6/3(日)
私たちは懐かしい淡路島の北淡公園に向かって出発。
原子力発電や、広島の原爆について興味があったルルなら、日本の災害についても何か感心があるのだろうか?
久しぶりに向かう北淡公園に、若干子供たちも懐かしそう。
いつもの明石海峡大橋を渡り、晴天の中順調に車は進む。
さくらちゃんもみんなと一緒に行動出来て朝から興奮しつつもご機嫌である。
晴天で景色もきれい~。
日傘がないと辛い!
私は日傘を手放すことなくさくらちゃんを散歩させる。
淡路パーキングエリアに到着し、ドッグランに向かうとさくらちゃんを放牧~。
いつものようにびびってしまったさくらちゃんはすぐに私の膝に乗りたがりはじめ、ドッグランを出ることに…。
リードをしてもらっているときの方が生き生きしているように見えます…。
北淡公園は人がまばら…。
昔はもっと人が多かったように思うけど。
大切な施設なので忘れることなく受け継ぎたいと思うのだが、なかなかうまく行かないのかな…。
勝手に心配してみたりする。
皆でここでお昼ご飯を食べることに。
猛暑…。
溶けてしまいそうである。
子供たちが震災記念館に入っている間、私とさくらちゃんは散歩に出かけることにした。
みんなは地震体験したり…。
勿論犬は入場できない。
建物の周りをうろうろ。
さくらちゃんは新しい匂いに嬉しそうである。
散歩も終わり、皆を待つさくらちゃん。
今か今かと出口を見つめている様子。
時期にみんなは出て来て、大喜びしたさくらちゃん。
簡単なお土産を買い、帰りの車に乗り込んだ。
あまり地震のない国、ドイツからきたルル。
そんなルルに伴侶は「日本は地震の多い国なんだよ」とレクチャーしていたのだが…。
今日、2018/6/18大阪でとても大きな地震が起こった。
子供たちを最寄りのバス停まで送り、伴侶を駅に下ろすとそのまま会社に向かった私。
あと少しで会社と言うところの片側2車線の大通りで、激しい衝撃にも似た感覚を受けた。
始めは何が起こったのか判らなかった。
スピードが乗っていたとはいえ、私の走らせていた車はキャブワゴンタイプと大き目にも関わらず横揺れの衝撃に真横に移動したのだ。
隣を走っていた車にぶつかるのではないかと言う恐怖と、何が起こったのか理解できない状態のまま徐々に速度を落とし、赤信号で止まった。
今のは何だ?
ハンドルを握ったまま耳を澄ませると強風時に聞こえるような「ごうごう」と言う音が聞こえ、一瞬、強烈な横風かと思った。
違う!と思った瞬間寒気がした。
看板が、信号が、電柱が、見たこともないほどしなりながら揺れていた。
自分の乗っている車も勿論揺れていて、逃げ道のない恐怖にパニックになりかけた。
すぐに目の上に合った電光掲示板のサインがすぐ近くの高速道路が通行止めになった表記に変わる。
震度6.1の大きな地震だったのだ。
揺れが収まると、先ほどまで一緒だった子供たちや伴侶の事が心配になった。
幸い、こいちゃんからすぐに連絡があり、いっくんと一緒だという事で胸をなでおろした。
こいちゃんはバスを降り、橋の上にいたため大変揺れたらしい。
いっくんは突然の腹痛にバスを降りてすぐの公園トイレに向かったらしいが、ズボンを下ろす手前で地震に合い、便意は遠のいたらしい。
ルルは電車を降りており、学校に向かっているところであった。
伴侶は電車に缶詰め…。
さくらちゃんは!?
会社には自宅待機を告げて帰宅し、玄関を開けると若干震えつつも突然の私の帰宅に狂喜乱舞するさくらちゃんがいた。
ガスは止まっていたものの、電気、水道には異常がなく破損したものもなかった。
落ちていたのは洗面所のヘアケア用品くらいで、安堵した。
いっくんは帰宅してすぐに家の周りをまわり、点検し、ガスを再開するための作業を行ってくれた。
こいちゃんは地震を経験した人がPTSDなどで未だに苦しむことがあるほどの恐怖を味わうと言うのが少し判った、とこわごわ言った。
ルルはしきりにドイツの両親と連絡を取り、自分の無事を伝えていた。
こんな日だけど、仕事に行った伴侶はまだ帰宅していない…。
勿論無事を確認できているのではあるが、いつ余震があるか判らない。
書き上げていないブログがあるので、能天気な記事が続きそうだが、リアルタイムではしばらく緊張の毎日が続きそうである。