特にこの日は体が重く、冷房と熱風の交互の攻撃にとうとうダメージも現れ始めた様子である。
食欲も全くないが、子どもたちには何か食べてもらわないと…と近所に出来た新しいホルモンのお店にゆくことにした。
いっくんはホルモンと聞いて「えぇ…」と言って顔をしかめたが、こいちゃんは興味津々。
初めてのホルモンだったが、全く物怖じしないのは素晴らしい事である。
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普通の焼き肉屋でもこいちゃんがよく頼むタン。
いっくんは無難にカルビだ。
ここで頼んだのはタンカルビで、味わいも全然違うようである。
ちなみに私は全く食欲がないので、こいちゃんが食べる様子をつまみにビールを飲むという状況である。
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にんにく焼きもこいちゃんが面白がって注文した。
小さな器にごま油とともに出てくる。
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焼く様子を見ると食欲がなかったはずの私も思わずゴクリ…。
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こいちゃんが嬉しそうに肉を焼く様子にビールが進む。
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いっくんはホルモンはやはりNGで、卵かけご飯とカルビを注文。
カルビは肉が分厚く美味しかったようで「うまいうまい!」と喜んで食べた。
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てっちゃんも追加注文。
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「どんなんかなぁ」と目を輝かせるこいちゃんである。
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しびれとせせりも注文。
しびれは「君の○臓を食べたい」と言う小説で感化されたらしく食べてみたくなったらしい。
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にんにくいい感じ。
ホクホク美味しくお肉と最高に合う。
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最後はかすうどんでしめたこいちゃん。
本当にびっくりするくらい食べた。
食に対する興味について、私は彼女を尊敬する。
食べたことがないものを口に入れて咀嚼する、それを飲み込むということが、抵抗なく行える。
それを楽しめるこいちゃんはとっても得な人生だといつも思っている。