折りしも天候穏やかで絶好の船航日和、舟には女性ガイドも添乗していましたが、特別に前プラザ管理者の遠藤浩明さんに解説をしてもらいました。
大変流暢な説明で湖上の島々、水深、沿岸の集落、湖岸に点在する石窯等々、陸上からの眺望とは趣が変わって新鮮な印象を満喫しました。
12:30~13:30、プラザで昼食後、恒例の歩く会へ出発しました。
目的地は鳥大農学部付属大塚農場の梨見本園。
この施設は昭和54年に開設され、面積3.5haの敷地内に日本梨130種、中国梨70種合計200種の品種が保存管理されているとのことでした。
田辺先生は在職中この多数の品種蒐集と管理に鋭意尽瘁されてきた方で、説明も自然と熱がこもり、説得力多大で興味深いものでした。
見本園にはこの時期木に残っているもの、落下しているものと様々でした。先生の指導のもと参加者一同、実際に摘果して味を確かめたりして楽しみました。
小指大の梨から、両手に余る大梨もあり興味津々でした。
15:00、梨見本園をあとにして「とっとり出会いの森」の「鳥取県二十世紀梨原木園」を訪ねました。
130年生の梨の老木は自若として枝を張っていました。鳥取県といえば二十世紀梨といわれるほどの名梨、その名声を高める緒となった原木の記念園でした。
現在もこの原木園で数千個の身をつけているとのこと、よく整備されたエリアに風格堂々と健在でした。
16:00、記念園で歩く会を解散。天候にも恵まれ有意義な秋の行事を無事終えることができました。
感謝。