いっくんが小学1年生から続けている進研ゼミ。
6年間続けたい、と言い張り、少々進度が遅れても、意地でもやめない。
赤ペンを提出しなければいけないため、自分の名前を書くいっくん。
何と言うか・・・1年生の頃から・・・イヤ、幼稚園の頃から気にはなっていたが字が汚い!
赤ペンなので先生にもみられると言う事でちょっと頑張って丁寧に書くようだが、それでもやはりついつい言いたくなってしまう。
しかも、自分の字なのに何だか間違えてる・・・
思わず「自分の名前も満足に書けないの!?」と呆れてしまった。
するといっくんはチラリとその文字を一瞥して
「それで、おれはまんぞくさ!」と自信満々に言い切った。
なんか違う!
話の流れがおかしいよ!
先日も勉強をすごく頑張っている様子だったので見守っていたら
「僕勉強してるからこれ、練っておいて。」と、2㎝を超える、大きな消しカス団子(消しゴムのカスを丸めたもの)を渡された。
学校でこんなことして・・・。
呆れながらも「まぁ、勉強してるし、いっか」と練ろうとしたら
「僕はこれを作っとく!!」と鉛筆を放り出し消しゴムで空白部分を消し、消しカスを作り始めた。
バカモーン!!!である。
そんないっくんも最近時々「反抗期」が顔を出すようになってきた。
納得いかない言い合いなどになると、以前のように素直に返事しなかったり、「もういい!」とどこかに行ってしまったり。
だんだん一筋縄ではいかなくなってきた。
その分、父親との結びつきは強くなってきているようである。
少しずつバランスが変わってくる。
もう少しで2分の1成人式もあるし、手放しで可愛がってもいられなくなる。
寂しいけれど、そうじゃなければ困るのだ。
けれど、今はまだおマヌケでおかしないっくんの日常を見て笑っていたい。
こいちゃんはとっくに反抗期まっただ中であるが、いっくんも反抗期に入ったら、あとは二人とも手を離れて行くばかりである。
子育てって、幸せだけれど、時々寂しい・・・
膝の上でうつらうつらする桜ちゃんを抱きしめながら、複雑な思いに駆られる冬の夜である。