なぜ？今更オレガノにはまる

肉料理やサラダに使えるというハーブ「オレガノ」。

雑草のように育つし、旺盛だし、毎年切って捨てていたのだが今回お隣さんにお分けすることにした。
あまりに多かったのでお隣さんにも渡しきれず、私も食べてみよう…と挑戦してみることに。
なぜ切って捨てるくらいなら買ったのだ？と突っ込まれそうだが、当時は食べると思っていたのだ。
レモングラスもレモンバームも、レモンの香りのするものは好きだし、お菓子にも使える。
ミントは飲み物にもいいし、ミント水なんて作ってみようかな、と夢膨らみ色々集めた結果、ほぼほぼ観葉植物と化している彼らである。
時々、ほんのすこーしだけ使ってみたり、会社にもっていってさばいたりしていたが、夢見ていた優雅なハーブ生活とは程遠く…。
どうも飽きっぽい私なのである。

さて、今回のオレガノ、どうやって食べるべきなのか…。
とりあえず雨続きで砂だらけなので慎重に洗う。

ハーブ類は虫が付かないのが非常に楽ちんである。
とりあえず砂を落とすことに専念して何度も水を変えながら入念に洗う。
こう言ってはなんだけど、オレガノは購入した当時（十数年前）数回食べて

「ん？好みの味じゃないな…」と放置状態になってしまった。
さすがに十数年も経つと味も覚えていない。

ピザに、バジルを乗せるような要領で乗せて食べることも出来ると書いてあったので、似たようなものだろう、とパスタに放り込む。
文字通り放り込むだけの雑い料理…。
それが意外と美味しくて。
なんだ、この風味。
紫蘇も美味しいが、それに匹敵するガツンとした風味にいっきにはまった。
年齢が上がったから？好みが変わった？不思議で仕方ないのだが美味しくてしかたない。
オレガノだけ拾って食べ、さらにオレガノを追加した。

あっという間になくなるオレガノ。
さらに翌日はレタスサラダに混ぜ込み、塩とオリーブオイル、胡椒で和えていただいた。

これがまた美味しい。

あれ？あれ？おかしいな、変だぞ？？

不思議に思いつつあっという間に山のようにあったオレガノは数日でなくなってしまった。

こんなに美味しいなら、もっと食べたい。

これから紫蘇もオレガノもどんどんできる。

この風味を楽しめるなら、もっとまめに収穫して冷蔵庫に常備しておこう。

この夏の楽しみがまた一つ。
庭を眺めまわしてみるのも大切だなぁ…。