予定外の雨となった週末、夕飯の支度をするにも少し時間に余裕があったので、私のクローゼットの断捨離でもしようかなと1人になったとき、スマートフォンから電話呼び出し音♪
忘れたころに電話をくれる「私の」小学校の恩師からでした。女性でずっと独身。九州在住。
就職して地元を離れたせいもあり、小学校以来お会いしたことはない・・・
思い出せないけれどひょんなことから私の電話番号はご存じである。
もうご高齢のはずですが、電話の内容は決まって「選挙」での推しメン話(-_-;)
この手のお話は、シーズンになると各方面から依頼のお話が入ってくるのですが、私はどれも「受け身」で聞く体制と決めている。
今日も「あ~きたな・・」と少し憂鬱な気分で電話に出て、とうとうと話し続ける「先生」の声に「ですね~ですか~ですよ~」と頷くばかり。
※ちなみに・・「ですね~ですか~ですよ~」は学生時代に先輩から苦痛なお話を長々とされるときにあんまり考えずにやり過ごす合いの手として同期から学んだ常套句。
パワーあるな~・・・元気そうで何より・・ご近所でもこんな話されているんだろうか・・・と考えたり、でも政党のマニフェストなどちゃんと見ていなかった自分の勉強不足が恥ずかしくもなったり・・そんなこんなで1時間近く💦
何とか話終えるタイミングで電話を切らないとと思っていたのでしたが、ふと、「話題を変えてみよう」と思いたち、
(^^)/先生、○○ちゃんって覚えてる?
と切り出してみました。
わけあって地元に帰らないと決めている私へ数年前に連絡をくれた子で、たしか小学校の頃転校してきた子だったからご記憶にあるかしらと思ったので。
期待に反して先生には全く覚えがないとのことでした。
(^'^)じゃ、先生と過ごした学年じゃなくてそのあと転校してきたんでしょうね。
と、話を終えるつもりが・・
(p_-)アンタの同期にゃ誰がおった?※九州弁です
学校の裏門から出たとこの○○ちゃんとか、正門のほうだと△△ちゃんとか・・
海側だと☆☆くんとか、お母さんがお化粧品販売やってた◆◆くんとか、お父さんが郵便局にお勤めの◇◇さんとか・・
(p_-)あ~わかった。そ~かあの代はたいへんやったとよ~
と、これまた前に聞いたかもしれない「今だから言えるけど」話を拝聴することになったのでした。
と、そのうち、先生がなぜ教職についたかのお話になり・・
とくに目標ももたず呑気な先生に対して、厳粛なお父様が教職に就くことを推したとのこと。お父様がいかに厳しく頑固だったかといった話に移りかけていました。
(@_@)でもそのおかげで・・
(p_-)ん?
(@_@)お父様のおかげで、私たちは先生にお会いすることが出来たのですね。良かったぁ~
と、私にしては珍しい歯の浮くようなことを言ってしまった(;^_^Aと思っていたら、
(-"-)ありがとぉ。
意外な反応が返ってきてちょっとびっくり。
なんとなく、元の選挙話に戻してあげて・・
(-"-)そろそろアンタも夕飯支度やらで忙しかろ。また電話しよ~ね。
と長電話を終えたのでした。
ちょうど時間に余裕あるときの電話だったこともあり、じっくりお付き合いしたのでしたが、たぶん・・きっと・・この先お会いすることもないご高齢の恩師から「ありがとぉ」って言われると、言わせてしまったことに何だか後悔するような、少し寂しい気持ちになったのでした。次はいつだろう。。新たな切り口を探しておこう( ´艸`)
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