河川公園でバーベーキュー

ローラーブレイドをしに河川公園に行くことになり、伴侶が前日つった鮎を焼くため、バーベキューもすることになった。
子供達はシロツメクサを摘んだり、自転車を乗り回したりして思い思いに楽しんでいる。
その間に伴侶はソーセージやチーズを燻製したり、私は火を熾したりと、何かと忙しい…。

家にあった肉や野菜、ローズマリーなどのハーブに埋もれるように、「鮎」…。
何だかちょっとかわいそうである。
これがなかなか、伴侶の捌き方や洗い方が良かったのか臭みがなく、大変美味しかったのだ。

こいちゃんは鮎を何匹も食べて「美味しい」を連発。
肉にも興味が薄く、鮎を一口で放り出したいっくんは、ご飯を具なしでガツガツ食べ
「ご馳走様！！」

片付けを済ませて、自転車とローラーブレイドで向かったのは噴水。
暑さから服を脱ぎ捨てた子供達は肌着とパンツで泳ぎまくる。
水深30センチ程度の噴水に寝転び、ごろごろとローリング。
ちょっとでも体を浸けようと必死である。

私たちはその周りをローラブレイドで散策したり、しながらのんびりすごす。
が、何しろすごい暑さで、滑っていると汗が滴り落ち、目に入るほど。
裸で走り回る子供達が大変気持ちよさそうである。

脇に設置された噴水から、水が霧となって噴出し始めた。
すぐに子供達も集まり、こいちゃんといっくんも走ってきたのだが、二人が到着すると終わってしまった…。
こいちゃんが寂しそうに先ほどまで噴水が出ていた箇所に立ちつくしていると、突如噴水が再開！
大きな噴水の中に飲まれた形のこいちゃんは、恐怖から出てくることも出来ず、しばらく噴水の中央で固まっていた。
正気を取り戻したこいちゃんがやっと噴水から出てきて、大興奮でまた噴水に向かっていった。
水の嫌いないっくんは近くまで行ったり、虹を喜んだりするものの、噴水の中には入れず。
遠巻きに「すっげええ、お姉ちゃん」を見守った。

びしょぬれ子供達の唇が青くなってきたころ、服を着替えさせて水遊び終了。
さて、帰ろうかとローラーブレイドを脱いだり、帰る支度をしていたが、こいちゃんは自転車を一輪車に交換して、再び遊びに行ってしまった。
そんなこいちゃんを追いかけていっくんも自転車で向かう。
体力を使い果たした私は車のトランクに座ったまま、呆けたように休憩。
炎天下、やっぱり私は子供の体力にはついていけなかった…。
まだ6月だというのに、先行き不安である…。