予定より 早く帰った かみさんに

優音がこうで～　優音があ～で～

てるおですけど、何か?

明日の帰宅が、今日になった。


それだけで、

実は、非常に助かる。


東京で働くかみさんも
勿論応援している。

だけど、

チビの傍に居てくれる事も
望んでいる。


非常に矛盾しているのだが…。

なので、
かみさんは、

東京での仕事のスケジュールを
非常にタイトにすることにしているようで
ほんと
いろいろ大変だろうな…って。


その条件でも、
仕事を振ってくれる方々には、
俺も、深く感謝している。


そして、
そんな風にシビアな状況になっても
仕事を振ってもらえているかみさんの事を
尊敬している。

…

女性は、子供ができると
第一線から離れてしまう…
というイメージが
どのジャンルの職場でも拭えない。

でも、

そうじゃないんだと思う。

実力のある女性もたくさんいる。
職場で力量を求められている女性も
きっとたくさんいる。


子育ては、
お母さんだけがするものではないから、
協力体制をしっかり築ければ、
実力のある女性が
第一線から去る必要はないと思う。


時代は変わった。

男性主体の時代は、とうの昔に
終わっていて…。

…

とかいろいろ考える訳ですよ。

10ヶ月以上お腹で子供を護って
そして、
この世に誕生させて、
生命の存続を担う女性の方が、

言葉の重みや、表現力には
優れているんではないか?と俺は思っている。

…

譜面通りに演奏して
「上手だね」

…

なんていう世界観ではなく

子育てで睡眠時間を削りながらも、
ベースを弾き続け、
チビの面倒の手を抜くことなく
炊事洗濯全てこなし、
広島と言う遠い地から東京へ向かい
1時間弱のステージの為に
全てを注いでいる

そんなベーシスなんですよ。

うちのかみさん。


いい演奏するに決まってるのだ。

俺が一番知っている。



だから、
両親に
「子供を置いてライブだなんて…」と
攻められているかみさんを
守ることが俺の役目であり、
チビに寂しい思いをさせないように
かみさんが東京で仕事の際は
子守するのも、俺の役目なのだ。

なかなか理解してもらえないのよね(笑)

…

チビが心配で
急いで帰ってきたかみさんは

その後は
べったりべったり
チビにまとわりつくのだった(笑)