台風一家

我が家の思い出

不便だなあと文句を言いながらも約20年お世話になった我が家。
今思えば古いながらも趣のある、頑丈で素晴らしい家だったと思う。
歳と共に寒さなどが堪えるようになってしまった私の方が家よりも早く劣化してるのかもしれない…。

入居当時に小さなこいちゃんいっくんの相手をしながら伴侶と必死に張り替えた1階の壁紙。
土壁だったものをがりがり剥がして壁紙に変えたのだ。

素人ながらも昔とった杵柄という事で学生時代インテリア科だった経験を活かして色々なリフォームをしたものである。

子供たちの身長を測るために柱に取り付けた可愛い卵の身長計。
何歳ぐらいから計らなくなったんだったかな…。

私が子供の頃に使い、その後こいちゃんが利用した勉強机。

私とこいちゃんの二代分の落書きが凝縮されている…。
仮住まいには持って行かずに別場所に保管する事になったのでひとまずバラす。

と、立てた本棚&ライト部にも何か書かれているのを発見。

「おばあちゃん、ごめんなさい 大好きだよ。」
と、新しい鉛筆の字で書かれているからこいちゃんのコメントだろう。
思えばこいちゃんも反抗期におばあちゃんにキツイ言い方をしていた時もあった。
そんな時に素直に謝れずにここに懺悔したのだろう。
私も同じようなコメントを残している…親子だなあ…。
おばあちゃんに聞くと「何か謝られるようなことあったかな?」と記憶にはない様子。
過ぎてしまえば仲の良い孫とおばあちゃんなのである。
タニパトするためにベランダに出たらハチの巣が落ちていた。

かなり前にハチジェットを振りかけて空になっていた巣があったのだが、とうとう劣化して落ちてきたようである。
あの時はこいちゃんといっくんと「巣がある!」とちょっとした事件になったのも懐かしい。
このベランダ自体がおじいちゃんと伴侶の合作。


あの頃はひいばあちゃん(こいちゃんから見て)も生きていてこのウッドデッキ自体が大変思い出深い。
こいちゃんには「思い出のウッドデッキだから残しておいて!」と言われたがそれは無理で…。
本当に想い出がいっぱい、どこもかしこも…。
切ない気持ちもあり、楽しみな気持ちもあり…。
この家で過ごせるのも、後わずかである。

コメント一覧

台風一家
ハリー様
無条件に喜べたらいいんですけどね、人間ってわがままだなぁ、と思います…
20年って長いですよね
充分に感謝をして、最後は出来るだけ綺麗にしてお別れしたいと思います
ハリー
家と共に過ごしてきた時間、その中には数え切れないほどの思いが詰まっていると思います
変わっていく事、変わらずに居る事、どちらも大切ですよね😍
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