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次の世代のために 今できることを

グラントワと少子化と

 昨晩は親子キャンドルフェスタ2008に参加。
 このイベントも3年目ですが、雨が少し降ったにもかかわらず、今年も中庭広場いっぱいにたくさんの親子が訪れました。

 イベントは大成功でしたが、中庭を飾るキャンドルの数が年々少なくなっていることが非常に寂しいことです。
 益田市、津和野町、吉賀町の保育所に通う子ども達(3歳以上児)の人数が年々少なくなっているということなんです。

 日々の生活の中で少子化を実感することなどあまりないのかもしれませんが、幻想的なキャンドルの灯りを見ながら、そんなことを考えていました。

 また昨日は、寂しいことがもう一つ。

 グラントワの職員の方から聞いた、“年々入館者数が明らかに減少している”というお話。
 このイベントもそうですが、地域の方々が盛り上げようとしてくれている中でも、美術館への入館者数などが伸びていないようです。

 島根県も財政状況が厳しい中で、無駄はできる限り省いていくという方針ですから、このまま行けば・・・と、将来への不安を口にされていました。

 空港もそうですが、グラントワを活かすのも、この圏域の総合力を高めていくしかないということになるんでしょうか。

 このイベントも、ボランティアで作り上げるイベントですから、継続していくにはモチベーションをいかに維持するかということが最も難しいと感じながらの3年目。少子化の波とグラントワの厳しい現実に、“みんなこんなに一生懸命やっているのに”と、何だか少しむなしい気持ちにさせられました。

 グラントワも、ボランティアや地域の力だけに頼っていて、どうにかなるというようなものではありません。
 新たな戦略が無ければこのままの流れは止められないのではないかと思います。

 この問題は益田市にとっても大きな課題です。もちろん私にとっても大きな課題を突きつけられた日となりました。


 さて、今日は益田東中学校の体育祭に行きました。

 中学生の一生懸命な姿は爽やかで、とても良かったです。

 その後は、一般質問の原稿作り。
 明日が通告期限です。
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