とうとう年長となり、幼稚園で最後の誕生日会となるため、サプライズを用意しようと考えた私は伴侶に会社を休んでもらい、こっそり幼稚園に向かうことに。
それまで、毎日のように「2人で幼稚園にきて欲しい」と訴えるこいちゃんにのらりくらりと返事をしつつ、当日は伴侶が家にいることを隠すため、パソコン部屋に鍵をかけてこもり、子供たちが出てから降りてくるという念の入れよう。
やっとこいちゃんといっくんが幼稚園に行き、降りてきた伴侶は朝食もトイレも我慢しながらひたすら子供たちが出て行くのを待っており、すでに少々疲れた顔をしていた。
幼稚園に着き、伴侶をみつけたこいちゃんは驚きつつも満面の笑み。
隣に座る同じ誕生月の女の子にしなだれかかり、ひたすら照れつつ喜んでいた。
こいちゃんがこの日のために練習した鉄琴を披露し、歌を歌い、誕生日プレゼントの歯ブラシセットをみんなの前で渡したりしながら、始終笑顔。
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こいちゃんに一旦別れを告げて、伴侶と2人でランチに出かけた。
普段会社に通う伴侶が近辺のレストランでランチをすることなどなく、ゆったりとした店内で頂く若鶏をステーキを前に「こんなところでランチできていいな」と羨まし(恨めしい?)そうなコメントを漏らしていた。
子供たちが帰ってきてから、伴侶は「外食しよう」と言う。
またぁ?と思う私に伴侶いわく「大人だけ外食したら子供が可哀想」。
こいちゃんといっくんの食べたいものを統合すると、どうしてもピッタリ来る店がなく、結局2人の言い分をちょっとづつ妥協させながら「びっくりドンキー」に連れて行った。
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こいちゃんが生まれて6年。
楽しいことも悲しいことも、サプライズも、これからも沢山与えてあげられたら、本当に嬉しいことである。