６時台に出れば、辺りは比較的涼しくて快適だ。
さくらちゃんが気になる方に行かせると、やっぱり獣がいそうなところばかり匂いを嗅いで歩き回る。
なんの匂いかな〜、と不用心に踏み込むと…。
いて！
野ばらが肉球に刺さったのか、慌てて足を引っ込めて駆け戻ってきた。
都会のように安全な道路ばかりではない。
さくらちゃん身をもって体験…。
少し進んだところで猫に遭遇。
飼い猫らしい上品そうな毛の長い猫。
猫はさくらちゃんを見つけると少しだけ歩いたところで止まり、私達を見下ろして余裕ありげにしっぽを体に巻き付けて座った。
体の大きさはさくらちゃんより大きく「犬」と認識してもらえていたのかどうかも怪しい…。
猫の多い島らしく、また少し行ったところで３匹の猫と遭遇。
今度は１匹が毛を逆立てて威嚇し、さくらちゃんは慌てて私の方に走ってきた。
おこられたよ〜、とでも言いたげに。
３匹の中で一番小さかったが、今回は犬と認識してもらえたらしい。
猫の匂いもいっぱい？
冒険しまくりさくらちゃんである。
顔の散髪もして少しスッキリ。
実家に来ると長い時間一緒に要られて、何度も散歩に行けて、幸せそうなさくらちゃんである。
