生きていくってこと

なんらかの目的や欲望があるのなら生きてても楽しいだろうし歳を取りたくないって思うだろう。
んじゃ、そういうのが無い人はどうか?
長く生きていると感受性も薄れるし欲望なんかも無くなってくる人もいるだろう。
何かを手に入れたからと言って、それがどうなのか?
と考えてしまうまであったりする。
ホント、所有欲なんてのは結局最低限満たされてればよい。
具体的に言えば健康な身体とそれなりの食事、小さくても安心して住める住居。
それ以上はすべて付加価値でしかないわけだ。
その付加価値を求めるほどに生活は窮屈になっていく。
そういうのに気が付くのは大きな病気、大きな災害、そして歳を重ね自分で身の回りの事が出来なくなったときにわかるんじゃね?
あぁ、あとは詐欺とかギャンブルで困窮してしまった時か。
「こんなの無駄だったな」
って。
思うんですよね、もう立ち上がらなくていいんじゃないかって。
よっこいしょ・・・
あぁ、もう疲れたな・・・
少し横になるか。
ってゴロンって寝転がったまま静かに息を引き取れれば、俺にとって最高の人生だ。
どうせ向こうにオカネなんて持って行けないのだから、たくさん貯めてもしかたないよ。
投資も趣味の範囲でやるべきだね。

