台風一家

京都 高台寺

突如「今週は京都に行こう」と、思い立った。
七夕も近いし、何かしらやっているだろう。
安直な思考のもと、京都は高台寺に向かうことにしたが、残念ながら伴侶が珍しく仕事に。
仕方ないので向こうで落ち合うことに決めて、学校から帰った子どもたちと車に乗り込んだ。
連日試験があった子供達。
いっくんは疲れが出たのか眠りこけてしまった。
真面目に勉強してなくても疲れるんだね…。

豊臣秀吉の妻、寧々のお寺、高台寺。
歴史に弱い私だが寧々くらいは知っている。
駐車場に車を停め、さくらちゃんもいるし、散歩しよう、と方向音痴の私を筆頭に三人であるき出した。
やはりお楽しみはここからでしょう。

店長さん曰く、ネット検索で一番上に出てくるほど抹茶アイスが有名な店で、一缶一万円する高級なお茶を使ってるとか。

本格的な苦味が大変美味しい。

店長さんの説明も意に介さず、いっくんはかき氷を注文。
我が道を行く。
「いちごの感じがリアルやわ!!」
ホンマか…。

二年坂に到着。
子供達にはコケちゃいけないよ、と説明をし、念のためさくらちゃんは抱っこである。
「あっ!」
などとわざとらしくよろけたりするのは、やはりいっくんのお約束。


景色が素晴らしい。
やはり京都って美しい。

いっくんは大好きな生八つ橋を探して歩き回った。
高台寺は夜間拝観のつもりで出てきたのでお店はどんどん閉まってゆく。
そんな中でゲットした生八つ橋だから喜びひとしお。

こいちゃんもお友達のお土産も購入して一安心である。

生八つ橋を求めて(?)歩き回っているうちにどんどん遠くにきてしまったようだ。
私は方向音痴だし、子供達はひたすら何かを求めて歩きたがる。

良さげな階段を見つけて皆で座り、買ったばかりの生八つ橋にかぶりつく。
しかし、ここはどこだろう…。
お寺のようだが閉まっているらしく、同じように休憩しているらしい人たちがたくさん。

看板(?)を読むと、なんと清水寺だった。
昔来たときのイメージと随分違う。

随分歩いてきたものである。
さくらちゃんもヘトヘトで、歩かなくなり私の膝から降りようとしない。あたりが暗くなり始めた頃、息を切らした伴侶と合流した。
これで迷子の心配から開放されたというわけだ。

夜の京都もかなり美しい。
カメラのモードを切り替えて撮りまくる。
少し涼しくなったからか元気よくさくらちゃんもあるき出した。

ここで、一旦さくらちゃんだけ車に戻り晩御飯である。

高台寺はワンコ禁止のため、さくらちゃんを残して向かうことにした。
今回のメインはこの七夕飾り。
大量の願い事をぶら下げて、笹がおもたそうに見える。

願い事は後にして、境内に入ると七夕まつりのジャズ演奏がちょうど始まるところだった。
お寺でジャズ!
残念ながら撮影は禁止であったが、実に素敵だった。
星に願いを、など星にちなんだ曲がとても素敵でほっこり…。

演奏が終わり、ライトアップされた敷地内を回ったが、見事なお庭である。
池に映る緑が余りにも鮮明で深い谷になっていると勘違いしたほどきれいだった。

と、しばらく歩いたところで伴侶が「痛っ…」
とうずくまった。
いつまでも歩けずにいる伴侶に声をかけたところ、
「何かに刺された…」
またまたあ〜…大袈裟なんだから…
と、見ていたらどんどん足が腫れてきた。
やばいんじゃない?
痛がり方からみてムカデ?
とにかく痺れと痛みがひどいらしく、虫さされの薬を置いている車まで走って戻ることに。

残念ながら素晴らしい景色の中を高速で駆け抜けるおかしな家族4人。
もったいないので足早に、ひたすらシャッターを切る。

そしてこの竹林。

大迫力である。

山を降りたところでようやく願い事を書くことに。
伴侶は痛がりながらもなんとか願いを書く。

誰だこんな願いを書いたやつは…。
息子よ、そんなに金に困っているとは。
いっくんの願い事はゲームやお金ばかりである。

笹に結びつけて完了。

親はもちろん家族の健康と幸せを願う。
子供達には想像がつかないほど、親は子供の幸せを願ってる。

なのに…。

親の心子知らず…。

車に戻って薬塗りまくりの伴侶は気の毒だったが、京都には詳しいので運転をおまかせ。
帰り道は蕎麦屋に入り、薬をぬりぬり注文を。

外人さんばかり。
有名なお店かな?

そばの実入りのお豆腐。
こいちゃんの希望で頼んでみた。

そばの実の食感と香りが美味しい。

いっくんが頼んだ穴子そば。
穴子、大きい!

私達が頼んだかも汁蕎麦。
熱々のおつゆに付けて頂く。
出汁がよく出ていて、細麺のそばによく合う。(太さは選べる)

お腹ぽんぽん。
蕎麦湯を頂いてお店を出た。。

お店の外観。
やっぱり国産が嬉しいなあ…。

京都タワーを眺めながら帰路につく。
京都は本当に楽しい。
また来ようね、と皆で約束。

まだまだ子供達と色んなところに行ける贅沢。
噛み締めながら過ごしたい。
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