米津玄師、新アルバムがビルボードTOP50入りも「アメリカで受け入れられるのは難しい」と言えるワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e3f1239e96f30f9326533c8d67f990bb360444b?page=1
ま、そうかなぁ・・とは思っていました。
記者が書くと理論的にまとまってますね。
全くこの記者の言う通りだと言うつもりはないですけど(ホントは難しくてこの通りには言えん)
概ねこんな感じで思ってました~( ̄。 ̄)シレ~
昔から日本人歌手が国内でどんなに流行ろうともナンバーワンになろうとも、海外ではなかなか受けれられなかった。それは言葉の壁が原因だけど、言葉はその国の文化の現れなのでその国の言語を習得するということは、その国の文化を受け入れるということに等しい。日本人が英語苦手なのも実はここに壁があるからだし、逆に欧米人も然り。
子供の頃見ていたドラえもんやドラゴンボールとかが海外で大流行りしていると聞いて、愕然とした。びっくりではなくそう「愕然」だった。ドラゴンボールならまだしも、ドラえもんはもう日本の小学生の生活そのもので、それはしかも、昭和のものだ。(外国からしたら、日本の昭和も平成も令和も違いは分からんかもしれんケド)
要するに、日本独特のアニメってこと。
それが、海外で受ける理由が見つからん。未来から来た猫型ロボットが現代の“異国”で、ここからはどの国にもありがちな軟弱な子供をいじめっ子たちから助けている。そのあたりのコンセプトに何か感じるものがあるのだろうか。
そんなんだから、米津玄師だってどこでバズるかわからないよ。
米津さんも海外進出に際し、言語の壁を感じているらしく、しかし日本語にこだわる理由をこう語っている。
❝そこ(日本語)以外だと神通力が通らない❞
https://natalie.mu/music/pp/yonezukenshi25
https://www.billboard-japan.com/special/detail/4166
米津さんの世界観を的確に表すには日本語が一番合っているということだろう。
さっきも言った通り言葉は文化だ。
朝ドラ「虎に翼」が最終章になる前にNHKで、主演の伊藤 沙莉さんとの対談の中で「日本語の面白さ」を語っていました。(主題歌中の)「『しぐるるやしぐるる』とか面白いじゃないですか」と。
確かにこんなの英語じゃ表現できないよね。
なので海外受けするには米津玄師という素材を使って誰かがプロデュースするしかないだろうと前出の記者は語った。
コメントにはそこまでする必要ないでしょうという意見が多い。
私もそう思う。
因みに上記記事中のヒットチャートとは別のを見てみた。
https://www.gamespark.jp/article/2024/09/13/145061.html
ここ↑ではイギリスとアメリカのチャートだけを切り抜いていて、いずれも「It’ going down now」という曲が1位に上がっている。歌手の高橋あず美さんはNYの「アマチュアナイト」という番組に出演経験があるほど英語が堪能です。
そして曲を聞くと、前記事に書かれていた海外受けする曲の特徴「数少ない同じコード進行の繰り返しで成り立っています。歌いだし、つなぎ、サビ、どこを切り取ってもループ再生可能な構成。その中で歌詞の文脈にあわせた節回しの変化によって抑揚をつけている」これに当てはまるのかなぁと、音楽に詳しくないけど。
つまり、テンポのいい曲で単純に繰り返しが多い。ただ、一度聞いただけでは忘れちゃう、使い捨てポップソングって感じ。だから一度ならず二度三度聞いちゃうってことかな?w
こちらは国別ヒットチャートが書かれていて、面白い。
https://www.musicman.co.jp/chart/635108
韓国では米津氏が二曲トップ10入りしている。
どの国にも顔を出している印象があるのが藤井風さん
藤井風さんは私も米津玄師さんの次に好きなミュージシャンなので、なるほどなぁと、藤井さんは英語がネイティブにしゃべれる人だから、海外進出し易いでしょう。
だけど、アメリカとイギリスに入ってないのは興味深い現象ですね。なんでだろう?
それに比べて異常に藤井風率高めなのがタイ。
藤井風が並びに並んでいて大爆笑。
Japan Songs(タイ)トップ10
1位「満ちてゆく」藤井 風
2位「まつり」藤井 風
3位「死ぬのがいいわ」藤井 風
4位「NIGHT DANCER」imase
5位「WOKE UP」XG
6位「Obsessed」Ayumu Imazu
7位「アイドル」YOASOBI
8位「きらり」藤井 風
9位「ガーデン」藤井 風
10位「はいよろこんで」こっちのけんと
爆笑しながら「どーしちゃったの みんな」と鼻歌出ちゃったほどです。
タイの人たちは固執するタイプなんでしょうかね?www
う~ん。米津さんにも固執してもらえんだろかwww
タイ・・・。仏教国だから?
インドでも1位です。シンガポールは無宗教国家ですがここでも1位・・ホントは根は仏教?
というのも、藤井風さんは「超越した自己」という哲学的宗教的概念を持っていて、朝起きて瞑想をされているということなので、比較的仏教の感覚に近いのかなと思うのです。
そうした考えから産まれたような曲も多いです。
じゃぁインド・シンガポールで1位の「死ぬのがいいわ」がそうなのかと考えてみると、ある人がある人を好きで好きでたまらなく「あんたとこのままオサラバするよかしぬのがいいわ」という曲なので、東洋的?この日本の演歌にも通じてそうな感じが。仏教的な下地がありそうです。
あと、これこそ単純な歌詞で日本語の面白さが軽妙にコード進行とか(よく知らんけど)繰り返されている感じではないでしょうか。
「死ぬのがいいわ」は今はこうして落ち着いたけど海外で大バズりした曲だった記憶。だからアメリカでも一時期トップ10に入ってたんじゃなかったかな?
米津さんの海外進出に関しては、コアな日本好きさんが、米津さんの良さを知ってくれれば根強いサポーターになるだろうと予測するのです。
前出記者さん曰く
❝このように複雑な構造の曲を書くミュージシャンがトップを取るのですから、日本のリスナーは熱心に音楽を聴く人たちなのだと言えます。米津玄師の曲には、聴く側にある程度の積極性や能動性が求められます。何の気なしに聞いているようでも、「KICK BACK」が売れるのは、良い意味で異常な事態なのです❞
そういう異常な事態が世界に今後も起こるかもしれない。
・・・ていうか、別に一生懸命聞いてるつもりもないけど?
外人が馬鹿って話なら乗る。
そんな!!
米津旋風を私は信じている。
難しい事態が起こるこの世が面白い。
それと米津さん自身が自分のAIがあったら面白いとも言っていたので、AI使った欧米人のお喜びになる曲( ゚∀゚)を作るかもしれませんね。