このひとつの流も数ヶ町、十数ヶ町の集合体であります。
大黒流で言えば12の町
麹屋番、古ノ一、川中、すノ二、川端、すノ三
古ノ二、寿通り、つノ二、すノ一、つノ一、下新
で構成されそれぞれの町の責任者として各1名「町総代」「取締」がおって
12ケ町の合議で山笠が運営されます。
面白いとが同じ流でもそれぞれの町のしきたりについては
ほとんど知識がないことです。
資金的な山笠運営の仕方、直会のやり方等
それぞれの町で異なるとも面白かですね。
先日の取締打上げや反省会でそげな話題になり
他町のしきたり、やり方に「へ~」て言う次第です。
たとえば直会の最初に手ば入れる町、後に入れる町
はたまた入れん町も・・・・
直会の時間の長さ、炊き出しか仕出しかの違いも
山笠後の町総代寄、取締寄が終わって帰るまで
手入れんで直会して待つ町、またんで解散する町
一番面白かとが15日の「祇園寄」
千代流さんやらでは山が始まる前に流全体で
やるようですばってんこれは流全体の総会みたいなようです。
調べてみたら大黒流の中で須崎地区のみ「すノ一」「すノ二」「すノ三」
の3ヶ町のみが15日の祇園寄ば行っておりました。
他の町は「祇園寄てなん?」てなもんです。
わが町にしてみれば追山が終わったら直会が始まり
当番町、受取町の挨拶回りがおわったらその時点で
手が入り片付けの始まります。
最後の直会やけん少しでもゆっくり余韻ば楽しみたい所ばってんが
ここで山はおしまいです。
一方、須崎地区では追山終わっても
当番町、受取町の挨拶回りが済むまでは料理に手ばつけず
挨拶が終わったら「町全体」による「祇園寄」が始まるそうです。
こっちはなるべく早ぅ挨拶回りが来たほうが良かほうですね。
赤手拭筆頭て呼ぶ町、呼ばん町、若手組織がある町、無か町
福岡の中でも博多、その中でも流、流の中でも町
それぞれ違う風習の集合体が山笠です。
土居流では他の流に見られん新旧役員の顔合わせ行事
「ねじ切り」やらもあります。
こげなとばいっぺん全部調べて残していかないかんて思うとります。
他町に無か行事、しきたりのある町の皆さん
コメントでご紹介下さいませ。
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