見果てぬ夢

様々な土地をゆっくりと歩き、そこに暮らす人たちに出会い、風景の中に立てば、何か見えてくるものがあるかもしれない。

野毛の大道芸(1)

2010-04-24 23:00:06 | 横浜の風景
江戸時代の地図にもその名前が残る「野毛」

横浜の下町「野毛」は、夜間営業の飲食店を中心とした夜の街として有名らしいが、
私がその名を知ったのは、「大道芸のまち野毛」だ。

第36回を誇る野毛大道芸フェスティバルが始まった。
地元の街の人たちばかりでなく、大学生やファンが実行委員会を作り、そのブランド化を模索しながらフェスティバルをつくりあげている。

今回は、終日野毛地区にどっぷり浸り、さまざまな大道芸とフェスティバルの雰囲気を堪能した。
大道芸人の姿を何回かに分けて写真で追ってみたい。

■雪竹太郎「人間美術館」
ロダンの「考える人」、ムンクの「叫び」など誰もが知っている名作を、体一つで模倣。見物人も大道芸人。表情が、間の取り方が、観客とのコミュニケーションが、素晴らしく、可笑しく、笑って涙が止まらなかった。









そして、超大作に向けて観客5人を動員。
私もマドリードで目の当たりにし感動した作品テーマに期待は最高潮。


まず、観客から5人のボランティアを募集

最初に愛嬌のある小学1年生にポーズを指南

「いいかあ~、あの看板を見るんだぞぉ~」素直に従う小学1年生

背広を脱いで参加した中年男性には祈りのポーズ、続く若いお父さんには頭を地面に付けるように指示。

最初からやる気満々だった女性は、男性のお尻に片足を乗せて。

実は、カメラ枠に入りきれない右端に小学一年生のお父さんがポーズ。


最後に、雪竹太郎さんが路面にひっくり返って決めのポーズで完成…

しかし、この6人の共同作品はたして?????
目指したテーマ「ゲルニカ」


演技スタートの直前。カメラを向けると徐にVサイン。
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