ホットチョコレート

時々、無性に自分を甘やかしたい時がある。
大体、体が疲れているときや、精神的に元気が持たないなー、と感じるとき。
可愛いものをぐちゃぐちゃーっと愛でて、顔をうずめながら甘えるとホッとするのは私だけではないはずだ。

さくらちゃん、最適。
彼女の鼻に時分の鼻をくっつけて、お腹に顔をうずめて思う存分犬吸い。
肺いっぱいにさくらちゃんの香りを吸い込んでほっこり…（変）

さくらちゃんも何だかわからないながらも愛でられている気配を感じ、ほっこり…。

ウインウインの関係である。

さて、人間にはさらにスイーツという手段がある。
何の気まぐれか、バレンタインデーに伴侶が買ってきてくれたホットチョコレート。

贅沢だなーと思えてなかなか封を開けられなかったが、思い切って頂いてみることにした。

カロリー高いのはわかっている。
コレステロールにも悪影響なのもよく把握している…が、今は思い切って頂こう！（疲）

ミルクをレンジして、ぐるぐるーっと混ぜているとチョコレートが溶けてきた。
もう、美味しそう！
とにかくチョコレートは大好きである。

もしかしたら、上品で高級なクッキーなどより素朴なチョコレートの方が勝つんじゃないかと思うほどのチョコレート信者なのだ。
ちゃんと溶けてきた。
凄い、いい香りもしてくる。

ココアみたいな色になってきた。

しっかりと濃い～とホットチョコレート。

完成。

ココアと違って、チョコレートを飲んでいる（そのまま）って感じがして本当に美味しかった。
永遠に続けばいいのにと思うチョコのいい香り、のど越し、本当に美味しく、とてつもなく甘い。

幸せ～！！

そしてさくらちゃんを散歩に連れて行こうと外に出たら、その気持ちに水を差すかのように鳥が死んでた。

うぁぁぁ…かわいそう…どうしよう…。
車にぶつかったのかな？寒すぎたのかな？

帰ってきたら埋めてあげないと…え、私が？

 

おののく私とは正反対に、さくらちゃんは完全スルーで散歩に一直線。

さくらちゃんのお鼻はぶっこわれてるんかな？
寄って行かれても戸惑ったとは思うが…もうちょっと気づくとかないのかね…。

こんな調子だったから帰宅した時も素通りで、私は鳥さんのことをすっかり忘れていたのだ。
そして、気が付いたら鳥はいなくなっていた…。
完全にお亡くなりだったので、おそらくこの近辺をテリトリーとするお猫さんが持って行ったのだろう。

うーん、鳥さんの命が無駄にならずにすんでよかったのかな…。