どこかに連れて行ってやろうと思い、子供たちに希望を聞いてみると、
珍しいことに「駅前に買い物に行きたい」と言うではないか。
我が家から2キロとちょっとある。
車で行けば駐車場代がかかるし、自転車は雨が心配だしー…。
とのらりくらりしていたら、歩いていくことになってしまった。
家を出るときは曇り空だったのに、どんどん晴れ間が広がり、暑いほど。
2キロとは言え、どんどん疲れの色が見え始め、とうとういっくんが
「しんどい…、お腹すいた…」と弱音を吐き始めた。
すると、脇の溝の中に、タニシやザリガニ、魚までいる道に出た。
ここで、子供たちは大喜びで疲れを忘れて走り始めたのだ。
一気に遅れを取り戻し、駅前近くのラーメン屋でラーメンを注文。
一気に歩ききり、いっくんは公園に向かい、名前も知らない男の子と鬼ごっこで大はしゃぎである。
首からさげた携帯だけが頼りである…。
私はこいちゃんとショッピング。
二人でさんざん迷って、それぞれに商品を購入してホクホク…。
しばらくしていっくんと合流し、百貨店の地下を物色。
色々食べたいこいちゃんは、まさに目を白黒と言う状態で、フラフラと吸い寄せられるように美しいディスプレイが並ぶ店内を歩き回った。
「ケーキも食べたい…やっぱゼリーにしようかな…あ!!マカロンがある!!」と散々目移りした挙句、前回同様551の蓬莱に落ち着き、アイスキャンディーをおやつに食べた。
アイスは子供たちにしか頼まなかったので、いっくんは
「『当たり』が出たらお母さんにあげるからな!いい考えやろ。そしたら皆食べられるやん」と。
最期まで
「まだ、書いてあるかも(アイスに隠れている)かもしらん…」と慎重に食べたが、はずれだった。
キディランドでは、おばあちゃんから貰ったお金でいっくんは豆の玩具(押し出すとぴゅっと出てくるアレ)を。
こいちゃんはハロウィンのキャンディーマシーンを購入した。
子供たちもわくわくするのか帰りたがらなかったが、伴侶へのお土産に北海道市で売られていたインスタントラーメンなどを買ってバスに乗り込んだ。
行きで疲れたのか、バスに揺られていっくんはウトウト…。
私も眠かったが、無理やり揺り起こして目を覚まさせて、家まで3人で頑張ってあるいた。
今夜は早く寝よう…と思っていたが、結局この日も家にも入らず外遊びを始め、そのうちお友達も来てくれて、大縄跳びでエキサイティング。
あの「ウトウト…」が充電だったのか?
やっぱり子供たちの体力は底なしなのかも…。