夕方、夕御飯を作っていると・・・・一本の電話。
「だくまって、どうやって飼うんですか? 今、エビ獲りに来てるんです。」
雪浦小学校のK校長先生。
だくまは、テナガエビのことです。雪浦の川に、たくさんいます。
今日、1・2年生の生活科の学習で、だくまを獲りに来ていたそうですが、子どもたちが帰ったあとで、また、大人だけで、だくま獲りに来たんですって!!
お二人とも、網をもって、なんて嬉しそうなんでしょう!!
だくまを育ててみたいF先生。水槽には、大きなだくま。
校長先生、水槽の中をゆびさして・・・・
「これは、食べたらうまいですよ!!・・・・飼うんですか? 食べませんか! ハッハッハッ」
「いえいえ、飼うんです! 食べません!! フッフッフ」
たしかに、とても大きいエビです。
これは、校長先生作の、エビたま。 市販の網は、底が浅すぎると、100円均一のボールのはいっていた網で、つくった物なんですって。
じっと狙って、網に追い込んだエビを、もう一方の棒で、押さえ込んで、水の上まで、ズルズルずらしながら、捕まえるんです・・・・と、F先生の車に、網をおさえつけて、実演してくれました。
網を持って、記念撮影。子どものような笑顔です
こんなに楽しそうな先生と、エビ獲りした子どもたち。楽しかったことでしょう!!
エビが獲れなくて、悔しくて泣いちゃった子どももいたそうです。
どうしたらエビが獲れるか・・・道具はどうしたらのか・・・どこにエビがいるのか・・・
こうした遊びの中で、悔しかったり、嬉しかったりしながら、経験を積み重ね、子どもたちは本当の学びをしていくんだと思います。そして、隣に本気で楽しんでいる大人がいることは、子どもたちにとって、とても幸せなことだと思いました。