
12月11日(日)10時より㈱モリタ福岡支店にて「完全自己血による成長因子濃縮フィブリン(GRF)の臨床応用」という講演会が開催されました。講師は韓国開業のパク ヒィ チャン先生です。口腔機能回復をしようとする際にインプラントや骨補填材等の人工材料を利用して組織の代替をしています。また、自家骨を採取しての再生療法もあります。自家骨は採取する量も限られ、患者さんにも負担をかけます。そこで自己血中に含まれる成長因子を選択的に抽出し、移植材と混和して使用する試みがなされています。こういう研究はPRP、PRGF、CGFとういうふうに変遷してきました。それぞれの講演を聞いてきましたが、私の臨床に取り入れませんでした。しかし今度のGRFは調整の過程に薬品の添加をしないことが気に入りました。それで臨床に取り入れる方向で考えています。
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