泡が出る 新しい飲み口のビール

この日のリモート飲み会は、今入手困難と言われる、アサヒスーパードライ生ジョッキ缶にトライである。

普段発泡酒ばかりなので、生ジョッキ缶と言うプレミアがついていなくても「ビール」と言うだけでなにやら高級…。
心していただこう。
コンビニで先行発売された時には瞬く間に売り切れ、幻のビールとなったこちらは、未だにスーパーでも品薄らしい。

やっと飲める～♪

お風呂も済ませ、ほくほくでビールとつまみをもって2階に上がる。
リモ飲み相手としっかり乾杯。

なんでも、温めすぎると泡が出すぎるし、冷たすぎると泡が出ない、少々わがままなビールらしい。
温度は気を付けなければ…。
はて、我が家の冷蔵庫は何度設定だったかな？

この日の夜はちょっとガッツリサーモンのお寿司。
あぁ、ワクワクが止まらない。

醤油をたっぷりとかけて…。

いざ！

パンっ、といい音がしてがっぽりと大きく飲み口が開く。
画期的だ、飲みやすそう！

と思ったのもつかの間、あれ！？あれれれれれれ！！
画面が乱れ、そう、かなり慌てている私である。

ちょ、まって！まって！！いやぁ～！！！
慌てる私の画面の向こうで不思議そうな様子のリモ飲み相手。
そう、手元はあまり映っていないのだ。

この手元は…。

 

やってもうた…。
どうやら温度が上がりすぎらしい。
貴重な何ミリリットルかは、まずは机に飲ませてあげることに…。

とりあえずあふれ出る泡はずずーっとすすって、泣く泣く机にこぼれた分は綺麗にふき取った。
うーん、冷蔵庫の温度設定が高かったかもしれない…。

とりあえず落ち着いて乾杯の仕切り直しである。
美味しい！！
感動である。
少々活発過ぎた泡の感じもかなり口上りがよく、実にリアルなお店で飲むようなビール。
幸せすぎる。
サーモンのお寿司を食べながら、ビールが進む進む。

飲み進んでも消えない泡。
なんでも特別な缶の仕様になっているらしく、それが発砲の秘密らしい。
面白い…！
少々慌ててしまったが、次回は冷蔵庫温度をしっかり下げてリベンジしたいものである。

家飲みも全然悪くない。
いや、むしろベロベロになってもすぐに眠れるし、安上がりで家飲みの方がいいくらいである。

アフターコロナ、色々変わって不便になることもあるけれど、継続したいカタチもそれなりにある。

チョイスしながら色々と楽しみたいものである。