とうとう家族4人で、ディズニー英語システムの卒業式に参加することとなった。
新幹線に乗る時間があまりなかった為、バス、電車に乗るために走る走る!
朝5時頃に起きて、さっそくの大運動会である。
子供達も卒業式に遅れては大変、とコロ付のカバンを引きずりながら必死でついてきてくれた。
おかげでみんなで無事に新幹線に乗り込んだ。
新幹線の中では朝ごはんを食べたり、子供達の大好きな車内販売で物を買ったり、時々伴侶のパソコンで何やら見せてもらったりしながら楽しく過ごした。
方向音痴の私は無事に式に参加するまでは安心できず、緊張しっぱなし・・・
あっと言う間に東京!
荷物をホテルに送る手配をしてから舞浜に向かい、いよいよ卒業式の会場であるホテルミラコスタに向かう。
とっても天気の良い日で、朝早く出てきたスタイルの私たちは汗ばむほどである。
広い庭を歩いて、ホテル正面に到着。
噴水でしばし写真などを撮りつつ休憩して、フロントで会場を確認して向かうと、お姫様気分になれる、とっても豪華な廊下に、こいちゃん大興奮。
「ここに泊まりたいなぁ~」(式のみミラコスタ!)とほれぼれした様子のこいちゃんであった。
卒業式の衣装に着替えて、頭からアノ卒業帽子をかぶる。
帽子から下がる紐の束に「なんじゃこら?」の不思議そうないっくんである。
夢にまで見たこの帽子!子供達がかぶっているのが何だか変な感じである。
時間になり、扉が開いて一番に部屋に入ったわが家族。
豪華なシャンデリアと、テーブルセッティングに感動。
ナプキンが、全てディズニーキャラクターで作られているし!!
とっても素敵なディズニーのネームストラップが家族の人数分テーブルにセットされている。
あまりの可愛さにテンションあがりまくりである。
子供達も着席し、ジュースを飲んだりしながら時間を待つ。
運ばれたブレッドもミッキー!
時間になりマーク先生やキャンプやイベントでもお世話になったボーディ先生やクレア先生方が出てきた瞬間、思わず泣いてしまった私・・・まだ式は始まったばかりである。
たっぷり先生からのお祝いの言葉を頂き、感無量~!
一人一人に賞状を貰い、子供達もドキドキしながらそれを受け取る。
緊張気味に歩いてくる子供達は、一様に真面目な顔をしてすましているのだ。
大きな子、小さな子、それぞれが同じように一生懸命頑張ったのだなぁ、と思うと何だか不思議な連帯感があると言うか、親しみがわいてくるから不思議である。
卒業式とはいえ、子供達がより楽しめるように、合間にはふんだんに歌やダンスが盛り込まれ、イベントさながらである。
卒業生のスピーチも見事で、素晴らしいネイティブの発音で発表をする子達に舌を巻いた。
やはり小さな頃から英語に触れるって、素晴らしい。
来た!!
母親達が色めき立ち、カメラを構える。
ミッキーさん達の登場である。
突然のミッキー一行の登場に、場内からは拍手と黄色い悲鳴(?)が上がる。
勿論事態に気づいた子供達は例外なく大興奮。
こいちゃんは興奮して涙目である。
卒業式にミッキーたちが来るよ、というのは知っていたが、やはり感動、大興奮。
会場は騒然となり、カメラを持つ親たちが右往左往である。
誘導されつつ、ミッキーさんとも写真を撮り、同じテーブルの卒業生さんとも会話が弾む。
ディズニーシーから駆けつけてくれたと言うミッキーさんは、船長みたいなスタイルで、恰好いい!
そしてもちろん、お料理にも舌鼓。
前菜、スープ、メイン、デザートと、可愛くデザインされた料理を頂き、卒業式ムードに酔いしれて、本当に幸せなひと時である。
ルー先生とマーク先生がわざわざ賞状を持ってテーブルまで来てくれて、こいちゃんいっくん緊張しつつもうれし顔。
キャンプでも一緒だったクレア先生も親しげに話しかけてくれた。
髪が長く伸びていて「?」顔の2人だったが、名前を聞いて気が付いていたようである。
運ばれた料理を頂きながら、DWEをしている子たちの映像などを見たりして昔を思い出す。
小さい頃にこんな感じだったなぁ~などとみていると本当に懐かしく、とても貴重な思い出である。
目をやれば、隣には卒業式の衣装を着て料理をほおばる子供達・・・
やっとここまで来たのだと思うと、本当に感動である。
食事も終わろうかと言う頃、子供達は舞台傍に呼ばれ、先生の掛け声で飛んだり跳ねたり、イベント同様歌やダンスが始まる。
子供がたっぷり楽しめるように終始先生たちは動き回ってくれるのだ。
子供達はミッキーさんのブロンズ像と賞状を持ち、先生達と写真に納まった。
一生懸命お祝いしてくれる先生を見ていると、「卒業はしたけど、やっぱり続けて行きたいなぁ・・」と思った。
ディズニーのおかげで児童英検GOLDが取れたり、英語でのコミニュケーションにも興味が持てた、子供達の物怖じしない性格も、そのおかげが少なからず影響しているのであり、何より親子で学べた喜びはかけがえがない、素晴らしいことだと思うのだ。
その後、同じテーブルだった子と、最後に記念写真を撮り、会場を後にした。
式用の服を脱いで片付け、荷物を受け取ってホテルを出たが、夢からすぐに覚めることが出来ずに、しばらく式の余韻を反芻した。
「やってて良かった、卒業できて良かった~」
この言葉を痛感した一日であった。
こいちゃん、いっくん、本当に卒業おめでとう!