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東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

こならの森190号

2008-06-29 | 101号~200号
       ■こならの森190号■2004.2発行
表紙 「 三毳山」
C・o・n・t・e・n・t・s

■こならの森3月号■


結婚しました。……………………4
青春レストラン……………………5
特集 B級グルメ 大田焼きそば …6
JCジャーナル……………………14
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
 [映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
 イベント情報/協賛店マップ

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【本文抜粋記事】

第1回 大田「呑龍 焼きそば」
■両毛五大麺紀行

上州太田呑龍焼きそば会

 焼きそばは、あまりにもポピュラーな食べ物で、学園祭や催し物、屋台などには無くてはならないものだ。実際に行事等でたくさん作ったことが誰しもあることだろう。フライ対決で取材した、行田市の「フライ」などは見た目には変形お好み焼きといったところで、どうしてこれが親しまれているのかは分からなかった。太田市の焼きそばも実際に食べてみるまでは半信半疑だった。しかし結論から先に行ってしまえば、太田市のものは、いわゆる「焼きそば」とは別な食べ物と言える。
 太田の焼きそばは「麺食」といわれるように、個性豊かで独自の工夫を凝らしていると言うことだ。今回は焼きそば一筋、焼きそば会の会長でもある岩崎屋(営業時間午前十一時~午後七時 火曜定休)へ行ってみた。
 創業四十六年。当時からこの味を維持しているという。味の秘訣は、同会会長の岩崎喜代次さん(才)によると、足利の月星ソースをベースに各種ブレンド、独自なものに仕上げているという。
 実際には見た目よりじつにあっさり、後味もすっきりとしているから不思議だ。
 基本的には、焼きそばがメインのお店。その他には、これまた上州名物の焼きまんじゅうがあるくらい。それだけに、小(200円)、中(300円)、大(400円)、特大(500円)、ダブル(800円)、1000円盛りなど量により各種ある。具は、キャベツだけ。そしておしるし程度に青のりが上に乗っているだけだ。麺は、うどんというより味は違うがそばに近い形でソースとのマッチングがいい。実に良くなじんでいる。このシンプルさがまたいいのかもしれない。なまじっか他の具があったのでは、麺の味が分からなくなる。普段何気なく食べている焼きそばを思ったら、大間違い。一度は食べてみる価値がある。
 太田市は製麺所の関係から全体的にこのような、太めんが主流だという。キャベツを主に、ジャガイモなどを使うところもあるという。あまりにもあっさりしていたのか、次にはしごをしたのだが、今では店を閉めているということだった。また、現在はあたらしい案内マップを制作中という。それから岩崎屋さんも近くに移転するということだ。
 焼きそば会の今後の予定では、スタンプラリーなどのイベントや、おみやげ用の乾麺なども計画しているという。
 両毛五大麺、なんだか奥が深そう。桐生のうどんと館林のうどんとはどう違うのか、興味津々、これからの取材をお楽しみに。
 もちろん、太田市の焼きそばの取材は今後とも続けていくつもりです。

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