さあ、2月1日は、雪浦小学校の一大イベント「春を迎える会」です。
5・6年生は、恒例のケーナの演奏のために、練習に熱が入っています
27日は、川添さんと二人で、子どもたちのケーナの練習のお手伝いに行ってきました。
雪浦小学校では、5年生になると、川添さんの指導のもと、自分のケーナを作ります。
ケーナという笛は、音が出るまでのコツをつかむまでが、結構大変。
5年生は、まだ、なかなか音が出ずに、大苦戦しています。
6年生は、2年目となるので、高音も上手に吹きこなす子どももいます。
この日は、5年生の「苦戦組」と、6年生の「更に高度な技 挑戦組」に分かれて、練習しました。
ケーナは、低音も高音もほとんどが同じ指使いです。
高音を出すには、息の量を多く、吹き込む息の速さを早く、そして、息の穴を低音よりすこし小さくします。
6年生は、川添さんから、高音の出し方や、早いメロディーの吹き方を教わりました。
川添さんの高度な技に 子どもたちは、「スッゲー」の連発です。
音がなかなかでない5年生は、私の周りで、吹き方の練習です。
音が出なくて、悔しさに、涙が流れちゃった子もいました
大丈夫ですよ 何回も吹いていたら、「ああ、唇のこのあたりで吹けば音が鳴るんだ・・・」と分かってきます。
6年生になる頃には、きっと上手に吹けるようになっています。
雪浦小学校の子どもたちは、こうやって涙を流しながらも、2年間、ケーナの練習をして、ちゃんと吹けるようになって卒業していきます。
これは、他の学校では見られない、雪浦小学校の特徴的な活動の一つです。
2月1日(日)の9時から、「春を迎える会」が始まります。1年生から、6年生まで、素晴らしい発表をします。
小規模校の暖かい指導の継続が作り上げている、子どもたちの自信とやる気に溢れた姿を、どうぞ、見に来てください。
ケーナ(川添さん作)
5音階のアンタラ