7名の、しかもまだ大学1年生の皆さんによるイベントですので、その評価はイベントの規模よりもイベント実施までに何を学び、益田市の「人づくりからの地方創生」に繋がるどんなフレームを描くことができたかということです。
地元の子ども達が実はあまり地元にある事業所について知らないということに気付いた彼らが仕掛けたのは小学生が地元の商店を歩いて回るという、まちあるき型のイベントでした。
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中学生に声をかけ、大学生からの声掛けに喜んでスタッフとして参加してくれた中学生だけでなく、豊川地区で地域活動を行っている高校生にも手伝ってもらい、中学生や高校生にも地元の事業所について考える機会を与えながら、小学生には地元で働くということに少し意識を向けさせることに繋がる仕掛けとなっていました。
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初めて暮らす地域で、初めて出会う人たちと短い期間で作り上げたイベントは、彼らにとっても益田市にとっても価値の高い、次に繋がるものになったと思います。
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今回大学とのご縁が繋がったのは、ビジネスの世界で最先端の現場を歩く知人が「日本では地域がどんどん衰退していると簡単に論じられがちですが、実は地域間の人財・情報・資金循環フローがうまく機能せず偏ることによって減少しているように見えるだけで、地域の資源や教育環境などのストックはまだ素晴らしいものが残っている」と、地方の可能性を信じ、益田の持つ人を育む風土の価値とその可能性に気付いたことがきっかけでした。
そして、そのご縁は、ガバナンス7月号の表紙も飾った浦崎先生との出会いにも繋がり、益田市のひとづくりを加速させるものとなりました。
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これから更に確かな仕組みの構築に一緒に取り組んで頂けることにわくわくしています。
月刊ガバナンス2017年7月号