「フォルクローレの演奏」は、雪浦小学校の特徴的な学習の一つです。
10年以上前から、(私が引っ越してきて11年目なので) もしかしたら15年くらいになるのでしょうか。
この活動がこんなに長く続いてきたのは、もちろん笛の達人「川添さん」が雪浦にいたことと、雪浦小学校が少人数の学校であり、きめ細かい気配り目配りができ、身軽に動けたことだと思います。身軽に動けるということは、結構大事です。興味があること、面白いことに、さっと飛びつけて、直ぐに行動に移せること。小規模校の特権です!! 雪浦小学校には、面白いことがたくさんありますよ(#^.^#)
今日も、川添さんと一緒に、子供たちのところへ、笛の練習に行きました。
先週の練習の時より、また上達していました。
アンタラという楽器を使った「花の虫」という曲と、ケーナによる「コンドルは飛んでいく」を中心に練習しました。
「アンタラ」という楽器は、サンポーニャという楽器に形は似ていますが、5音音階なのが特徴です。
日本の伝統的な音楽(民謡や童謡など)の音階も5音音階です。ドレミソラの5音で、4番目と7番目の音が抜けているので、ヨナ抜き音階ともいうそうです。雪浦のくんちの笛も、この5音音階です。だから、このアンタラで、くんちのメロディーが吹けてしまえるんです。面白いですね。
他には、スコットランド民謡、ボヘミア民謡、中国、モンゴル、チベット、ブータン、ベトナム、タイ、ミャンマー、カンボジア、インドネシア、アフリカの音楽などが5音音階でできているようです。
5音音階による曲は、どこか懐かしいふるさとを思わせます。
これは、タルカ。ケーナやアンタラとは、全く違った音を出します。これは、みんなで一緒に、力いっぱい鋭く吹くことで、独特の雰囲気をかもし出します。リズムに乗って、楽しく吹きます。
10月24日の音楽祭に向けて練習は続きます。