バイキングで朝ごはんを食べて二日目は朝から集合である。
しかしこの日は天気がいまいちで、どうも空が暗い。
陽があまり出ず、肌寒い一日となった。
9歳までの子供たちと、それ以上の子供たちとで別れてアクティビティを行うこととなり、こいちゃんといっくんがバラバラにならなかったことに胸をなでおろした。
バラバラになったら、どちらについて行っても恨み言をネチネチと言われることうけ合いである。
寒空でも子供たちはやっぱり元気!先生のGOサインで一気に駆け出す。
先生はクイズを出しながらハイキングをしたり、滑り台を滑ったり、と飽きないように子供たちを引っ張っていく。
驚いたのは、こいちゃんと同い年くらいの子供たちが先生の出したクイズのメモをさらさらと読んでいくこと。
耳慣れない単語もフォニックスで読んでしまい、よどみない発音に目がまん丸になってしまった。
文字を読むのがからっきし駄目なわが子たちは、気おされた様子で必死で声をそろえた。
といってもいっくんは一向に気にならない様子でシーソーで遊んでいた…あぁ、ドブに何かを捨てている…。
とは言え、体を動かしながらの英語はやっぱり楽しい!
沢山走って、山を越えて、芝生をコロコロ転がって
先生とも、ドッスーン!!
パンツの中まで芝生が入って、イテテテテ…。
皆で集まったステージでは、先生の指示に従いながらダンスである。
必死でついていこうと意欲的なこいちゃんに比べて、若干皆から離れてテンション低めのいっくん…。
それでも一応支持に従いながらがんばるいっくん。
超えた山を戻り、学年が上の皆と合流し、再びアクティビティが始まる。
先生の中でもかなりイカツイ部類に入ると思われる髭を蓄えた先生が、イースターバニーの姿で登場…。
皆の格好の餌食となり、追いかけられまくり。
イースターバニーは、プレゼントを持ってやってきた。
こいちゃんといっくんもプレゼント(ハンカチやキーホルダーなど)をもらいご機嫌。
すっかりなついたこいちゃん、バニーに寄り添ってランチの場所に向かうことになった。
お昼ごはんはサマーキャンプと同じ、お弁当である。
サマーキャンプでは暑さで完食するのが私でも難しい量があるのだが、気候が楽であることも手伝って、こいちゃんも私も完食。
いっくんがエビフライとポテトサラダを残しただけで、おにぎり3個も全て食べられるようになった。
大きくなったなぁ~。
お昼が終わってイースターの卵に着色していくのは、こいちゃんもいっくんも大好きな作業。
さらにその卵をイースターバニーが庭中に隠し、盛大な宝探しとなり、子供たちは大はしゃぎし、たっぷり楽しんだ。
フリータイムはもちろん体を休めるためにホテルに戻る家族もいるのだが、私たちは先生と一緒にハイキングである。
先生たちと遊びながら山頂に上り、写真を撮ったりして一休み…。
楽しい時間を過ごして解散してから、こいちゃんは園内にあるアトラクションに行き、長い長いコースターに乗った。
自分でブレーキを調整するのがとっても楽しそう。
いっくんは残念ながら身長制限で乗れず、悔し涙を飲んだ。
フリータイムの時間を狙って、今回仕事で来られなかったお友達が来てくれた。
3人で一緒に迷路に入り、ちょっと遊べてラッキー。
部屋に戻って休んでから、支度をして皆でディナーに向かう。
毎晩バイキングなわけだけど、内容が前日と違っていて、ついつい食べ過ぎてしまう!!
沢山の種類のデザートもたっぷりと食べて、後で気づいた。
キャンプファイヤーでマシュマロ食べるんだった…。
立ち止まると凍ってしまいそうなほど寒い夜である。
はしゃぐ子供たちに続き、がたがた震えながら芝生をふみふみ丘を超え、キャンプファイヤーの場所についた。
先生達と歌を歌って、踊って最後の夜である。
炎が嬉しい…!
火が少し穏やかになったところで、マシュマロを焼くのだが、子供たちはもう待ちきれない様子で、夢中でマシュマロをお代わりした。
いっくんは数個食べて「おなかいっぱいー」とスティックを返却したが、こいちゃんはなんと14個も食べて大満足。
「私は、14個も食べた!!」と言いふらした。
いつの間にかマシュマロ食い競争みたいになってるし…。
お話をして、お休みの歌を歌い、最後の夜が終了。
子供たちはお友達と温泉に入り、寝る間際までやっぱり遊び続けた。
翌日は帰る日だと思うと、名残惜しい…。
それがわかっている子供たちは、この日も部屋に帰りたがらないまま夜は更けていった。