寒くなってきた。
アンダーコートのない犬種であるさくらちゃんは冬にめっきり弱い。
ファンヒーターつけると遠くから走ってきて1番暖かい場所を陣取る。
ぬくぬくのカーペットの上に上がり、電気が付いていないと寂しそうに帰ってくる。
お風呂では熱々のミニお風呂に自分から入り、背中にあたるシャワーに「ぐうぐう」と喜びの声を出しながら目を細める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/15/bf633997a01eb6de61aace77cb39ad73.jpg?1604756153)
ちなみにこの日はこの格好で怒られているところである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/d6/799d078e263fdeda55d2641e8d297865.jpg?1604756143)
ゴミ箱に入っていたティッシュをあさり、居間をぐちゃぐちゃにしていたのだ。
鼻先にティッシュを見せるとすぐさま尻尾を丸めるのだが、それが可愛くて怒れない。
低くて怖そうな声を発するものの、その内容は「なんでそんなに可愛いの!いいかげんにしなさい。可愛すぎるわ!食べちゃうよ!」などとおおよそ説教とは別の文言が口をついて出てしまう。
声のトーンを和らげるとすぐさまひざに乗ってきて顔をペロペロ舐めてくる。
タイミングもよくわかっている。
ダメだ、完全に虜だ。
洋服姿に余計骨抜きにされてしまう、寒い秋の日のことである。