パッションフルーツ食す

まだシーズンでもないのに、水遣りが行き渡っていなかったのか、鉢が小さすぎるのか、あるいはその両方か、パッションフルーツの実が落ちていた。
がっかりした私はそのまま捨てることも出来ずに花瓶に突っ込んでいたのだが、それを見つけた梢が食べたいと言い出した。
自分の背の高さよりはるかに高い棚に置いていたのに、かなり目ざとい。

どうせ完熟もしていないパッションフルーツ。
中を見るだけで満足だろう、ときってみると、以外と甘いにおいがした。
こいちゃんに渡すと、いっくんと二人で分け合って、仲良くぺろぺろ。
私もなめてみたが、あまずっぱく、これが完熟したらさぞかし美味だろうと思わせる風味であった。
結局こいちゃんは、なぜかタネまで食べてしまった。

まだ木についたものが3つあるので、何とか完熟するまで持っていきたいものだ。
今度は身震いして口からだしたいっくんをもうならせるような美味な果実になっていればよいのだが…