杉壁作りしました。
「八文字組」て言うとは博多祇園山笠の4本の山笠台作りば手掛ける
稲舛山大工(通称、山台苦、キモサベ、ウイッシュボン、エロサベ)のテゴの「ヒヨカタ集団」のチーム名です。
主に山台組立から棒締め、杉壁作りまでの作業ば担当し、その八文字組のロゴマークは
山台の命「八文字」の形ばアレンジしたものです。
このロゴのTシャツ、販売しよりますけんご希望の方はお分けいたします。
白と紺の2種類、値段は1枚¥1,500
八文字組への寄付と思うて買うてくれたら幸いです。
一応、白は正装用、紺は作業用です。
本来は6月7月だけの季節労働者やばってんが
去年は桜の時期から「ふくや」の新設工場展示用の舁山制作
今年は博多座3月公演「めんたいぴりり」の舞台用の
山笠に使う「杉壁」の制作の注文です。
桜の咲く前の山台苦作業は前代未聞です。
ちなみに人形は舞台の大道具さんがこしらえるらしかです。
今年から八文字組に参加する「山さん」のデビューでも有りました。
デビューて言うても歳は棟梁含めて上から2番目。
男結びも難なくこなす貴重な即戦力やったです。
おいしゃんもうかうかしとられまっせんやね。
季節外れて言うことと本物の山笠や無い(大道具)て言うことで
杉壁は人工芝ば用い穂先もビニールの装飾用ば使います。
麦束もこの時期小麦はありまっせん。
粟田口さんのドライフラワー使いますばってんが小麦のドライフラワーは無く
大麦使っとります。
常設展示の櫛田神社、川端ぜんざい広場やら博多駅の飾り山やらは
この方式でやっとります。
ちなみに北海道の芦別山笠も山の時期は小麦がないけん、麦束や無うて藁束です。
作業場に懐かしい「ゆらりん」の看板見つけました。
まだ大事に飾って有ります。
「ゆらりん」のブログまだ見られます→こちら
でけあがった杉壁ば博多座に搬入・・・・・・
始めて博多座のからくり見ました。言わば「奈落の底」での組み立て作業。
舞台したは大きなターンテーブルとエレベーター
ここからセリ上がったり舞台の場面の早変わりするとやろうな?て見てきました。
そのあとは恒例の打上げ(直会)今回は神事や無かけん「おつかれさん会」です。
場所は博多のビッグダディ「楽庵」です。
今回も無造作に12番めの赤ちゃんがテーブルの上に寝かされとりました。
そこさぃふらりRKB毎日放送のカメラマン兼ディレクターの
坂もっちゃんが現れました。
この方、長年芦別山笠の取材ば続け博多の山笠には出たごと無かばってんが
芦別で山舁きしよります。
現在、水曜夜の「豆ご飯」ば担当しとりますけん
皆さん見てやってください。
一夜明け日曜日は季節外れのヒヨカタ作業で重い栞持ち上げたりしたし
藁の男締めしたりで指の先やら体のあちこちが悲鳴上げよります。
舞台「めんたいぴりり」どげな場面で山笠の出てくるとでしょうね?
見に行かれた方ご感想ばコメント頂けたら嬉しかです。
公演は3月6日から29日です。
A席 12,000円 特B席 9,000円 B席 7,000円 C席 4,000円
やっぱ高っか~
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