きんぎょ

今日も朝から夕方まで不定期間隔で犬ｴｻをあげた。
なるべく食べ残さないように食べれる範囲まで細かく砕きながら投入する。
水槽内ｴｻ投入口下にはﾌﾟﾗ板で枠が作ってあり、普通ならその枠内にｴｻが落ちていくので、金魚が後で食べやすいってわけ。
方々に散ってしまうと探すのにも大変だし、結果として水の汚れにもつながってしまうからね。

犬ｴｻを半分にして砕いたｴｻをあげてから、しばらく食べてるところを観察。
食べ終わったかな？という頃に追加で半分を砕いて入れるという作業を繰り返しながら金魚を見て考え事をしてる。
この金魚たちが大きくなったら水槽内はどうなるだろうとか、ここにはもっともっと大きな金魚がたくさん住んでいたんだよとか。

もし神様のような存在がいたとして、数十万年、数百万年を生きていたとしたら、同じように考えるのかね。
ここには、こんな大きな恐竜が仲良く巣を作っててとか、ここは大きな火事があって一面火の海だったと気があるとか・・・
それこそ覚えきれないほどの出来事を考えながら俺たち100年も生きられない人間がどうでもいいことで揉めてるって感じなんだろう。
それってのは川にいて大威張りで巣を守ろうと必死になってるｱﾒﾘｶｻﾞﾘｶﾞﾆのようだね。
たしかに普通の川では彼らより強い存在はなかなかいないけど、所詮1年も生きられない命なわけです。
それなのにﾏｲﾝﾁ戦って生きてる。
滑稽ですが、それが人生ってものなんですよ。
自分の寿命の中で精いっぱい生きることしかできなからね。

だとしたら、どんな小さな命だって生きる権利はあるはずだし、俺のところに来る運命だったとしたら、それは守ってあげたいと思います。
今度の金魚はどのくらい長生きしてくれるかね。
1回目の金魚のように8年弱まで生きててくれるかな・・・
そのころにﾊﾄやｳｻｷﾞは？

俺もみんなの世話をしてあげられないといかんね。