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東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

こならの森104号

2008-04-27 | 101号~200号
       ■こならの森104号■1996.12発行

表紙 「三毳岩舟の蔵」
C・o・n・t・e・n・t・s

■こならの森1月号■

その他の情報…/猫バス28……4p
結婚…荒居さん夫妻…5p
両毛神楽物語…7回……6p
知らんの5つの市/…HERO………7
JC・JOURNAL………8-9p
特集/変革期の経営哲学………10-19p
インフォメーション95………20-23p
海棠市子の映画評……………24p
書評・絵本紹介………………25p
現代国語………26p
占う………27p
協賛店マップ………28-29p
新・こならの森から…………………30p

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【本文抜粋記事】

特集/変革期の経営哲学

 三福工業(株) 代表取締役 三井福次郎さん

人間が物をつくり、人間が金をつくり、
人間が情報を収集し、そして人間が人をつくります。

      (略)

 私共はスポンジが得意ですから、その部門を使いまして工場を造りました。2年前、ドイツで大きな展示会がありました。ゴム、樹脂関係の世界的な展示会です。そこにたまたま住友商事さんのブースがあり、三福さん何か出してくれ、ということで、私共のゴムの発泡体を出して貰いました。そうしましたら、ものすごい勢いで海外からの引き合いがありました。何故か、たまたまヨーロッパで、アメリカでもですが、フッ素ゴムの発泡体を造っているメーカーが一つもない。どこでもあると思っていたんです。慌てたのは私共の技術屋です。今どうやって、量産化しようかということをやっている。ですから、探せば技術は自分の会社などでもある。それをどう利用していくか、今後の課題だと思いますし、また佐野という場所からでもそういうふうに広めることが出来ると、自信を持ったわけであります。 最期に一言だけ言わせて貰うと、今後ということで、今流行ですと海外展開、海外に工場を出さないかとか、どういうふうにグローバル化を進めるかという話があるわけですが、一つだけ言えることは何をやるにしても人が大切です。海外に工場を出しても、それについて行ってくれる人がいなければ成り立ちません。ですから私共の会社が海外に工場を持って行くには、よっぽどしっかりした現地パートナー、あるいは日本のパートナーと組まなければいけない。私共が出来るのは工場の中の管理でマネージメントが出来るわけではありません。ですからマネージメントをやっていただけるような会社と組みながら、出すということが一つの条件となる。
 いづれにしても地域ナンバーワン、あるいは小さなマーケットでもいいから、一つでもいいからナンバーワンを誇れる商品、製品を出すということが私の夢であります。
 これを3つも4つも持つということが生き残りの一つの策であります。
 ですから、今後も私のやり方としましては、どんな小さな隙間かも知れませんが、そこで頑張らなければならない。 そういうふうにしながら、やっていくのが常套手段かなと思い今日までやっております。簡単でございますが、そろそろ時間でございますので、言い尽くせない部分がありますけれども、質疑の時間にでもご質問くださればありがたいと思います。


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