とっくに5月にはいった頃、伴侶は五月人形を出した。
「5月だね、人形は結局出さないの?」
と私がきいて、初めて思い出した伴侶。
慌てて人形を出す。
今年最後…ってことで話していたのに随分ぞんざいである。
荷物だらけだけど、周りは片付けずに出すんだね…。
段ボールだらけの応接目にそのまま設置するのが伴侶クオリティ。
伴侶は五月人形に思い出はあまりないと言うけれど、赤ちゃんだった伴侶は飾りの柏餅を食べたらしい。
伴侶は五月人形に思い出はあまりないと言うけれど、赤ちゃんだった伴侶は飾りの柏餅を食べたらしい。
まぁまぁな思い出を持っているではないか…。
さて、5月5日を過ぎて、もう片付けなければならい。
さて、5月5日を過ぎて、もう片付けなければならい。
始めは「今年を最後にお寺で拝んでもらってから処分してもらう」と言っていたのだが伴侶が捨てないと言い始めた。
そんな風になると思っていた。
「ひな人形だって捨てなかったじゃん」だと。
優柔不断な上に中途半端な理由で抵抗しようとする伴侶。
五月人形は別にいい、などと言っていたのに結局執着があったようである。
五月人形は別にいい、などと言っていたのに結局執着があったようである。
伴侶は幼稚だが…まぁ、人形に罪はないし…ね。