている。酸素不足もあるのかますます・・・
味噌汁とアルファ米の夕食も食べなかった。
10日目終了。走行距離約120㎞ ランガール村~ゾルクル湖自然保護区
7月15日、一人一張りのテントで目が覚める。雨が雪に変わっている。
ゾルクル湖、対岸はアフガニスタン。
テント場を出発して1時間ほどで石室に出会う。夏だけ遊牧民が利用する建物だが、1つの家族が訪問を許可してくれた。
男性たちは数十世帯分の家畜を放牧に出かけており、女性たちがヨーグルトやバターを作っていた。
道なき道の走行が続き思うように進めないのか、昼食時間になってもゲストハウスに着かないので草原でティータイム。エーデルワイスが咲いていた。
コクジキット湖にはバイカモも。
タジキスタンの高い峰々。散髪したばかりのヤクの群れ。平山郁夫の絵のようだ。
徒渉もこうなると・・・・
午後2時過ぎにジャルディ・ゴンバスのゲストハウスに到着。
温泉付き!
標高4200mのパミールの秘湯だ。
ほとんど食べれないので元気が出ないが・・・・夜はよく眠れる。
11日目終了。走行距離約50km ゾルクル湖~ジャルディ・ゴンバズ
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