雪浦小学校は、小さな学校です。
ケンカもするけど、みんな仲良し。1年生から6年生まで、みんな一緒に遊びます。
大きい子は、小さい子に手加減し、いたわります。
小さい子は、こんなお兄ちゃん、お姉ちゃんになりたいと憧れます。 あこがれは、心と体を動かす原動力です。
教室の子供の数が少ないから、先生には、子供の心の中まで見えます。
どこでつまずいているのか、何がわからないのか、どうしてほしいのか・・・・。
小さい学校だからできる学びが、ここにあります。
今日は、6年生の理科の地層の学習で、西海町の小嶋産業の採石場に見学に行きました。今年、私は、雪浦小学校の高学年の理科のお手伝いをさせていただいているので、今日は一緒です。 社会科見学ってよくありますが、理科見学ってあまりありませんね。でも、理科って、実際に見るだけで、わかってしまうことが多いのです。 理科にも、どんどん野外活動を取り入れていってほしいと思います。
大型バス、貸切です。ドンドン山に入っていきます。景色が変わってきて、とても遠くに来たような気になりますが、ここは西海町。
案内してくださったのは、川口さん。校長先生も、川口さん。も一人川口さんがいて、「じぇじぇ、川口が3人だ!」。
すごいです。山がたてに切断されています。ちょっと悲しい景色ですが、地層の勉強にはなりました。
ここは、その昔、海の底でした。上の写真の中央に見える6角柱の大きな岩は、海底火山の噴火により流出した溶岩が急激に冷やされてできたもので、柱状節理というそうです。
所々に置いてある大きな石は、これ以上前に行っては危険です!!という印だそうです。でも、思わず下を覗き込んでしまいます。
岩と石の違いって知っていますか? 大きさでないんですって。 岩は、人間の力で動かされていないものをいい、人間の力で動かされていれば、石というそうです。 山に付いているものは、岩。崩されて、転がっているものはどんなに大きくても、石。
これは、海底の藻の化石だそうです。ここが海だった証拠です。
キラキラ光った石英が・・・。なにかすごい石があるかもしれない・・・地層を見ず、ひたすら宝探しを続ける子供達。
校長先生の「石好き」が、大きく影響していることは確かです(#^.^#)
最後に発泡スチロールのリサイクルを見学させていただきました。
校長先生が後ろにこっそり持っているものは、もうすぐ溶かされてしまう運命だった発泡スチロールの大きな塊です。「何かに使えそうだ!!」 校長先生の遊び心に火がつきました。この大きな塊、二つももらってきてしまいました(#^.^#)。ちゃんとお断りして、頂いてきましたので、ご心配なく。これが、何に変身するか・・・楽しみですね。また、ご報告します(#^.^#)
実際に見ることで、たくさんのことが分かりました。何事も経験!!体験!!
楽しい理科の時間のご紹介でした