お昼ご飯に利尻名物の美味しい海胆丼を頂いてから、バスにて鴛泊港(オシドマリ港)へ。
昨日稚内からフェリーで到着した港です。

いつもは、2階の待合室と船を繋ぐタラップを通って乗船するのですが、風が強い日は下を歩くそうなので、
この地面を歩いて乗船しました。
乗船時間は45分。礼文島の香深港(カフカ港)におしゃべりしてる間に着きました。
直ぐにバスで、このツアーの一番人気、桃岩展望台へ直行です。
桃岩辺りのお花畑は天然記念物に指定されているそうでめっちゃ楽しみ。
稚内に着いた時から、添乗員さんとバスガイドさんから、「雨の日はお花が瑞々しくて本当に綺麗なんですよ」
と言われてたけれど。
ここまで水水しく無くても良かったと思う。
真っ黒に日焼けしたネーチャーガイドさんに連れられてウォーキングスタートです。

この石段の坂道を上ります。もうすでに水の階段。従妹たちは、メッシュのスニーカー。
カッパを必ず持ってくるようにと言われていたのに、足元が残念な事に。
しかし、流石に天然記念物のお花畑。足元からお花が一杯咲いています。

ガイドさんの言ってくれる花の名前をメモる余裕がありません。
なので、名前は不明のままで進みます。





石段の道を登りきると後は平坦な道を進みます。
もう、携帯がびしょびしょで、これ以上写真撮ってると壊れないかと心配になってきた頃。
イヤホンから、誰か携帯落としたと声が聞こえて来ました。「大変や、こんな雨の中で」
と思いながら、風と雨に顔をなぶられてながら歩いていると、後から来た人が私に、
「お仲間の方が携帯落とされてます」と。どうやらアメリカ帰りの従妹が落としたらしい。
「他人事では無かったんだ!」 と、もと来た道を戻りながら、従妹の携帯を鳴らす。
出ません。
坂道まで戻って、出会っ時には携帯しっかり持ってました。もお、ほっとしました。
携帯落としてアメリカ帰れるの?甚だ不安。
添乗員さんが携帯を鳴らしてくれて、バスガイドさんが見つけてくれたそうです。
その後、彼女は階段の上でリタイヤしてバスに戻りました。
私も展望台までは行かないでリタイヤ。だって登っても何にも見えん。

この日身に着けていた、ラスポルティバの登山靴とモンベルのカッパは優秀でした。顔以外は濡れませんでした。
でも、手袋を持って無かったので、袖口から雨が入って来て、中のシャツの袖口濡れてしまいました。
この日、気温も11度とか14度とか言われてました。ちょっと手が冷たくなってました。
私はまだ、本格的な雨の日の登山経験が無いので、今回の雨は勉強になりました。
カッパと登山靴で完全武装と思っていても、足首手首から雨は侵入する事。次回から気を付けようと思いました。

これは帰りの日に撮ったバスの写真ですが、この桃岩の帰りは床もびちょびちょ。
バスガイドさんが何度もモップをかけてくれました。
バスが広くて本当に良かった。
従妹たちの靴は絞れるくらい濡れてました。
この後の予定は、江戸屋山道という所をやはり花散策の予定でしたが、道中が危険という事でキャンセル。
最後の「スコトン岬」へ向かいます。
着きましたが、強風と雨なので私はもうバスから降りませんでした。車窓から、一件だけあるお土産屋さんへ
向かう人の風になぶられてる様子を見ておりました。
晴れた日の最北端、「スコトン岬」見たかったです。アザラシ岩も。
ホテル到着後は皆さんフロントで古新聞を頂いてからお部屋へ。靴へ詰めます。

今日のホテルは御前スタイル。ビュッフェはありません。
蟹美味し。

辛く無くて美味し。

ご飯少なくて美味し。

潔し。メロン一切れのデザート美味し。
この日の夕食をアメリカ帰りの従妹は後で一人で食べました。
例のチケット問題。稚内から羽田までのチケットを取るために電話中でした。
でも、自分の電話は雨の中に落っことしたので暫く使えませんでした。
本当に彼女には大変な日でした。
温泉も入ったし、スニーカーの新聞も新しいのに取り替えたし、さあさあ、もう寝ましょうか?
と言うと、地元の従妹が、「このニュースだけ見てから寝たい」
と言うので照明そのままにしておいたのですが、ニュース終わる前に「寝息?」嘘? まだ二分経って無いよ。
振り向いたら寝てるやん。
という事で、私が起きて照明消しまーす。昨日もこんな感じよ。
明日は稚内へ戻って、宗谷岬へ行きます。その後羽田経由で地元の空港へ。
続きは又明日に。