微熱ではあったが、残念ながら断念することに。
いけなくなった旨の連絡をいれてすぐに「現場が大雨で中止になりました」と連絡が。
不幸中の幸いと言うか、悔しい思いをすることもなく、のんびりと過ごすことになった。
こいちゃんの微熱は上がったり下がったりしてはいたが、そんなにしんどい訳ではないらしく横になってテレビを見たり、ドリルをしたりして居間ですごす。
が、いっくんは退屈である。
伴侶がいっくんを連れ出してスーパーに行った所、一日缶詰だったいっくんは喜んだ。
もうあたりは薄暗く、いつになって帰ってくるのかと心配したのだが、二人が帰宅したのは、外が真っ暗になってからだった。
帰り道はいっくんもくたくただったらしい。
が、たっぷり公園でうっぷんを晴らして、大変ご機嫌であった。
こいちゃんの熱は翌日も微熱として続いたが、しつこいうがいのお陰か咳は止み、月曜日には下がっていた。
すっかり元気になり幼稚園に行くこいちゃんの頭は編みこみでいっぱい。
卒業写真の記念撮影が行われる日だったのだ。
なんとか写真にも写れて、夕方は友達宅で遊び、今日もぐったり、8時には眠りについた。
キチンと敷き詰めたはずの掛け布団も団子のようになり、その上に太くなった足を放り出して二人がベッドに「散らかって」眠っている。
時折寝言を言いながら、一体どんな夢を見ているのやら…。