台風一家

こいちゃんいっくんスキーを楽しむ

以前からかなりしつこくおねだりされていたスキーにやっと連れて行くことになった。

朝からとっても良い天気。

ハイテンションの子供達は車中でDVDを見たりしていたが、それでも早くスキー場に行きたくてウズウズ待ちきれない様子。

人工スキー場とはいえ、連日の寒さで雪もしっかりとあって、何より晴天だったのが素晴らしくイイ。

そして今回は初の試み・・・・この度2人に携帯電話を買ってあげることになったので思い切って子供達だけでスキーを!

第一、私が一緒にスキーをしたところで、バラバラに滑る2人をぴっちりマーク出来るわけがないし・・・。

子供に靴とスキー板とストックのレンタル券を渡してすべての工程を子供達だけでこなしてもらうことにした。

お母さんが傍にいなくなる・・・と思った瞬間から何だか子供達はしっかりしてくるもので、レンタルの場所に自分達で向かい、チケットを出して交換をお願いする。

私は子供達の後をついて歩くだけで、全く手出しをする必要がなく、勝手にブーツを履いてスキー板を装着していた。

さらにここから初チャレンジしたのは、リフト券とパスケースの購入。

こいちゃんに2人分の一日リフト券とパスケースのお金を渡すと結構大金&小銭持ちに。

心配に思いつつも「下に着いたらこいちゃんといっくん2人分の券を買ってパスケースに入れて、お釣り(ちょうどなかった)を返すために、すぐにリフトで上がってきてね」

と少々複雑なお仕事を説明。

いっくんには「お姉ちゃんと絶対離れないで、お姉ちゃんが券を買ってくれるからね。くれぐれもゆっくりすべって」と簡潔に説明。

耳にタコが出来るほど説明すると「うん、うん」としっかり頷いていたいっくんだったが・・・。

久しぶりのスキーに「おぉぉ~、結構怖いな~」と徐行で滑り始めたこいちゃんを全く無視して、テンションのあがったいっくんはこいちゃんを抜き去り直滑降。

「待って、いっくん待って!待って~!!」とこいちゃんの必死の声が響きわたっていた。

ドキドキしながら待つこと十数分。

こいちゃんといっくんが腕にパスケースをはめてリフトで上がってきた。

こいちゃんからお釣りも受け取り、胸をなでおろした私は二人に「スピードを出さないように、気を付けて」と繰り返して駐車場の車に引き返した。

おつまみ豆を食べようと袋から出したら、パンッパン。

気圧が違うからだろう、高いところまでやってきたのだ。

その後、お昼ご飯を食べるため、子供達を車に呼び戻した。

スキーも楽しいが雪遊びは格別らしく、ご飯を食べ終えた2人は駐車場の脇で雪遊びである。

ご飯の後は再びスキーに向かう子供達。

晴天で暖かく本当に視界もいい状態。

 

おととし買ったスキーウエアは、今年が最後っぽい。

子供の服って、すぐに着られなくなるなぁ・・・。

2人でどんな風にリフトに乗ってくるのか見ていたら、「いっくん、早く!!はやくぅ!!」と、けたたましいこいちゃんの声が響く。

いっくんがリフトから降りるタイミングが間違わないか、気が気ではないようである。

たぶんこいちゃんよりいっくんの方が運動神経はいいはずなのだが、そこはやっぱり姉として、弟をしっかりフォローしたくて必死なのだ。

私を見つけると嬉しそうに手を振り、すぐに滑り降りて行った。

本当に楽しいようである。

夕方近く、ちょっと暗くなってきたが、それでも二人は何度もリフトに乗り、スキーを楽しんだ。

「リフトが混むから面倒臭かったなぁ。追い抜いて行く悪い人もいたけどね~。」などとボヤいたりもしていたが、それでも姉弟で列に並び、ルールを守って1日遊べたようである。

責任感を持って行動出来た様子が話の中から伺い知れて、少し頼もしくなったような感じもするのである。

のびのび遊ぶ子供達を心配しつつ車中で過ごした1日は少々疲れるものではあったが、何よりケガがなくて本当に良かった・・・と胸を撫で下ろしたのであった。

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