次の世代のために 今できることを

奔走!

この1週間は「ケーブルテレビ」と「学校再編計画」と「給食調理場」のことで奔走。

まずはケーブルテレビについて

益田市では、今年度9月の補正事業で、地域情報通信基盤整備事業により全市に光ファイバー網(FTTH)を張り巡らせ、平成23年度にはケーブルテレビを開設する運びとなっています。

告知端末と呼ばれる防災情報や地域情報などを直接それぞれのご家庭へ音声で伝えることができる端末を全戸に設置する予定です。

食中毒警報や、行方不明者などについて、「こちらは防災益田市です~」という防災放送が各地区でも大音量で流されていますが、風向きなどによって聞こえにくいことがありますから、告知端末が全戸に設置されれば、聞こえないということは無くなるのかもしれません。

全市に光ファーバー網を整備して、全戸に告知端末を設置する。

担当職員が少ないままに、これだけの事業を進めていくことに不安を感じていましたので、総務委員会として何度も体制の整備を要望して、1月半ばにようやく対策室が設置され、当初3人体制から8人体制へ大幅増員が図られたましたが、基盤整備については体制強化がなされたように感じますが、まだ、ケーブルテレビ事業を十分に精査ができる体制にはなっていないのではないかと思っています。

そんな中で、2月16日には、議会側(総務委員会)としても、調査を積極的に進めていくべきと考えていましたので、総務委員会での視察(奥出雲町-山陰ケーブルビジョン-ぎんざんネット)を行い、特に、新たに整備される予定のセンターについてや、FTTH網の活用についての視察してきました。

私は以前から、ケーブルテレビの自主放送で何を流していくのかが最も重要と述べてきていますが、加入率も、加入料も、この自主放送によって決まってくると言えます。

テレビなどのメディアを通して私たちが受け取っている情報はほとんどが都会発。

地方が、都会発の情報に踊らされることなく生きるためには、地方は地方で発信手段を持つことが必要となります。

インターネットの普及で、こうしたブログやYou-tubeツイッターなどでの情報発信も活発に行われてはいますが、本当に身近な情報源はやはりテレビ。

子どもも大人も結局は都会の情報に振り回されることになります。

ぎんざんネットにお邪魔した際、副社長さんがおっしゃられた言葉。

“大田の経済人は皆、このケーブルテレビに心血を注いだ”

地域の情報を自分たちで作り、自分たちで発信する。

そのことが広域になった将来の大田を必ず元気にすることにつながる。

熱い情熱が番組を見る多くの大田市民に伝わっていくに違いないと思いました。


さて、733㎢という広大な面積の益田市ですが、例えば匹見町の方々が何をやろうとしているか、益田・吉田・高津の中心部に住む方々にはほとんど伝わっていません。

周辺部に住んでいると、周辺部から中心部に行く機会は多いですが、中心部に住む人たちが周辺部に行く機会は少ないですから、周辺部のことなど知る必要もなければ、考える必要もないのかもしれません。

東京と島根の構図が、そのまま益田市内でも当てはまります。

そうした意味でも、テレビをつければ、市内の情報、しかも元気にまちづくりをしている人達の姿、のびのびと育っている子ども達の姿などが、すぐ見られる状況ができるというのは魅力的なことです。

先日の調査会でも、益田市民チャンネル(仮称)の内容については、市民の皆さんの声が多く反映される仕組みができるよう、市民団体などに働きかけるべきと要望しました。
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