さくらちゃんの策略

朝のタニパトで、アガベさんが抜けていることに気がついた。

ちゃんと根っこが出ている！

ホッと胸を撫で下ろした。

沢山の赤ちゃんを譲ってもらったので、絶対に枯らすわけにはいかない。

とりあえず根っこが出て第一関門クリアである。（私調べ）

さて、我が家の姫様さくらちゃん。

半年前からある行動を取るようになり少し困っているのだ。

我が家では朝ご飯晩ご飯の二回、ドッグフードを与えている。

が、やはり毎日のドッグフードは飽きるらしく…。

少し食べて。

私を振り返る。

「アレはしてくれないの？」

とでも言いたげ。

私が知らんぷりをしているとしつこくアピール。

実は、少し食べてから味変のふりかけをおねだりして来るのだ。

またか…。

わんこ用お菓子を少し砕いて満遍なくフードに振りかける。

「待ってました」とばかりに少し食べてやめる…。

満遍なくかけたはずなのに、少しだけ残して私を見上げるのだ。

どう考えてもおやつ欲しさの確信犯である。

かけてあげると食べ始める。

そしてまたやめる。

ほら！ほら！残ってますよ！！

と、私がふりかけをかけるまで見上げ続けるのだ。

とてもしつこい…。

コレだけしかないのに、残してふりかけが降ってくるのを待っているのだ。

仕方なくお菓子を砕いてフードにかける。

すぐにがっついて「ほら！ほら！」と私を見上げるのを繰り返すのだ。

え？！

コレはズルいでしょ！！

と、言いたくなるが、フードが無くなるまで執拗に繰り返すのでたちが悪い。

それでも痩せてきているさくらちゃんには少しでもフードを食べて欲しいのだ。

おやつをかけると最後の粒を食べ切った。

はい！デザートは？！

私を見上げて食後の野菜をご所望…。

白菜をあげると何も食べていないかのようにかぶりつく。

真剣にフードの分量が間違えているのではないかと疑う。

歳をとって吸収が悪くなっているのかもしれない。

全く太らないし、良い💩をするので、出来るだけ食べたいだけ食べさせている。

小さなワンコ脳で必死に考えて工夫しているようである。